喜劇 駅前飯店
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(駅前飯店から転送)
喜劇 駅前飯店 | |
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舞台となった横浜中華街 | |
監督 | 久松静児 |
脚本 | 長瀬喜伴 |
製作 | 佐藤一郎、金原文雄 |
出演者 |
森繁久彌 フランキー堺 伴淳三郎 |
音楽 | 広瀬健次郎 |
撮影 | 黒田徳三 |
製作会社 | 東京映画 |
配給 | 東宝 |
公開 | 1962年12月23日 |
上映時間 | 95分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | 喜劇 駅前温泉 |
次作 | 喜劇 駅前茶釜 |
『喜劇 駅前飯店』(きげきえきまえはんてん)は、1962年12月23日に東宝系で公開された日本映画。カラー。東宝スコープ。東京映画作品。95分。
概要
[編集]『駅前シリーズ』第5作。本作から大空真弓と山茶花究がレギュラー入りする。
本作では『喜劇 駅前団地』以来3作振りに首都圏に舞台が戻り、神奈川県の横浜中華街を舞台としている。そして森繁久彌を始めとする男性レギュラーは、シリーズでは唯一中国人を演じている。
歌のゲストは大木伸夫とおさげ姉妹。そして、この年一本足打法を完成し、38本のホームランを打って初のホームラン王を獲得した、読売ジャイアンツの王貞治選手(現:福岡ソフトバンクホークス球団取締役会長)が、本人の役で出演、これ以後スポーツ界からのゲストも歌手ほどではないが恒例となる。
スタッフ
[編集]- 監督:久松静児
- 製作:佐藤一郎、金原文雄
- 脚本:長瀬喜伴
- 撮影:黒田徳三
- 美術:小野友滋
- 録音:原島俊男
- 照明:今泉千仭
- 音楽:広瀬健次郎
- 監督助手:奏幸三郎
- 整音:西尾曻
- スチール:大谷晟
- 編集:広瀬千鶴
- 現像:東京現像所
- 製作担当者:大久保欣四郎
出演者
[編集]- 徳清波:森繁久彌(特別出演)
- 周四方:フランキー堺
- 孫五林:伴淳三郎(松竹)
- 紅生姜:森光子(特別出演)
- 白川藤子:淡路恵子
- とめ:乙羽信子
- 陳屯謝:三木のり平
- 陸金楼:柳家金語楼
- 健太郎:高橋元太郎
- 林奇根:山茶花究
- 王貞治(読売巨人軍)
- 染太郎:池内淳子
- けい子:淡島千景
- 洋子:三原葉子
- 金太郎:沢村貞子
- 久美子:大空真弓
- 村木五郎:杉幸彦
- 梅:加藤春哉
- 喫茶バーの主人:沢村いき雄
- 富三:永井柳太郎
- 光子:小桜京子
- お花:岡村文子
- :立岡光
- :立原博
- 待合の女将:月野道代
- :久里千春
- :岩倉高子
- ぼたん:村松恵子
- 上田部長:天津敏
- 毛:中原成男
- 市川英三郎:大木伸夫(ポリドール)
- 歌い手:おさげ姉妹 (コロンビア)
- 張:田辺元
- :羽柴久
- 船員:米倉斉加年
- :長縄満雄
- 婆あや:小野松枝
- 女中:歌川千恵
- :長谷川万里子
- 柳永:伊藤正博
- :岡村俊明
- :三谷勉
- :伊東巨介
- :大沢真吾
- 個室の女客:川久保とし子
タイアップ
[編集]- 本作はエースコックがタイアップしており、周四方が即席ラーメン「エースコックワンタンメン」を食べようとしたり、林奇根が「♪ブタブタコブタ、こいつに決めた、ブウ!」と、同製品のCMソングを歌う場面が存在する。なおエースコックは後年「駅前ラーメン」という即席ラーメンを発売し、周役のフランキー堺を宣伝に起用、1968年公開の『喜劇 駅前開運』にも登場させている。