金原亭馬久

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金原亭きんげんてい 馬久ばきゅう
金原亭(きんげんてい) 馬久(ばきゅう)
金原亭馬久定紋「鬼づた」
本名 大津 直也
生年月日 (1985-01-18) 1985年1月18日(39歳)
出身地 日本の旗 日本東京都練馬区
師匠 十一代目金原亭馬生
名跡 1.金原亭駒松
(2011年 - 2015年)
2.金原亭馬久
(2015年 - )
出囃子 め組の合方
活動期間 2010年 -
配偶者 春風亭一花
所属 落語協会
公式サイト 金原亭馬久

金原亭 馬久(きんげんてい ばきゅう、1985年1月18日 - )は、落語協会に所属する落語家[1]十一代目金原亭馬生門下の二ツ目[1]は同じく落語家の春風亭一花[注 1]

経歴[編集]

練馬区育ち。東京都立西高等学校[2] 卒業。その後、一度は琉球大学へ進学するも浪人を経て立教大学に入学[3]。同大学現代心理学部映像身体学科卒業[4]。卒業論文のタイトルは「落語から覗く遊郭の世界」[4]

職業としての落語家を意識したのは、大学四年のとき。「就活サイトに登録した後にふと池袋演芸場に立ち寄ったときに、落語家になろうって」と語っている。ジャズベーシストだった父の知人のピアニストを介して2010年11月、十一代目金原亭馬生に入門[1][3]翌年5月に前座となる。前座名は「駒松[1]2015年11月1日林家つる子入船亭遊京林家扇兵衛と共に二ツ目に昇進。「馬久」と改名[1]

芸歴[編集]

人物[編集]

2019年8月に噺家の仲間の柳家かゑる柳家花飛三遊亭ふう丈入舟辰乃助と富士登山に挑戦した。

妻は同じく噺家の春風亭一花。二人で堀切菖蒲園へデートで行った帰りに「俺の隣で咲き誇ってくれ」とプロポーズした。ただし、これは実際に言ったことではなく、本人は付き合った当初に言った「結婚を前提として付き合ってください」がプロポーズのつもりだったと明かしている。[5]

2019年11月23日に入籍。2020年5月24日に神田明神で挙式予定[6]だったがコロナ禍で延期、2021年3月28日挙式[7]

出演[編集]

  • 二つ目物語(2022年、林家しん平監督)- 男性客 役

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 落語家同士の結婚は柳家小八弁財亭和泉夫妻に続いて二例目。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 金原亭馬久 - 落語協会
  2. ^ 世田谷立教会「春の文化・歴史の会」開催のご案内 | 世田谷立教会公式サイト”. 2021年10月10日閲覧。
  3. ^ a b <笑う神 拾う神>与太郎噺を極めたい 金原亭馬久:東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2021年10月10日閲覧。
  4. ^ a b kingentei-bakyu (1462875410). “私のGW”. 馬久の普通の日記. 2021年10月10日閲覧。
  5. ^ 破門覚悟!禁断の恋!落語家同士の夫婦”. YouTube. 2021年11月21日閲覧。
  6. ^ 『週刊新潮『結婚』噺家同士「金原亭馬久さん」「春風亭一花さん」同業者婚は“タブー”でも』新潮社、2020年2月20日、120頁。 
  7. ^ 金原亭馬久(@kingenteibakyu) (2021年3月28日). “金原亭と春風亭の業務提携。”. twitter. 2021年3月29日閲覧。

外部リンク[編集]