弦楽四重奏曲第14番 (シューベルト)

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Yorkside Quartet (Kensho Watanabe and Kisho Watanabe, violins, Jonathan Bregman, viola, Scott McCreary, cello) recorded in performance at Yale University, 2008. View the performance at YouTube

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弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D810は、フランツ・シューベルトが作曲した弦楽四重奏曲。作曲者が健康の衰えを自覚した直後の1824年に作曲された。なお、第2楽章が自身の歌曲死と乙女」を引用していることからこの曲も『死と乙女』と呼ばれている。

概要[編集]

すべての楽章短調で書かれ、当時のシューベルトの絶望的な心境が垣間見える。他に全ての楽章が短調で書かれた作品にはJ.S.バッハ作曲の『ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番ヘ短調』、ショパン作曲の『ピアノソナタ第2番変ロ短調』、ショスタコーヴィチ作曲の『弦楽四重奏曲第15番変ホ短調』がある。

構成[編集]

弦楽四重奏曲第14番の自筆譜(from the Mary Flagler Cary Music Collection, Morgan Library, New York)

この弦楽四重奏曲第14番は以下の4つの楽章からなる。

後にグスタフ・マーラーによって弦楽合奏用に編曲された。アメリカ合衆国の作曲家アンディー・シュタインによる管弦楽版もあり、ジョアン・ファレッタ指揮・バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団の演奏がNAXOSから発売されている。

自筆譜はニューヨークモルガン・ライブラリーに所蔵されている。

外部リンク[編集]