1833年
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| 千年紀: | 2千年紀 |
|---|---|
| 世紀: | 18世紀 - 19世紀 - 20世紀 |
| 十年紀: | 1810年代 1820年代 1830年代 1840年代 1850年代 |
| 年: | 1830年 1831年 1832年 1833年 1834年 1835年 1836年 |
1833年(1833 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、火曜日から始まる平年。
他の紀年法
[編集]カレンダー
[編集]できごと
[編集]- 1月3日 - イギリス軍が南大西洋の要衝フォークランド諸島を再占領し、直轄植民地化[1]。
- 3月22日 - プロイセンの主導によりドイツ関税同盟の結成条約が調印される(翌1834年発効。オーストリアを排除した経済的統合が進み、後の小ドイツ主義による統一の経済的基盤を形成)[2]。
- 4月29日 - スイスでチューリッヒ大学が創立される(ヨーロッパで初めて君主や教会ではなく民主的自治組織によって設立された大学)[3]。
- 5月6日 - ドイツの数学者・物理学者ガウスとヴィルヘルム・ヴェーバーがゲッティンゲンに世界初の電磁式電信機を設置[4]。
- 5月13日 - メンデルスゾーンの交響曲第4番『イタリア』がロンドンで初演[5]。
- 5月14日 - オスマン帝国とエジプトがキュタヒヤ協定を締結し第1次エジプト・トルコ戦争が終結。ムハンマド・アリーがシリア・クレタ島等の統治権を獲得[6]。
- 5月17日 - メキシコで軍人サンタ・アナが大統領に就任(以後、独裁と失脚を繰り返す波乱の政権期へ)[7]。
- 7月8日 - オスマン帝国とロシア帝国がウンキャル・スケレッシ条約を締結。ロシアがオスマン帝国への軍事援助の代償としてボスフォラス・ダーダネルス海峡の独占的通航権(ロシア以外の軍艦の通航禁止)を獲得。ロシアの南下政策にイギリス・フランスが強く反発し、東方問題が緊迫化[8][9]。
- 8月28日 - イギリスで第1回選挙法改正(1832年)の余波を受けたホイッグ党政権による自由主義的改革法案が相次ぎ成立。
- 1833年東インド会社法(インド政府法)が成立。イギリス東インド会社の中国貿易独占権が撤廃され(翌1834年施行)、商業活動を全面停止。純然たる植民地統治機関へと移行する[10]。
- 奴隷制廃止法が成立。ウィリアム・ウィルバーフォースらの長年の運動が実を結び、大英帝国全土の植民地で奴隷制が原則廃止(翌1834年施行)[11]。
- 8月29日 - イギリスでアルソープの1833年一般工場法が制定。9歳未満の児童労働の禁止、18歳未満の夜間労働禁止、実効性を確保するための工場監督官の設置などを規定(実効性を持つ近代労働立法の出発点)[12]。
- 9月29日 - スペインで国王フェルナンド7世が死去し、幼少のイサベル2世が即位。王位継承をめぐり叔父カルロスを支持する絶対主義勢力が反乱を起こし、第1次カルリスタ戦争が勃発[13]。
- 11月 - イギリスの思想家カーライルが小説『衣装哲学』の雑誌連載を開始[14]。
- 12月 - フランスの小説家バルザックが『ウジェニー・グランデ』を刊行(『人間喜劇』を構成する写実主義文学の傑作)[15]。
- 12月7日(天保4年10月26日) - 出羽・越後・佐渡沖で庄内沖地震(M7.3以上と推定)が発生。津波により日本海沿岸部に甚大な被害[16]。
- 秋(天保4年) - 日本全国で冷夏・大雨による大凶作が発生し、天保の飢饉が本格化(翌年以降、米価高騰と餓死者が激増し、各地の百姓一揆や1837年大塩平八郎の乱の遠因となる)[17]。
日付不詳
[編集]誕生
[編集]→「Category:1833年生」も参照
- 1月12日 - オイゲン・デューリング[20]、ドイツの哲学者、経済学者(+ 1921年)
- 1月21日 - エドアルド・キヨッソーネ[21]、イタリアの版画家、お雇い外国人(+ 1898年)
- 1月28日 - チャールズ・ゴードン[22]、イギリスの軍人(+ 1885年)
