山本一郎 (実業家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
やまもと いちろう
山本 一郎
生誕 (1973-01-04) 1973年1月4日(48歳)
日本の旗 日本 東京都
出身校慶應義塾大学法学部
職業一般財団法人情報法制研究所事務局次長・上席研究員、個人投資家作家[1]

山本 一郎(やまもと いちろう、1973年1月4日[2][3] - )は、日本ブロガー著作家実業家東京都出身[3]。通称切込隊長

経歴[編集]

慶應義塾中等部[4]慶應義塾高等学校[4]を経て、1996年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。国際電気へ就職した[4]が半年で退社。その後、調査業(いわゆる探偵)の業務を行う[5]2000年、ゲームの企画・制作を行う企業「イレギュラーズアンドパートナーズ」[6][7]を設立し、代表取締役[8]

電子掲示板2ちゃんねる運営のための法人を西村博之と共同で設立したが、2ちゃんねるへの関与は2002年に終えたとしている[9]

「Blog of the Yeah〔ママ〕! 2003」受賞[10]、2004年の「アルファブロガー」に選ばれた[11]

東北楽天ゴールデンイーグルスにて二軍・三軍のデータ解析部門を2015年から担当[12][13]した。

訴訟・事件[編集]

  • エイベックス社長松浦勝人に対する誹謗中傷で訴訟[14]
  • CTWから著作人格権侵害で訴訟[15]
  • ドワンゴ創業者川上量生から名誉棄損で訴訟[16]、山本一郎の勝訴。「社会通念上許される限度を超える侮辱行為であるとは認められない」として東京地裁が原告の請求を棄却[17]

ハンドルネーム[編集]

ハンドルネーム「切込隊長」はパソコン通信時代から使用しており、ニフティサーブで活動していた頃は「切込隊長@山本一郎」だった。ネーミングの由来は草野球で一番を打っていたことによる[18]

2011年平成23年)8月、ネット上での活動に使っていたハンドルネーム「切込隊長」を止め実名を用いることを表明した[19]

人物・私生活[編集]

保守主義者を自称しているが、安倍政権については「積極的に支持する気持ちにはなれない」としている[20]

慶應義塾中等部時代からパソコンを始めた[4]。慶應高校時代はバブル景気全盛だったこともあって、投資に興味を持ち、情報を得るためにパソコンを利用するようになる[4]草の根BBSパソコン通信を経て、インターネットでの活動を開始した[4]

2008年に結婚を報告し[21]、妻との間に四子を持った[22]

2018年7月、ツイッター社より、アカウントを凍結された[23](その後復活)。

2019年12月、自身によるYouTubeチャンネルを開設。

著書[編集]

  • 『美人(ブス)投票入門』オーエス出版(原著2004年2月20日)。ISBN 9784757302136 - 4章に山形浩生との対談
  • 『投資情報のカラクリ』ソフトバンククリエイティブ(原著2004年8月30日)。ISBN 9784797327809
  • 『ニッポン経営者列伝 嗚呼、香ばしき人々』扶桑社(原著2004年10月23日)。ISBN 9784594048181
  • 『けなす技術』ソフトバンククリエイティブ(原著2005年3月23日)。ISBN 9784797330779
  • 『最強のSEO対策! HTMLがわからない人から ウェブデザイン上級者まで』ソフトバンククリエイティブ(原著2005年9月17日)。ISBN 9784797331509田村昌士との共著。
  • 『“俺様国家”中国の大経済』文藝春秋〈文春新書〉(原著2005年10月20日)。ISBN 9784166604692
  • 『スカーレット・ソード』ソフトバンククリエイティブ(原著2005年10月22日)。ISBN 9784797331332 伊藤龍太郎との共著。
  • 『情報革命バブルの崩壊』文藝春秋〈文春新書〉(原著2008年11月20日)。ISBN 9784166606672
  • 『ネットビジネスの終わり』PHP研究所〈voice select〉(原著2009年10月22日)。ISBN 4569771785
  • 『明日の日本をつくる復興提言10所収』〈アスキー新書〉(原著2011年6月20日)。ISBN 978-4-04-870696-4 共著。
  • 『リーダーの値打ち』アスキーメディアワークス〈アスキー新書〉(原著2011年12月10日)。ISBN 978-4-04-886134-2
  • ネット右翼の矛盾 憂国が招く「亡国」』宝島社〈宝島社新書〉(原著2013年1月26日)。ISBN 978-4-8002-0470-7中川淳一郎安田浩一との共著。
  • 『ニッポンの個人情報 「個人を特定する情報が個人情報である」と信じているすべての方へ』翔泳社(原著2015年2月19日)。ISBN 978-4-7981-3976-0鈴木正朝高木浩光との共著。

