宿毛貝塚
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宿毛貝塚(すくもかいづか)は、高知県宿毛市宿毛にある縄文時代後期(約3,500年前)の貝塚。1957年(昭和32年)7月27日に国の史跡に指定された[1][2][3]。
概要
宿毛市宿毛貝塚地区に所在し、東貝塚と西貝塚の2つに分かれている[4]。1891年(明治24年)に寺石正路によって発見されて、彼によって初めて学術的に紹介され[5]、全国的にも著名な貝塚となった[1]。
1949年(昭和24年)と1985~1986年(昭和60~61年)に高知県教育委員会が発掘調査を行った[4]、また1996年(平成8年)には宿毛市が発掘調査を行い、縄文土器のほか、石器、獣骨、魚骨、貝類、埋葬人骨などが出土している[6]。貝層には、ハマグリを中心に多様な貝類が含まれる。
出典
- ^ a b “宿毛貝塚 - 宿毛市”. www.city.sukumo.kochi.jp. 2020年11月15日閲覧。
- ^ “国指定文化財等データベース”. kunishitei.bunka.go.jp. 文化庁. 2020年11月15日閲覧。
- ^ “国指定史跡-高知県教育委員会文化財課-”. www.kochinet.ed.jp. 2020年11月15日閲覧。
- ^ a b 高知県教育委員会 1986年
- ^ “宿毛貝塚 | 高知県 | 行ってみよう〜全国遺跡・博物館マップ〜”. 全国こども考古学教室. 2020年11月15日閲覧。
- ^ “宿毛貝塚 - 宿毛市宿毛歴史館”. www.city.sukumo.kochi.jp. 2020年11月15日閲覧。
参考文献
- 高知県教育委員会 1986年『宿毛貝塚発掘調査報告書』高知県教育委員会