五郎
開発元 | ジャストシステム |
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最新版 |
五郎9
/ 2000年3月10日 |
対応OS | Microsoft Windows |
種別 | RDBMS |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト | 公式サイト |
五郎(ごろう)は、ジャストシステムが開発、販売していたRDBMSの名称。最終バージョンはJustsystem Office 9、Office 10 Proにバンドルされた「五郎9」である。
概要
[編集]MS-DOS時代にバージョン1の開発販売が行われ、その後Microsoft Windows対応ソフトとしてバージョンアップされた。
ジャストシステムが一太郎などの基幹プラットフォーム戦略としてDOS時代にジャストウィンドウを採用したことにより、対応ソフトウェアの拡充の必要性から最初のバージョンが開発された。またWindows時代にはオフィススイートの構成アプリケーションのひとつとして開発された。DOS時代は管理工学研究所の桐、Windows時代ではマイクロソフトのAccess対抗製品とされたが、それぞれのソフトからシェアを奪うには至らず、また現在新バージョンのリリースが行われていないため、十分に認知されているとはいえない製品である。
五郎8はオフィススイートに同梱されると共に単体発売されたが、五郎9はオフィススイートへの同梱のみとなる。五郎8にはJustbuilder for applicationとして独自のカスタマイズ機能とともに、「五郎8エクステンションキット」として、三つのツール(ODBC接続ドライバ、Oracle接続ドライバ、五郎Ver.1 ファイルコンバータ)が提供された。Oracle接続ドライバはOracleへのネイティブ接続(OCI利用)が可能なため、Oracleのフロントエンドとしての利用も期待されプロモーションも行われたが、期待されたほどには利用されなかった。五郎9は「五郎8エクステンションキット」相当のツールを同梱している。
製品ラインアップ
[編集]- 五郎Ver.1
- 五郎8
- 五郎8/R.2
- 五郎9(Justsystem Office9、 Office10 Proに同梱)
製品バージョンがとびとびになっているのは、Ver.1はジャストシステムの基幹ソフトウェア一太郎とバージョンを合わせていなかったが、五郎8・五郎9はその時期のWindows版の一太郎にバージョン番号をあわせたためである。Office10 Pro向けには新規開発が行われなかったため、バージョンが一つ古い五郎9が同梱された。