ほか

連載[編集]

出演[編集]

過去[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 山本一郎の記事一覧 - 個人. Yahoo!ニュース. 2019年3月21日閲覧。
  2. ^ kirik (2004年1月4日). “31歳に、なりました。”. 切込隊長BLOG(ブログ) ?俺様キングダム. 2004年1月6日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年12月9日閲覧。
  3. ^ a b 『情報革命バブルの崩壊』の奥付より。
  4. ^ a b c d e f 塾員インタビュー・イレギュラーズアンドパートナーズ株式会社 代表取締役社長 山本一郎さん(切込隊長)part1”. 慶應ジャーナル (2005年5月16日). 2015年3月6日閲覧。
  5. ^ 日経パソコン (1997年12月1日). パソコンが仕事を変えた/私立探偵 山本一郎さん. 日経BP社. p. 425 
  6. ^ アスキー新書『リーダーの値打ち』著者紹介より
  7. ^ Development Achievements”. 2013年10月9日閲覧。
  8. ^ corporate profile”. 2013年10月9日閲覧。
  9. ^ WiLL』2015/03月号(2015/1/28)「偉大なるワンマン西村博之 - 山本一郎(ブロガー兼投資家)」
  10. ^ 今年のベストblogを選ぶ「blog of the yeah! 2003」開催
  11. ^ 2004年|アルファブロガーリスト|Alpha Bloggers
  12. ^ “山本一郎氏、楽天ゴールデンイーグルスのアドバイザーに就任”. ITmediaニュース. (2015年2月13日). http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1502/13/news119.html 2016年2月12日閲覧。 
  13. ^ “楽天イーグルス ビリから逆襲3年計画 データで勝負だ!”. 日経ビジネスオンライン. (2016年4月30日). http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20150212/277405/?rt=nocnt 2016年2月12日閲覧。 
  14. ^ エイベックス松浦社長が訴えた人気ブロガー山本一郎氏の発言” (日本語). 週刊金曜日オンライン. 2019年10月1日閲覧。
  15. ^ 個人投資家・作家の「山本一郎」氏に対して著作者人格権侵害訴訟の申立を実施 | CTW株式会社” (日本語). 2019年10月1日閲覧。
  16. ^ 川上量生VS山本一郎「法廷バトル」激化、とうとう「第3弾訴訟」がスタート!” (日本語). 弁護士ドットコム. 2019年10月1日閲覧。
  17. ^ 山本一郎氏、川上量生氏に勝訴 「侮辱的な表現に誘発された」「限度を超えていない」” (日本語). 弁護士ドットコム. 2020年3月13日閲覧。
  18. ^ 塾員インタビュー・イレギュラーズアンドパートナーズ株式会社 代表取締役社長 山本一郎さん(切込隊長)part2”. 慶應ジャーナル (2005年5月16日). 2015年3月6日閲覧。
  19. ^ やまもといちろう 公式ブログ - 「切込隊長」の引退に関して - 2011/8/18 15:34
  20. ^ 「人柄が嫌で不支持」なのに「他の内閣より良さそうだから支持」されてしまう安倍政権 文春オンライン 2017年6月15日
  21. ^ やまもといちろう 公式ブログ - 【報告】入籍しました/切込隊長2008/2/22 11:08
  22. ^ 「悪者になるな」奥さんの一言/やまもといちろう夫妻の生活 2016.7.11更新 TOFUFU編集部
  23. ^ 山本一郎さんのTwitterアカウント、凍結される” (日本語). ITmedia NEWS. 2019年10月1日閲覧。

外部リンク[編集]