花子 (グラフィックソフト)

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花子
開発元 ジャストシステム
最新版 花子2016 (26) / 2016年2月5日(13か月前) (2016-02-05
対応OS Microsoft Windows
種別 ドロー、グラフィック
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト 花子Web
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花子(はなこ)は、ジャストシステムが販売する統合グラフィックソフトウェアであり、同社の登録商標となっている。1987年3月に発売された。現在の最新バージョンは『花子2016』(26)である。現在のところ、Windows版のみが販売されている。「一太郎 スーパープレミアム / プレミアム」にも搭載されている。

特徴[編集]

花子は特にバージョン2004 (14)より、「図で考えるための道具」として位置づけられている。アプリケーションの基本はベクトル系の描画(図面の作成)にあるが、同梱の『花子フォトレタッチ』によりラスター系(ビットマップ)のドロー機能が拡張される。

概念的にはAdobe Illustratorや、CorelDRAWMicrosoft Visioと同系統のソフトであるが、それらと異なる点も数多くある。花子の独特な機能(前述の他社ソフトにはない、あるいは著しく異なる機能)は、下記のとおりである。

  • オートレイアウト機能(文字枠内の行挿入/削除に連動し他の文字枠の位置が自動的に調整される。ver.2008 (19)以降)
  • 文字入力ウィンドウ(Ver.2007 (18)以降)
  • オートチャート(図解)機能
  • アニメーションGIF形式での保存
  • クリップウインドウ(Microsoftの作業ウィンドウと類似しているが、複数パレットが一つの画面領域に収まるようになっている)
  • スライドの作成・表示(Microsoft PowerPointとの互換性もあり)
  • クリッピング変形(図形の範囲指定した部分を変形する)
  • キーとメニューの完全カスタマイズ化

花子の主なファイル形式は、独自形式のjhdである。また、花子フォトレタッチ(同梱のビットマップエディタ)の主なファイル形式は、.jmgである。

他社製品との機能比較[編集]

