安食 (栄町)
安食 | |
---|---|
安食駅駅舎 | |
北緯35度50分27.1秒 東経140度14分15.9秒 / 北緯35.840861度 東経140.237750度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 千葉県 |
郡 | 印旛郡 |
市町村 | 栄町 |
標高 | 13 m |
人口 | |
• 合計 | 5,972人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
270-1516[2] |
市外局番 | 0476[3] |
ナンバープレート | 習志野 |
※座標・標高は鷲町集会所付近 |
安食(あじき)は、千葉県印旛郡栄町の大字・町丁。郵便番号270-1516[2]。
地理
北は茨城県河内町小林町歩、北東は須賀、東は酒直、南は印西市下井、南西は印西市酒直卜杭、酒直、西は印西市安食卜杭、安食卜杭新田、北西は和田に隣接している。地内に安食台と隣接している。飛び地があり、印西市下井に隣接している。
小字
小字は以下の通り[4]。
- 皀前(さいかちまえ)
- 堀口(ほりぐち)
- 五斗蒔(ごとまき)
- 米ノ内
- 糖谷(ぐみざく)
- 大隈(おおくま)
- 山崎(やまざき)
- 袖ノ木(そでのき)
- 田中(たっちゅう)
- 十五町歩(じゅうごちょうぷ)
- 前新田(まえしんでん)
- 上前(かみまえ)
- 辺引前(へびきまえ)
- 大洲(おおす)
- 五貫州(ごかんす)
- 向州
- 大蒲(おおかま)
- 輪胴(りんどう)
- 大台(おおだい)
- 六反田(ろくたんだ)
- 道面(どうめん)
- 山中(やまなか)
- 鴻ノ巣(こうのす)
- 小台(こだい)
- 高田(たかだ)
- 下埜(したや)
- 谷前(たにまえ)
- 下前(しもまえ)
- 外下埜(そとしたや)
- 立島(たてじま)
- 新堤下(しんつつみした)
- 新堤上(しんつつみうえ)
- 葭河原(よしかわら)
- 木塚(きづか)
- 天王前(てんのうまえ)
- 十王(じゅうおう)
- 長辺田(ながへだ)
歴史
江戸期は安食村であり、下総国埴生郡のうち。はじめ旗本本多氏領、のち幕府領、元禄14年から佐倉藩領、享保8年から淀藩領。なお「旧高旧領」では幕府領も見える。村高は「元禄郷帳」1,545石余、「天保郷帳」「旧高旧領」ともに1,671石余。天明6年差出帳によれば、反別田76町1反余・畑78町7反余・屋敷2町9反余・新畑屋敷7反余、ほかに御林9町歩・野地畑15町歩・野地53町8反余・百姓山34町1反余、家数260・人口1,301、馬84、郷蔵屋敷、津出場、および舟渡場3か所があり高瀬舟9・舫艇2、本田囲堤3か所のほかに新畑堤囲・狭堤・春溜堤、春溜14か所、年貢米のほかに夫役永2貫686文・下草銭永500文・百姓山銭永2貫185文・川役永1貫563文・鳥役永10貫50文・草銭永250文鐚500文を納入。また天保13年の農間渡世は、質屋・旅籠屋・菓子屋・居酒屋など66軒(山田家文書 / 県史料下総)。安食河岸は、北浦・霞ヶ浦からの鮮魚を行徳(江戸)にむけて陸送する要地にあたり、布佐河岸よりの鮮魚街道とともに輸送量が多かった。長門川流域の卜杭野は当村百姓などにより寛文4年に開発され安食卜杭新田となり分村する。また、同川下流域左岸の野地はもと大瀬野と称したが、江戸初期に開発され布鎌新田の一部となる。明治6年千葉県に所属。同22年下埴生郡に編入。明治6年安食小学校開校。神社は鷲賀岡神社・駒形神社など、寺院は天台宗正徳寺・大乗寺など(印旛郡誌)。明治22年境村の大字となる[5][6]。
年表
- 1873年(明治6年) - 千葉県に所属。
- 1878年(明治11年) - 下埴生郡に所属。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行し安食村、北辺田村、龍角寺村、酒直村、矢口村、須賀村、麻生村の7村と安食卜杭新田飛地が合併し下埴生郡境村が発足。境村大字安食になる。
- 1892年(明治25年)12月28日 - 境村が安食町に町制施行改称。安食町大字安食となる。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 下埴生郡が印旛郡に編入され安食町が印旛郡の所属となる。
- 1955年(昭和30年)12月1日 - 布鎌村、安食町が合併し栄町が発足。栄町安食になる。
世帯数と人口
2017年(平成29年)11月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
地域 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
上町 | 743世帯 | 1,586人 |
台下 | 348世帯 | 749人 |
辺引 | 426世帯 | 1,013人 |
鷲町 | 201世帯 | 515人 |
仲町 | 204世帯 | 516人 |
下町 | 173世帯 | 355人 |
三区 | 132世帯 | 346人 |
松ヶ丘 | 123世帯 | 288人 |
田中 | 288世帯 | 604人 |
計 | 2,638世帯 | 5,972人 |
小・中学校の学区
町立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。[7]
地域 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
上町 | 栄町立安食小学校 | 栄町立栄中学校 |
台下 | ||
辺引 | ||
鷲町 | ||
仲町 | ||
下町 | ||
松ケ丘 | ||
田中 | ||
安食一丁目 | ||
安食二丁目 | ||
安食三丁目 | ||
三区 | 栄町立安食台小学校 |
施設
- 栄町立安食小学校
- 栄町立栄中学校
- 安食保育園
- 栄安食郵便局
- 安食駅前郵便局
- 下町集会所
- 鷲町集会所
- 辺引青年館
- 栄町一区青年館
- 田中集会場
- 三区集会所
- 栄町商工会館
- ふれあいプラザさかえ
- 印旛排水機場
- 長門川水道企業団前新田浄水場
- 北総栄病院
- 育誠さかえケアセンター
- JA西印旛野菜集荷場
- ナリタヤ安食店
- 駒形神社
- 水神社
- 大鷲神社
- 八坂神社
- 熊野神社
- 天神社
- 天光龍王亀菊弁財天
- 阿夫利神社
- 厳島神社
- 大乗寺
- 正徳寺
- 田中不動尊
- 前新田第1号児童公園
- 前新田第2号児童公園
- 前新田第3号児童公園
- 上前児童公園
- 田中児童公園
- 田中幼児公園
- 白山児童公園
交通
鉄道
道路
脚注
- ^ a b “統計資料<ひと>”. 滑川町. 2017年11月2日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月16日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年11月20日閲覧。
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201 1450頁
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201 63頁
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201 64頁
- ^ 栄町教育委員会 通学区域、2013-11-26閲覧
関連項目
和田 | 茨城県河内町小林町歩 | 須賀 | ||
安食卜杭新田 印西市安食卜杭 |
酒直 | |||
安食 | ||||
印西市酒直卜杭、酒直 | 印西市下井 |
印西市下井 | ||||
印西市下井 | 印西市下井 | |||
安食(飛び地) | ||||
印西市下井 |