終着駅 (映画)
終着駅 | |
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Stazione Termini | |
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監督 | ヴィットリオ・デ・シーカ |
脚本 | チェーザレ・ザヴァッティーニ ルイジ・キアリーニ ジョルジオ・プロスペリ ベン・ヘクト(タイトル)[1] トルーマン・カポーティ(英語の台詞) |
原案 | チェーザレ・ザヴァッティーニ |
製作 | ヴィットリオ・デ・シーカ |
製作総指揮 | デヴィッド・O・セルズニック[1] |
出演者 | ジェニファー・ジョーンズ モンゴメリー・クリフト |
音楽 | アレッサンドロ・チコニーニ |
撮影 | G・R・アルド |
編集 | ジーン・ベイカー エラルド・デ・ロマ |
製作会社 | コロンビア映画 Produzioni De Sica |
配給 | ![]() ![]() |
公開 | ![]() ![]() ![]() |
上映時間 | 89分 |
製作国 | ![]() ![]() |
言語 | 英語 イタリア語 フランス語 |
終着駅(しゅうちゃくえき、原題:Stazione Termini)は、ハリウッドの映画プロデューサー、デヴィッド・O・セルズニックが映画「逢びき」に匹敵するメロドラマを作ろうと、イタリア「ネオレアリズモ」の巨匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督を招いて作りあげた恋愛映画の名作。日本でも大ヒットした。キネマ旬報ベストテン第5位。
日本で初公開される前は、題名と同じ意味を表す言葉は「終点」ぐらいしかなかったが、この映画の邦題から「終着駅」という新しい言葉が生まれた[要出典]。そして、今ではこの映画の題名のみならず、日常でも使われている。このような、外国映画の邦題から日常語になった同じ例として、戦前のフランス映画『巴里祭』がある(「パリ祭」参照)。イタリア語での原題は物語の舞台となったローマ・テルミニ駅(イタリアのターミナル駅の一つ)。ジェニファー・ジョーンズの衣裳デザインはクリスチャン・ディオールが担当した。
那智わたると市川染五郎(現・二代目松本白鸚)、佐久間良子と役所広司で舞台化もされている。
ストーリー[編集]
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キャスト[編集]
- メアリー・フォーブス - ジェニファー・ジョーンズ(日本語吹替:公卿敬子): アメリカ人の人妻。
- ジョヴァンニ・ドリア - モンゴメリー・クリフト(日本語吹替:岸田森): 英語教師。
- ポール - リチャード・ベイマー(日本語吹替:塩屋翼): メアリーの甥。
- 署長 - ジーノ・チェルヴィ
- セールスマン - パオロ・ストッパ
※日本語吹替:1974年10月30日、日本テレビ「水曜ロードショー」
参考文献[編集]
- ^ a b クレジットなし。“Stazione Termini (1953) - Full cast and crew” (英語). IMDb. 2013年3月27日閲覧。