日本チェス協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本チェス協会(にほんチェスきょうかい、: Japan Chess Association, 略称:JCA)は、かつて存在したチェス愛好者の国内団体。2019年1月をもってナショナル・チェス・ソサエティーに事業の大部分を引き継いで活動を終了した。

国際チェス連盟(FIDE)に加盟していた。ただし国内法的には法人でも任意団体でもなく、自然人つまり代表者の個人事業であった[1]。2006年と2010年のアジア大会チェス競技参加のため、一時日本オリンピック委員会の準加盟団体であったが、後に外れている[2]。同様に日本アンチ・ドーピング機構にも加盟していたが後に外れている[3]

前会長の死去した2003年1月以降、渡井美代子(1945年生まれ)が会長を代行していた。

沿革と概要[編集]

  • 沿革:
    • 1967年(昭和42年)、「日本トーナメントチェス協会」として設立。
    • 1968年10月、75番目の加盟国として国際チェス連盟(FIDE)加盟、これにともない「日本チェス協会」に改称。初代会長小松彰。
    • 1972年、小松会長辞任。
    • 1974年、松本康司が会長代行となり、1977年から会長[4]
    • 2003年1月、松本会長急死。事務局長・渡井美代子が規程に従い「残余の任期」の間会長代行となる[5]
    • 2007年1月、松本の死去から規程上会長の任期とされている4年[6]を経過したが、これ以降も渡井美代子は会長代行を務める[7]
    • 2019年1月、活動を終了。
  • 本部所在地:東京都大田区西蒲田7-7-7-504
  • チェスセンター:チェス専用の対局場所・用品販売店として長く大田区池上のマンションの1室にあったが2018年1月をもって閉鎖された。
  • 機関紙『チェス通信』[8]
  • 会員数:不明。
  • 国別世界ランキング:95位(2018年2月現在)[9]
  • 2年ごとに開かれる国別団体戦のチェス・オリンピアードにはFIDE加盟以来の連続出場を続けている。2010年96位、2012年123位(史上最低)、2014年73位、2016年68位。個人世界選手権の地区予選には、当初はほぼ毎回参加していたが徐々に参加頻度が下がり、2009年を最後にひとりも参加していない。FIDE主催の大会のほか、ワールドマインドスポーツゲームズ (WMSG) などにも選手を送っている。
  • FIDEの途上国支援委員会(CACDEC)の支援対象である[10]

主な主催大会[編集]

太字はFIDE公式戦

  • 全日本チェス選手権全国大会(5月)
  • ジュニア選手権、シニア選手権、小学生選手権(7月)
  • ジャパンリーグ(8月)
  • クラブ選手権、女子選手権(9月)
  • ジャパンオープン(11月)
  • 学生選手権(12月)

脚注・出典[編集]

ウェブサイトの出典は特記のない限りすべて2014年12月6日閲覧(追加分はそのつど明記する)。

  1. ^ そのため公式ページのドメイン名の末尾が「.com」であった。
  2. ^ JOC加盟団体一覧。2014年のアジア大会ではチェスは開催競技から外れた。
  3. ^ JADA加盟団体一覧、2015年9月29日現在 2016年2月15日閲覧。
  4. ^ 1977年までの沿革は増川宏一『チェス』pp.260-262(法政大学出版局、2003年、ISBN 4-588-21101-3)による。
  5. ^ 協会公式サイト>JCA会則・規程>会長規程第13項「会長が死亡…で…職責を継続できなくなったときは執行局長(事務局長)が残余の任期を代行する」。
  6. ^ 同上第10項「会長の任期は4年とし、重任を妨げない」
  7. ^ 協会公式サイト。
  8. ^ 会員に配布されるほか、都道府県の中央図書館に寄贈されていることがある。
  9. ^ FIDE公式サイト、国別ランキング、2018年2月28日閲覧。順位は活動中 (active) の選手上位10名のレイティング平均で決まる。長く安定して90位前後である。
  10. ^ FIDE公式サイト、途上国支援委員会

関連項目[編集]

外部リンク[編集]