他社の代表的なドロー系ソフトとの比較は下記のとおりである。

花子2011 (21) Microsoft Office Visio 2010 Microsoft Office PowerPoint 2010 Adobe Illustrator CS5 CorelDRAW Graphics Suite X5
プラットフォーム
  • Windows XP/Vista/7
  • Windows XP/Vista/7/8
  • Windows XP/Vista/7/8
  • Mac OS X v10.5 以上 (PowerPoint for Mac 2011)
  • Windows XP/Vista/7
  • Mac OS X v10.5 以上
  • Windows XP/Vista/7
主な独自形式 JHD/JHDC VSD PPTX AI CDR
オープンフォーマットの対応 ODG, SVG(書き出しのみ), XPS(書き出しのみ) XPS(書き出しのみ) XPS(書き出しのみ) SVG, PDF SVG, PDF
主な用途
  • 印刷(ホーム,オフィス向)
  • 画面表示(スライドショー)
  • ウェブ(簡易ページ作成、部品作成)
  • 印刷(ホーム,オフィス向)
  • ウェブ(部品作成)
  • 印刷(ホーム,オフィス向)
  • 画面表示(スライドショー)
  • ウェブ配布用スライドショー
  • 印刷(ホーム〜プロ向)
  • ウェブ(部品作成)
  • 携帯電話などのハンドヘルドデバイス 
  • 印刷(ホーム〜プロ向)
  • ウェブ(簡易ページ作成、部品作成)
インターフェースと主なコントロール
  • パレット(開閉式クリップウィンドウに個別収納)
  • ツールボックス
  • 文字入力ウィンドウ(開閉式)
  • 作業ウィンドウ
  • ツールバー
  • ステンシル(図形)ウィンドウ
  • スライドウィンドウ(アウトラインペインに切り替え可能)
  • 作業ウィンドウ
  • メモウィンドウ
  • ツールバー
  • パレット(ドックに個別収納)
  • コントロールパレット
  • パレット(ドッキングウィンドウに収納)
  • コントロールパレット
文字入力操作
  • 文字入力ウィンドウに直接入力
  • 図形選択後に直接入力
  • 文字枠作成後に入力
  • 図形選択後に直接入力
  • テキストボックス作成後に入力
  • 図形選択後に直接入力
  • テキストボックス作成後に入力
  • アウトラインペインに入力
  • テキストボックス作成後に入力
  • テキストツールを選びパス上にクリックして入力
  • テキストボックス作成後に入力
  • テキストツールを選びパス上にクリックして入力
  • 図形選択後に直接入力
  • 文字枠作成後に入力
表示モード
  • 通常
  • スライドショー
  • 全画面
  • カタログ(複数ページ)
  • 通常
  • 全画面
  • 通常(スライド編集)
  • スライドショー(全画面)
  • 通常
  • 全画面
  • 通常
  • 全画面
  • カタログ(複数ページ)
複数ページの対応 あり(但し、描画オブジェクトと文字枠は、ページ間をまたぐことは不可) あり(同左) あり(同左) なし あり(文字枠のページ間またぎが可能)
ビットマップ系画像の編集機能 あり(同梱の花子フォトレタッチにより) なし なし なし あり(同梱のCorel PHOTO-PAINTにより
レイヤー構造 プレイン(重ね順番は、表示順番に関係なし) レイヤー(重ね順番が高いほど、表示が優先される) なし レイヤー(同左)、階層化可能 レイヤー(同左)
インポート形式 AVI, BMP, CDR/CDT, DXF, EMF, EPS, GIF, JMG, JPEG, MOV, MPG/MPEG/MPV/MP2/MPA, ODG, PCT, PCD, PNG, PPT/ PPTX, PRE/PRZ, PSD(※1), SXD, WMF BMP, DIB, DWG/DXF, EMF/EMZ, GIF, JPEG, PNG, SVG/SVGZ, TIFF, VSD/VDX, WMF BMP/BMZ, CGM, DIB, DOC/DOCX, EMF, FMT, GIF, HTML, JFW, JPEG, JTD, JTT, MHT, OA2, POT/POTX/PPS/PPT/PPTX, PNG, RLE, RTF, TXT, WMF, WPG, WPD/WPS, XML AI, BMP, DWG, DXF, EMF, EPS, GIF, JPEG, PICT, PDF, SWF, PSD, PNG, SVG, TGA, TXT, TIFF, WMF AI, BMP, CAL, CDR. CDT, CDX, CGM, CLK, CMX, CPT, CPX, CSL, CUR, DES, DNG, DOC, DOCX, DRW, DSF, DST, DWG, DXF, EMF, EPS, EXE, FH, FMV, FPX, GEM, GIF, HTM, ICO, IMG, JP2, JPG, MAC, MET, MGX, NAP, PCD, PCT, PCX, PDF, PIC, PLT, PNG, PP4, PP5, PPF, PPT, PRN, PS, PSD, PSP, PUB, RAW ,RIFF, RTF, SCT, SHW, SVG, SVGZ, TGA, TIF, VSD, WI, WMF, WPG, CF, XPM
エクスポート形式 BMP, DXF, EMF, EPS, GIF, HTML, JMG, JPG, ODG, PCT, PCD, PNG, PPS, PPT, PPTX, PSD(※1), RTF, SVG, TXT, WMF BMP, DIB, DWG/DXF, EMF/EMZ, GIF, HTML, JPG/JPEG, PNG, SVG/SVGZ, TIFF, VSD/VDX, WMF BMP, EMF, GIF, HTML, JPEG, PNG, POT/POTX/PPS/PPT/PPTX, RTF, TIFF, XML AI, BMP, DWG, DXF, EMF, EPS, GIF, JPG/JPEG, PICT, PDF, SWF, PSD, PNG, SVG, TGA, TXT, TIFF, WMF AI, BMP, CGM, CDR, CPT, DOC/RTF, DSF/DES, DXF, DWG, CMX, EPS, PS/PRN, SWF, GIF, XCF, HTML, JPG/JP2, PSD, PCT, PDF, PLT, PNG, RIF, SVG, TIF, PSP, WPD, WPG

(※1)花子フォトレタッチのみ読み込み/書き出し可。

バージョン[編集]

MS-DOSの時代にver1と2が発売され、ver3でWindows対応となった。1995年発売のver3.1は現在と同様に一太郎(当時はver6.3)と並んで発売されていた。しかし一太郎がWindows95に対応してバージョン7、8を発売していったのに対して花子はWindows95対応版は発売されなかったが、1998年に一太郎9の登場に合わせ花子9が登場した。なおこの時に花子と一太郎のバージョンが統一されたため、花子のver4~8は欠番となっている。そのため32ビット版は花子9で初めて登場した事になる。

これ以降、一太郎のバージョンアップに合せて花子も新バージョンが発売されるという形態が続いている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]