小竹林

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小竹林(しょうちくりん)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)のグループ会社の日本レストランエンタプライズ(NRE)が経営し、現在は八王子支社横浜支社エリアで出店している立ち食いそば店である。

概要[編集]

2009年3月までは、同じくJR東日本の支社別グループ会社だったジェイアールかいじ企画開発(八王子支社)とジェイアール神奈川企画開発(横浜支社)が経営していた。青梅駅の「青梅想ひ出そば」、大月駅の「大月かいじ」は、2009年3月以前はジェイアールかいじ企画開発の経営で、姉妹店舗と呼べる存在だった。 「そば」と「うどん」、おにぎり稲荷寿司かき氷類を扱っている店もある。

特色としては、コシのある冷凍麺の使用が挙げられる[1]

店舗によっては年末に「年越しそば」として、テイクアウト用に5食セットのそばが発売されていた。また、通年でメニューに同様に5食セットの「持帰りそば」「持帰りうどん」があった店舗も存在した。

2009年(平成21年)4月1日、JR東日本グループ統廃合の一環で会社は株式会社東日本環境アクセス(現・JR東日本環境アクセス)に吸収され、立ち食いそば事業はNREへ移譲された。これに前後して、ジェイアール東日本フードビジネス(JEFB)経営の「あずみ」や、 NRE経営の「あじさい」(現・あじさい茶屋)に転換した店舗がある。「小竹林」として営業を続けている店舗はNREのウェブサイトには掲載されていない。三鷹駅のように、「あじさい茶屋」にほぼ準拠したものになった後も、冷凍麺を使っている店もある。

沿革[編集]

  • JR東日本の発足後に新橋駅烏森口に「そばたいむ小竹林」の店名で1号店を出店(同店は「あじさい」に転換後、2010年に駅改良工事に伴い閉店)。
  • 「小竹林」に改名

店舗[編集]

既に全店、NREの店舗に転換しており、現存しない。転換直前の時点で存在した店は以下の通り。

旧・ジェイアールかいじ企画開発 [編集]

  • 府中本町駅(改札内外。かつては改札内のみで、駅構内改装による移転時に改札外からも利用可能な店舗となった。2015年2月16日に閉店し、『いろり庵きらく』がオープンした。)

旧・ジェイアール神奈川企画開発[編集]

転換前に閉店した店舗[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]