松林伯知 (3代目)

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三代目 松林しょうりん 伯知はくち
三代目 松林(しょうりん) 伯知(はくち)
松林伯知の定紋「丸に抱き茗荷」
本名 田中たなか 真弓まゆみ
生年月日 9月7日
出身地 日本の旗 日本茨城県水戸市
師匠 神田紅
名跡 1. 神田真紅しんく
(2009年 - 2024年)
2. 三代目松林伯知
(2024年 - )
出囃子 黄門囃子
活動期間 2009年 -
所属 日本講談協会
落語芸術協会
クロスポイント
公式サイト 講談師 三代目 松林伯知 HP【猫遊軒】

三代目 松林 伯知(しょうりん はくち、9月7日 - )は、日本講談協会および落語芸術協会に所属する女性講談師[1]神田紅門下の真打。本名∶田中 真弓[1]

経歴[編集]

東京女子大学文理学部史学科卒業、狂言研究会に所属。大学在学時から「笑芸人」編集部でアルバイトをしていた[1][2]

働きながら講談教室に通うようになり、2009年6月に神田紅に入門[1]、11月に楽屋入り。前座となる[1]

2013年11月下席より二ツ目昇進[1]

2024年3月より真打に昇進し、「三代目松林伯知しょうりん はくち」を襲名した[3]。落語芸術協会では同年5月上席より、落語家の春雨や風子改め雲龍亭雨花、山遊亭くま八改メ四代目山遊亭金太郎とともに(落語芸術協会の)昇進披露興行を行う[4][5]

芸歴[編集]

人物[編集]

  • 趣味は映画、アニメ、ゲーム。B級ワンコイングルメやカレーの食べ歩き。日本酒ナビゲーター、神田カレーマイスターの資格を持つ[1][6]
  • 古典をこなす一方で、歴史好きを活かした幕末から昭和の人物伝、文化史の新作講談も手掛ける[6]。また、アニメ、ゲーム、昭和歌謡、映画などを題材にした新作講談も持つ。ネタ数は約150作以上[1]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k 神田真紅 - 協会員プロフィール|落語芸術協会”. www.geikyo.com. 2020年9月26日閲覧。
  2. ^ 出版業界から伝統芸能の世界へ華麗なる転身! 女流講談師・神田真紅がおもしろい!”. アーク・コミュニケーションズ (2017年11月2日). 2021年1月6日閲覧。
  3. ^ 令和六年新真打「三代目 松林伯知」襲名について”. 落語芸術協会 (2023年10月6日). 2023年10月7日閲覧。
  4. ^ 令和六年五月 公益社団法人落語芸術協会真打昇進について - 落語芸術協会 2023年4月6日
  5. ^ 日本講談協会 [@n_kodan] (2023年4月6日). "【真打昇進 決定】". X(旧Twitter)より2023年4月8日閲覧
  6. ^ a b 東京かわら版『東西寄席演芸家名鑑2』P235より。

外部リンク[編集]