志摩町 (三重県)
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しまちょう 志摩町 | |||||
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廃止日 | 2004年10月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 浜島町、大王町、志摩町、阿児町、磯部町 → 志摩市 | ||||
現在の自治体 | 志摩市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 東海地方、近畿地方 | ||||
都道府県 | 三重県 | ||||
郡 | 志摩郡 | ||||
市町村コード | 24523-2 | ||||
面積 | 17.01 km2. | ||||
総人口 |
14,590人 (2004年3月31日) | ||||
隣接自治体 | 大王町 | ||||
町の木 | ツバキ | ||||
町の花 | ハマユウ | ||||
志摩町役場 | |||||
所在地 |
〒517-0703 三重県志摩郡志摩町和具660番地 旧志摩市役所志摩支所(元志摩町役場) | ||||
外部リンク |
公式サイト (国立国会図書館によるアーカイブ) | ||||
座標 | 北緯34度15分32秒 東経136度48分54秒 / 北緯34.25883度 東経136.81511度座標: 北緯34度15分32秒 東経136度48分54秒 / 北緯34.25883度 東経136.81511度 | ||||
ウィキプロジェクト |
志摩町(しまちょう)は、かつて三重県志摩郡にあった町。南勢地域(伊勢志摩)に含まれる。
志摩半島最南端に位置していた。2004年(平成16年)10月1日、志摩郡浜島町、大王町、阿児町、磯部町と合併して志摩市が発足し、自治体としての志摩町は廃止された。
地理
[編集]隣接していた自治体
歴史
[編集]沿革
[編集]- かつては志摩郡ではなく英虞郡に含まれていた。
- 1954年(昭和29年)12月1日 - 和具町・片田村・布施田村・越賀村・御座村が合併して発足。
- 2004年(平成16年)10月1日 - 浜島町・大王町・阿児町・磯部町と合併して志摩市が発足。同日志摩町廃止。
町名決定の経緯
[編集]合併前の5町村内の住民に対して一般公募を行い、603点の応募の中から5候補に絞り込み、1954年7月19日に合併協議会での投票で「志摩町」に決定した[1]。しかし5町村の中心である和具町で新町名に対する反対運動が起き、2か月にわたって議論が紛糾したが、鵜方町を中心とする7町村(後の阿児町)が新町名として「志摩町」を採用しようとしたため、和具町民も新町名賛成に転じ、志摩町となった[1]。
行政
[編集]歴代町長[2]
代 | 町長 | 任期 |
1 | 笹山竹之丞 | 1954年12月30日 - 1962年12月24日 |
2 | 松井太助 | 1962年12月25日 - 1966年11月14日 |
3 | 濱野佐太雄 | 1966年12月25日 - 1970年12月24日 |
4 | 山本史呂 | 1970年12月25日 - 1978年12月24日 |
5 | 松井秀 | 1978年12月25日 - 1980年6月1日 |
6 | 西川幸孝 | 1980年7月13日 - 1988年7月12日 |
7 | 井田久彌 | 1988年7月13日 - 1999年10月23日 |
8 | 大口秀和 | 1999年10月24日 - 2004年9月30日 |
- 医療機関 - 志摩町国民健康保険前島病院
人口
[編集]1955年(昭和30年) | 18,162人 | |
1960年(昭和35年) | 18,142人 | |
1965年(昭和40年) | 18,176人 | |
1970年(昭和45年) | 17,190人 | |
1975年(昭和50年) | 16,828人 | |
1980年(昭和55年) | 16,378人 | |
1985年(昭和60年) | 16,564人 | |
1990年(平成2年) | 15,865人 | |
1995年(平成7年) | 15,501人 | |
2000年(平成12年) | 14,727人 |
経済
[編集]産業
姉妹都市・提携都市
[編集]国内
教育
[編集]高等学校
[編集]中学校
[編集]小学校
[編集]交通
[編集]道路交通
[編集]海上交通
[編集]娯楽
[編集]- 和具パール劇場 - 映画館(和具)
- 和具劇場 - 映画館(和具)
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- 志摩町総合スポーツ公園
- 大島祭り(潮かけ祭り)
- 小島祭り
- 弓引き神事 等
- 志摩大橋(パールブリッジ)[6]
出身有名人
[編集]- 平賀亀祐 - 画家
- 伊東里き - 北米移住に尽力。アメリカで助産師になった初めての日本人。
- 西岡恭蔵 - シンガーソングライター
- 山口舞 - バレーボール選手(岡山シーガルズ)
- 志摩ノ海航洋 - 大相撲力士(木瀬部屋)[7]
- 石原円吉[8] - 実業家[8]、衆議院議員
その他
[編集]- 日本の音風景百選 - 麦崎の海女の磯笛
- 日本の道百選 - 長田橋 長田小公園付近
- 日本の海水浴場八十八選 - 御座白浜海水浴場
脚注
[編集]- ^ a b 志摩町史編纂委員会 編 (2004):256ページ
- ^ 志摩町史編纂委員会 編 (2004):262ページ
- ^ “昭和30年国勢調査年令別人口”. 三重県戦略企画部統計課分析・情報班. 2020年5月4日閲覧。
- ^ “10 総人口(総数:国勢調査)”. 三重県戦略企画部統計課分析・情報班. 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b c d e 2017年(平成29年)廃校“平成29年度公立学校数・入学予定者数及び入学式・始業式期日報告”. 三重県教育委員会事務局教育総務課企画調整班 (2017年3月10日). 2017年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月1日閲覧。
- ^ 伊勢志摩めぐり引用
- ^ 安永陽祐"志摩ノ海関 十両報告 市長訪問「豪快な相撲取りたい」"中日新聞2016年6月16日付朝刊、三重総合17ページ
- ^ a b “「桜がないのはかわいそう」―石原円吉翁の銅像公園に「円吉桜」植樹”. 伊勢志摩経済新聞 (2009年4月16日). 2016年8月4日閲覧。
参考文献
[編集]- 志摩町史編纂委員会 編『志摩町史 改訂版』志摩町教育委員会、平成16年9月1日、1164pp.