弓削丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
弓削丸
基本情報
船種 練習船[要出典]
所有者 文部科学省[要出典]
運用者 弓削商船高等専門学校
建造所 三井造船玉野事業所[1]
母港 弓削港[2]
信号符字 JL6247[3] 無線局免許状
IMO番号 9087958[4]
MMSI番号 431500203
経歴
発注 1993年7月23日[5]
起工 1993年10月13日[6]
進水 1994年1月18日[6]
竣工 1994年3月30日[6]
現況 就航中
要目
総トン数 240トン[6]
全長 40.00m[6]
垂線間長 35.00m[6]
型幅 8.00m[6]
型深さ 3.30m[6]
満載喫水 2.80m[6]
機関方式 ダイハツ 4サイクル中速ディーゼル機関 6DLM-24SL 1,300psx750rpmx1基[6]
推進器 テクノナカシマ 4翼可変ピッチプロペラx1基[6]
バウスラスター 1.0t 55kW[6]
スタンスラスター 1.0t 55kW[6]
速力 12.7ノット[5]
最大速力 13.75ノット(試運転、100%負荷にて)[6]
航続距離 約2,300マイル[6]
航海日数 5~6日程度[5]
旅客定員 47名(教官3名,学生44名)[6]
乗組員 9名[6]
積載能力 水は約40トン弱(造水設備は無い)[5]
テンプレートを表示

弓削丸(ゆげまる)は、文部科学省が所有し[要出典]、弓削商船高等専門学校が使用する練習船である。1994年に製造された3代目が運用されている。

概要[編集]

弓削丸 (2代)の代船として、三井造船玉野事業所で建造され1994年3月30日に竣工した[6]。 学生の航海実習の他に、大学等の研究・調査にも使用されている[5]。競技会等への学生の搬送に使用される事がある[5]

小中学生を対象に体験航海を毎年実施している[7]

略歴[編集]

  • 1961年(昭和36年)3月 初代竣工 GT60旧トン 主機馬力200ps[1]
  • 1959年(昭和45年)3月 2代目竣工 GT336.02旧トン 主機馬力700ps[1]
  • 1994年(平成6年)3月 3代目竣工 三井造船株式会社 玉野事業所[1] 

特徴[編集]

機関部に防振対策している[1]。バウスラスタ、スタンスラスタにより操縦性は良好[1]。女子学生の専用居住スペースを確保している[1]

エピソード[編集]

1995年(平成7年)1月に発生した阪神・淡路大震災において、2回、救援航海をおこなった。1回目は文部科学省からの指示であったが、救援・支援活動の具体的な指示が無かったため、学校関係者や弓削町内に呼びかけて、トイレットペーパー飲料水などを運んだ[2]。2回目は、広島大学岡山大学の医学部を中心としたボランティアチームの要請で、休息および給食などの支援を目的に、すでに支援作業を行っていた豊潮丸および広島丸から引き継いで支援を行い、山口県の大島商船高専の大島丸に引き継いだ[2]

国際交流航海を2回おこなった。1回目は1995年(平成7年)に、2回目は2001年(平成13年)に、いずれも韓国釜山韓国海洋大学校を訪問した[2]

船名は、弓削町に隣接する上浦町出身の書家村上三島の揮毫による[2]

関連項目[編集]


脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 新世代の練習船弓削丸III世の誕生”. 弓削商船高等専門学校. 2017年2月3日閲覧。
  2. ^ a b c d e 弓削商船高等専門学校のあゆみ・弓削丸揮毫”. 弓削商船高等専門学校. 2017年2月3日閲覧。
  3. ^ 2014年09月”. 日本海洋データセンター (2014年9月). 2017年2月3日閲覧。
  4. ^ YUGE MARU (Training Ship) - IMO 9087958(IMO Numbers Database)
  5. ^ a b c d e f 練習船「弓削丸」の活動状況について”. 弓削商船高等専門学校. 2017年2月3日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 練習船弓削丸・主要目”. 弓削商船高等専門学校. 2017年2月2日閲覧。
  7. ^ 弓削丸体験航海「一日船長」”. 弓削商船高等専門学校. 2017年2月3日閲覧。

外部リンク[編集]