出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

(ちょう)

  1. 公務員が職務を行う場所、建物、役所官公庁
  2. 日本の内閣府設置法および国家行政組織法に基づく国家行政機関の一つ。またはにその外局として置かれる。警察庁検察庁のように、府、省または外局特別の機関として置かれる例もある。
  3. 日本の地方公共団体都道府県)の内部組織の一つ。よりも規模の大きい部署に用いる。警視庁東京消防庁企業庁教育庁など。
  4. 日本以外の2.および3.の庁に相当する機関の和訳名称として用いられる。

「庁」の長[編集]

行政機関としての「庁」の長の呼称は、「長官」を用いるのが原則である。

日本[編集]

日本の場合、法律で規定された一部の外局の長には国務大臣を充てることができるが、その場合も呼称は国務大臣と庁長官を併用する。そのような庁は大臣庁と呼ばれる。

また、大臣庁ではないが、金融庁においては、官僚である長官とは別に、事実上の上司として内閣府特命担当大臣(金融担当)が庁の事務を掌理している。

日本の国家行政機関としての庁一覧[編集]

凡例[編集]

五十音順。2023年4月1日時点。「○○地方△△庁」のように個別の庁が設置されるものは総体としての名称のみ記載。括弧による付記のないものは府省の外局

一覧[編集]

その他の庁[編集]

関連項目[編集]