神田連雀亭

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神田連雀亭(かんだれんじゃくてい)とは、東京都千代田区神田須田町にある寄席。二ツ目の落語家講談師専用の定席として運営されている。

概要[編集]

2014年10月11日に落語家古今亭志ん輔のプロデュースにより開設されたコンパクトな寄席[1]。座席数は38名。立ち見は不可。高座は、奥に向かって狭くなる3角形をしており、上手側(客席から見て右側)が楽屋になっている。席亭やスタッフはおらず、出演者自身が呼び込み、受け付け、開演時の案内などを行う。高座と客席が極めて近く、臨場感がある会場として知られる。また二つ目や若手真打が会を開くのにちょうどよい収容客数であるため、独演会や勉強会などが行われることも多い。

2017年8月、古今亭志ん輔のブログにて、連雀亭存続の可否についての議論が行われていることが明かされた[2]

2017年10月の東京かわら版に広告が掲載され、2017年9月をもって古今亭志ん輔が連雀亭の運営から退き、今後はビルオーナーと二ツ目による委員会にて運営してゆくことが発表された。また2017年10月・11月、設備メンテナンスのため、連雀亭の営業が休止されることが発表された。

2017年12月1日より営業を再開した。

公演[編集]

原則として、以下のような公演スタイルがある[3]。いずれも開場は開演時間の30分前。

  • ワンコイン寄席 毎月1日~20日の毎日、また21日から月末までの平日に開催。11:30~12:30の1時間公演で、出演は3人。木戸銭は500円。
  • きゃたぴら寄席 毎月1日~20日の毎日開催。13:30~15:00の1時間半の公演で、出演者は4人。木戸銭は1,000円。4日間、4人の出演者が出演順を順番に変えて開催するため、きゃたぴら寄席と名付けられた。また毎月17日~20日の4日間は、講談師3人が出演する。公演時間、木戸銭は同じ。
  • 日替わり寄席 毎月21日~月末までの平日に開催。13:30~15:00の1時間半の公演で、出演者は4人。木戸銭は1,000円。きゃたぴら寄席とは違い、出演者はランダムで決まる。
  • 日替わり寄席(夜席) 毎月1日~20日の貸席がない日に開催。19:00~20:30の1時間半の公演で、出演者は4人。木戸銭は1,000円。
  • またこれ以外に、二つ目が自主的に行う会の会場として貸出されている。

出演[編集]

原則として、二つ目の落語家、講談師が出演する。落語協会落語芸術協会五代目圓楽一門会落語立川流の4派、講談協会、日本講談協会の2協会から出演する。貸席として使用される場合には、上記団体の真打や、上方落語協会、日本浪曲協会、フリーの落語家などが出演することもある。

連雀亭トレカ[編集]

2016年9月、連雀亭出演者と卒業生が描かれたトレーディングカードが発売された[4]。カードの表側には落語家、講談師のイラスト、裏面には顔写真とプロフィール、経歴などが書かれている。券種は、連雀亭出演者・卒業生92種と古今亭志ん輔1種の計93種。すべて同じ枚数が製作されており、レアカードなどの設定はない。販売価格は1枚100円。カードは1枚ずつ目隠しの二つ折りの紙とともにセロファンの袋に封入されている。この目隠しの紙はリクエスト購入カードを兼ねており、この紙を10枚集めると、好きなカードを1枚購入できる(交換ではなく、選んで購入することができる)。2016年9月4日開催の落語協会主催イベント「謝楽祭」の古今亭志ん輔のブースで先行発売された。翌日9月5日より連雀亭の窓口での販売が開始された。

出典[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 「二ツ目」専門の寄席『神田連雀亭』で気軽に落語を楽しみたい!2015.3.23 http://www.ark-gr.co.jp/blog/kanda_renjakutei/
  2. ^ 古今亭志ん輔 日々是凡日 2017年8月6日 http://ameblo.jp/0874sinsuke/entry-12299230611.html
  3. ^ 連雀亭 会場案内 http://2nd-rakugo.net/place/renjyakutei
  4. ^ 連雀亭トレーディングカード発売! http://ameblo.jp/renjaku-tei/entry-12196900478.html

外部リンク[編集]