藩士
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慶応4(1868年)、(下岡蓮杖撮影)
藩士(はんし)は、江戸時代の各藩の家臣(各藩主の直臣)を指す歴史用語。
ただし、江戸時代に「藩」という言葉が一般に使用されなかったのと同様、「藩士」という言葉が「大名の家臣」という意味で一般に使用されることはなかった。
例えば、薩摩藩(松平薩摩守[1]〈島津家〉薩摩国鹿児島城主 72万9千石)の藩士「内田忠左衛門」であれば、藩外に対し「松平薩摩守家来 内田忠左衛門[2]」と名乗った。
著名な藩士
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脚注
[編集]- ^ 「武鑑 嘉永4年:【島津家】本国薩摩/松平薩摩守 斉彬」『大武鑑 中巻 改訂増補』名著刊行会、1965年、882頁。
- ^ 「出世鏡(続): 松原方直(述)」『名家談叢』 第16号、談叢社、1896年、61頁。