田口尚幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

田口 尚幸(たぐち ひさゆき、1964年3月 - )は、日本の国文学者愛知教育大学教育学部国語教育講座教授。

経歴[編集]

岐阜県土岐市出身。本名は、尚之(ひさゆき)。岐阜県立多治見北高等学校慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。上代中古中世近世に時代区分される古典文学のうち、上代では万葉集山部赤人、中古では伊勢物語、近世では箏曲地歌の歌詞を研究対象とする。

伊勢物語の研究では、通説と称されることもある三段階成立論を多角的に検討し、批判的立場に立つ。章段どうしを相互補完的につないで通読する「相補論」=「つなぎ読み」を展開。「伊勢物語対話講義」「伊勢物語で遊ぼう」も、無料公開している。

山部赤人に関しては、作者による周到な計算にもとづく表現方法の解明につとめる。

箏曲・地歌に関しては、歌詞解説の立場から、演奏家と組んで活動することもある。

著書[編集]

  • 『伊勢物語相補論』(おうふう、2003年9月)
  • 『伊勢物語入門 ミヤビとイロゴノミの昔男一代記』(鼎書房、2004年6月)
  • 『読めて書ける伊勢物語 四十五首の恋心』(日本習字普及協会、2008年3月)
  • 『万葉赤人歌の表現方法 批判力と発想力で拓く国文学』(鼎書房、2010年3月)
  • 『箏曲地歌五十選 歌詞解説と訳』(邦楽ジャーナル、2009年1月)

外部リンク[編集]