- 2月28日 - アルフレート・フォン・シュリーフェン[23]、ドイツの軍人(+ 1913年)
- 2月28日 - カール・ヒルティ[24]、スイスの法学者、哲学者、『幸福論』著者(+ 1909年)
- 3月10日 - ペドロ・アントニオ・デ・アラルコン[25]、スペインの小説家、『三角帽子』著者(+ 1891年)
- 4月14日(天保4年2月25日) - 大鳥圭介[26]、幕臣、蝦夷共和国総裁、外交官(+ 1911年)
- 5月5日 - フェルディナント・フォン・リヒトホーフェン[27]、ドイツの地理学者・地質学者(+ 1905年)
- 5月7日 - ヨハネス・ブラームス[28]、ドイツの作曲家(+ 1897年)
- 5月11日 - シャルル・ド・モンブラン[29]、フランスの貴族、薩摩藩や長州藩の外交工作に関わる(+ 1894年)
- 5月22日 - フェリックス・ブラックモン[30]、フランスの画家(+ 1914年)
- 6月5日 - ルイ・エドモン・デュランティ[31][32]、フランスの美術評論家、小説家(+ 1880年)
- 6月11日(天保4年4月24日) - 矢嶋楫子[33]、女子教育者、日本キリスト教婦人矯風会初代会長(+ 1925年)
- 6月15日(天保4年4月28日) - 岸田吟香[34]、新聞記者、日本初の従軍記者、実業家(+ 1905年)
- 6月20日 - レオン・ボナ[35]、フランスの画家(+ 1922年)
- 6月29日 - ペテル・ボーゲ[36]、ノルウェーの化学者、「質量作用の法則」を発見(+ 1900年)
- 7月7日 - フェリシアン・ロップス[37]、ベルギーの版画家、画家(+ 1898年)
- 7月23日 - 第8代デヴォンシャー公爵スペンサー・キャヴェンディッシュ[38]、イギリスの政治家、貴族(+ 1908年)
- 8月11日(天保4年6月26日) - 木戸孝允(桂小五郎)[39]、政治家、長州藩士、維新の三傑の一人(+ 1877年)
- 8月20日 - ベンジャミン・ハリソン[40]、第23代アメリカ合衆国大統領(+ 1901年)
- 8月28日 - エドワード・バーン=ジョーンズ[41]、イギリスの画家、ラファエル前派(+ 1898年)
- 10月9日(天保4年8月28日) - 小出粲[42]、歌人、宮中御歌所寄人(+ 1908年)
- 10月14日(天保4年9月2日) - 益田親施(益田右衛門介)[43]、長州藩の家老(+ 1864年)
- 10月21日 - アルフレッド・ノーベル[44]、スウェーデン出身の化学者、ダイナマイトの発明者、ノーベル賞の提唱者(+ 1896年)
- 11月3日(天保4年9月23日) - 長三洲[45]、漢学者、書家(+ 1895年)
- 11月6日 - ヨナス・リー[46]、ノルウェーの小説家(+ 1908年)
- 11月12日 - アレクサンドル・ボロディン[47][48]、ロシアの作曲家、化学者(+ 1887年)
- 11月19日 - ヴィルヘルム・ディルタイ[49]、ドイツの哲学者(+ 1911年)
- 11月23日(天保4年10月12日) - 土方久元[50]、土佐藩士、政治家、宮内大臣(+ 1918年)
死去
[編集]→「Category:1833年没」も参照
- 1月10日 - アドリアン=マリ・ルジャンドル[51]、フランスの数学者(* 1752年)
- 1月12日 - アントナン・カレーム[52]、フランス料理のシェフ(* 1784年)
- 1月19日 - フェルディナン・エロルド[53]、フランスの作曲家(* 1791年)
- 2月6日 - ファウスト・デ・エルヤル[54]、スペインの化学者、タングステンの発見者(* 1755年)
- 3月6日(天保4年1月15日) - 島津重豪[55]、第8代薩摩藩主、蘭癖大名(* 1745年)
- 4月11日(天保4年2月22日) - 青地林宗[56]、蘭学者(* 1775年)
- 4月22日 - リチャード・トレビシック[57]、イギリスの技術者、高圧蒸気機関を用いた蒸気機関車の開発者(* 1771年)
- 4月27日(天保4年3月8日) - 三笑亭可楽(初代)[58]、落語家(* 1777年)
- 5月15日 - エドマンド・キーン[59]、イギリスの舞台俳優(* 1787年?)
