山口絵理子

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人間力大賞受賞者
経済産業大臣奨励賞
地球市民財団奨励賞
受賞年:2009年


山口 絵理子 (やまぐち えりこ、1981年8月21日 )は日本実業家デザイナー埼玉県さいたま市出身。

経歴[編集]

株式会社マザーハウス代表取締役兼チーフデザイナー

1981年、埼玉県生まれ。小学校時代はいじめに遭い不登校となる。中学時代は、その反動で非行に走るが、柔道に出会い更生した。埼玉県立大宮工業高等学校時代は「男子柔道部」に唯一の女子部員として所属し、全日本ジュニアオリンピック第7位にまで上り詰める[1]。高校卒業後、慶應義塾大学総合政策学部にAO入学。大学4年の時、米州開発銀行でのインターンを経験。

インターネットで「アジア 最貧国」のキーワードで検索してバングラデシュに興味を抱く。実際にバングラデシュを訪問し、貧困や汚職といった現状を目の当たりにする。バングラデシュBRAC大学院開発学部修士課程に入学。在学中三井物産ダッカ事務所にてインターンを経験。2006年に「途上国から世界に通用するブランドをつくる」を理念とした、株式会社マザーハウスを設立、代表取締役社長に就任。

2019年8月21日、マザーハウスから天然素材の可能性を追求する新ブランド「e.(イードット)」がデビュー、1号店は藤森照信が設計。

2019年10月現在、バングラデシュ、ネパール、インドネシア、スリランカ、インド、ミャンマーにて、自社工場・提携工房にてモノづくりを行い、日本、台湾、香港、シンガポールの直営38店舗でバッグ、ジュエリー、アパレルの販売を行っている。

「フジサンケイ女性起業家支援プロジェクト2006」最優秀賞受賞。「Young Global Leaders 2008」選出。シュワブ財団「Social Entrepreneur of the Year in Japan 2011」日本代表受賞。

2012年、国際社会で顕著な活動を行い世界で『日本』の発信に貢献したとして、内閣府から「世界で活躍し『日本』を発信する日本人[2]の一人に選ばれた。

経営者として[編集]

政府による開発援助のあり方に疑問を感じ、アジアの最貧国バングラデシュのダッカでジュートを材料にしたカバンの工場を設立、日本で販売を始める。

社名の由来はマザーテレサ

ソーシャルアクション[編集]

バングラデシュで学校に行くことができない子どもたちにスクールバッグを提供する事業を企画。2007年11月に発生した大規模なサイクロンにより、被害を受けたバングラデシュに毛布・鍋を被災地の人々に配布。

日本において流行している「社会起業家」という肩書が付けられ、とまどいを感じると語っている。

著書[編集]

  • 裸でも生きる--25歳女性起業家の号泣戦記(講談社BIZ、ISBN 978-4-06-282064-6
  • 裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける(講談社BIZ、ISBN 4062821230ISBN 978-4062821230
  • 輝ける場所を探して 裸でも生きる3 ダッカからジョグジャ、そしてコロンボへ(講談社、ISBN 4062203618ISBN 978-4062203616
  • Third Way(サードウェイ) 第3の道のつくり方 (ハフポストブックス、ディスカヴァー・トゥエンティワン、ISBN 4799325426ISBN 978-4799325421
  • 自分思考(講談社BIZ、ISBN 4062171694ISBN 978-4062171694

出演[編集]

テレビ[編集]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ 「全日本ジュニア柔道体重別選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、1999年10月号 85頁
  2. ^ “世界で活躍し『日本』を発信する日本人 プロジェクト” (japanese) (pdf) (プレスリリース), 内閣府国家戦略室, (2012年9月), オリジナルの2013年1月5日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20130105105512/http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120918/20120918.pdf 2013年1月21日閲覧。 

外部リンク[編集]