曾我佳城シリーズ

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曾我佳城シリーズ』(そがかじょうシリーズ)は、泡坂妻夫による推理小説のシリーズ。

概要[編集]

若くして引退した美貌の女流奇術師・曾我佳城が探偵役となり、事件を解決していく。

小説家でありながら、マジシャンという顔も持つ作者だからこそ成しえたシリーズである。シリーズ全22作は、1980年から20年にわたって執筆され、2000年に完結した。

2000年に出版された『奇術探偵 曾我佳城全集』は『このミステリーがすごい!2001年版』国内部門第1位、2001年版「本格ミステリベスト10」第1位を獲得した。

『奇術探偵 曾我佳城全集』は既刊分と新作をあわせた一冊本で刊行され、文庫版は配列を変えて2冊に再編集されたため、『天井のとらんぷ』『花火と銃声』に続く作品を重複なしで入手することはできない。

作品一覧[編集]

  • 天井のとらんぷ (ノベルス(新書判)・講談社・1983年6月刊)
    • 天井のとらんぷ (小説現代・1980年5月号)
    • シンブルの味 (小説現代・1980年8月号)
    • 空中朝顔 (小説現代・1980年11月号)
    • 白いハンカチーフ (小説現代・1981年4月号)
    • バースデイロープ (小説現代・1981年11月号)
    • ビルチューブ (小説現代・1982年3月号)
    • 消える銃弾 (小説現代・1982年11月号)
    • カップと玉 (小説現代・1983年4月号)
  • 花火と銃声 (ノベルス(新書判)・講談社・1988年6月刊)
    • 石になった人形 (小説現代・1983年8月号)
    • 七羽の銀鳩 (小説現代・1984年5月号)
    • 剣の舞 (小説現代・1984年12月号)
    • 虚像実像 (小説現代・1985年7月号)
    • 花火と銃声 (小説現代・1986年1月号)
    • ジグザグ (小説現代・1986年12月号)
    • だるまさんがころした (小説現代・1988年7月号)
  • 奇術探偵 曾我佳城全集 (単行本・講談社・2000年6月刊)前2冊の収録作品と未刊行作品との合本
    • ミダス王の奇跡 (小説現代・1990年11月号)
    • 浮気な鍵 (小説現代・1991年7月号)
    • 真珠夫人 (小説現代・1992年6月号)
    • とらんぷの歌 (小説現代・1993年3月号)
    • 百魔術 (メフィスト・2000年1月号増刊)
    • おしゃべり鏡 (同上)
    • 魔術城落成 (同上)
  • 奇術探偵 曾我佳城全集(秘の巻) (講談社文庫・2003年6月刊)
    • 空中朝顔
    • 花火と銃声
    • 消える銃弾
    • バースデイロープ
    • ジグザグ
    • カップと玉
    • ビルチューブ
    • 七羽の銀鳩
    • 剣の舞
    • 虚像実像
    • 真珠夫人
  • 奇術探偵 曾我佳城全集(戯の巻) (講談社文庫・2003年6月刊)
    • ミダス王の奇跡
    • 天井のとらんぷ
    • 石になった人形
    • 白いハンカチーフ
    • 浮気な鍵
    • シンブルの味
    • とらんぷの歌
    • だるまさんがころした
    • 百魔術
    • おしゃべり鏡
    • 魔術城落成

登場人物[編集]

曾我 佳城(そが かじょう)

  若くして引退した美貌の女流奇術師。

竹梨 警部(たけなし けいぶ)

  警視庁捜査一課の刑事。

串目 匡一(くしめ きょういち)

  奇術師志望の少年。

社家 宏(しゃけ ひろし)

  奇術材料店「機巧堂」の経営者。

時田 道定(ときた みちさだ)

  世話好きな奇術関係者。

艮 三郎(うしとら さぶろう)

  新進気鋭の奇術師。鳩使いの名手。

ジャグ 小沼田(じゃぐ こぬまた)

  奇術師。艮三郎の弟子。