- 5月29日 - アンゼルム・フォイエルバッハ[60]、ドイツの刑法学者(* 1775年)
- 7月2日(天保4年5月15日) - 青木木米[61]、文人陶工、南画家(* 1767年)
- 7月5日 - ニセフォール・ニエプス[62]、フランスの発明家、世界初の写真技術「ヘリオグラフィー」の開発者(* 1765年)
- 7月29日 - ウィリアム・ウィルバーフォース[63]、イギリスの政治家、奴隷貿易・奴隷廃止運動の指導者(* 1759年)
- 9月27日 - ラーム・モーハン・ローイ[64]、インドの社会改革運動家(* 1772年?)
- 9月29日 - フェルナンド7世[65]、スペイン国王(* 1784年)
- 10月23日(天保4年9月11日) - 本居大平[66]、国学者(* 1756年)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ↑ 『フォークランド諸島』 - コトバンク
- ↑ 『ドイツ関税同盟』 - コトバンク
- ↑ 『ちゆーりひ大学』 - コトバンク
- ↑ 『ウェーバー』 - コトバンク
- ↑ 『メンデルスゾーン』 - コトバンク
- ↑ 『エジプト・トルコ戦争』 - コトバンク
- ↑ 『サンタ・アナ』 - コトバンク
- ↑ 『ウンキャルスケレッシ条約』 - コトバンク
- ↑ 『うんきあるすけれつし条約』 - コトバンク
- ↑ 『東インド会社』 - コトバンク
- ↑ 『奴隷廃止運動』 - コトバンク
- ↑ 『工場法』 - コトバンク
- ↑ 『カルリスタ戦争』 - コトバンク
- ↑ 『衣装哲学』 - コトバンク
- ↑ 『うーじえにーぐらんで』 - コトバンク
- ↑ 『庄内沖地震』 - コトバンク
- ↑ 『天保の飢饉』 - コトバンク
- ↑ 『ファラデーの法則』 - コトバンク
- ↑ 『東海道五十三次』 - コトバンク
- ↑ 『デューリング』 - コトバンク
- ↑ 『キヨソーネ』 - コトバンク
- ↑ 『ゴードン』 - コトバンク
- ↑ 『シュリーフェン』 - コトバンク
- ↑ 『ヒルティ』 - コトバンク
- ↑ 『アラルコン』 - コトバンク
- ↑ 『大鳥圭介』 - コトバンク
- ↑ 『リヒトホーフェン』 - コトバンク
- ↑ 『ブラームス』 - コトバンク
- ↑ 『モンブラン』 - コトバンク
- ↑ 『ブラックモン』 - コトバンク
- ↑ 『デュランティ』 - コトバンク
- ↑ 『デュランチ』 - コトバンク
- ↑ 『矢嶋楫子』 - コトバンク
- ↑ 『岸田吟香』 - コトバンク
- ↑ Leon-Bonnat - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『ボーゲ』 - コトバンク
- ↑ 『ロップス』 - コトバンク
- ↑ Spencer-Compton-Cavendish-8th-Duke-of-Devonshire - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『木戸孝允』 - コトバンク
- ↑ 『ハリソン』 - コトバンク
- ↑ 『バーン・ジョーンズ』 - コトバンク
- ↑ 『小出粲』 - コトバンク
- ↑ 『益田右衛門介』 - コトバンク
- ↑ 『ノーベル』 - コトバンク
- ↑ 『長三洲』 - コトバンク
- ↑ 『リー』 - コトバンク
- ↑ 『ボロディン』 - コトバンク
- ↑ 『ボロジン』 - コトバンク
- ↑ 『ディルタイ』 - コトバンク
- ↑ 『土方久元』 - コトバンク
- ↑ 『ルジャンドル』 - コトバンク
- ↑ Marie-Antoine-Careme - ブリタニカ百科事典
- ↑ Ferdinand-Herold - ブリタニカ百科事典
- ↑ Fausto-dElhuyar-y-de-Suvisa - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『島津重豪』 - コトバンク
- ↑ 『青地林宗』 - コトバンク
- ↑ 『トレビシック』 - コトバンク
- ↑ 『三笑亭可楽』 - コトバンク
- ↑ 『キーン』 - コトバンク
- ↑ 『フォイエルバハ』 - コトバンク
- ↑ 『青木木米』 - コトバンク
- ↑ 『ニエプス』 - コトバンク
- ↑ 『ウィルバーフォース』 - コトバンク
- ↑ 『ローイ』 - コトバンク
- ↑ 『フェルナンド7世』 - コトバンク
- ↑ 『本居大平』 - コトバンク
関連項目
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