細谷雄二

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細谷 雄二(ほそや ゆうじ、1897年9月14日 - 1967年3月30日)は、日本生理学者大阪市立大学名誉教授医学博士アララギ派歌人でもある。山形県西村山郡谷地町(現・河北町)生まれ。

同じく医学博士で俳人細谷雄太(俳号・細谷不句)は長兄。ソニー名誉会長の井深大は義弟にあたる。息子に元産経新聞編集局長、元日本工業新聞社長の細谷洋一。娘婿に宗教学者井門富二夫

経歴[編集]

主な業績[編集]

  • 1937年、世界で初めて嗅粘膜の生理的メカニズムを電気信号として捉えることに成功し、論文『嗅粘膜の生物電気現象について』(吉田甫との共同研究)を発表。
  • カエル・カメの円椎体内から紅色・黄色・藍色の感光物質を発見し、ヘルムホルツ三色学説に対して、化学的根拠を与えた。
  • 視紅(Rhodopsin)の化学本態は複合蛋白質であって補欠分子簇はリン脂質(phospholipid)であると提唱。

歌人として[編集]

  • 台北帝國大学医学部部歌において作詞(作曲は小豆沢利之助)。
  • 歌集『川二つ』初音書房
  • 「朝ごとの水霜に枯るる庭の木下り来て百舌のあまた啼かぬも」
  • 「疲れつつ夜の教室にまどろみて貧しく果てし父の夢みし」

脚注[編集]

  1. ^ 博士論文書誌データベース

外部リンク[編集]