石川町駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
石川町駅
元町口(2007年1月)
元町口(2007年1月)
いしかわちょう
Ishikawachō
(元町・中華街*)
JK 10 関内 (0.8km)
(1.2km) 山手 JK 08
所在地 横浜市中区石川町二丁目72
駅番号 JK 09
所属事業者 JR logo (east).svg東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 JK 根岸線
キロ程 3.8km(横浜起点)
大宮から62.9km
八王子から48.2km
電報略号 イシ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
32,572人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1964年昭和39年)5月19日
備考 みどりの窓口
浜 横浜市内
*2016年平成28年)9月15日から副駅名使用開始[1]
テンプレートを表示

石川町駅(いしかわちょうえき)は、神奈川県横浜市中区石川町二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)根岸線である。副名称は元町・中華街(もとまち・ちゅうかがい)。

歴史[編集]

1964年昭和39年)、根岸線の延伸時に開業した。中村川をまたいで作られているが、駅の北側にある中華街と、南側にある元町の両者の利便性を考慮している。

国鉄は当初、駅名を当駅の南側およそ500m程の所にある観光地・山手に因んで山手町駅、あるいは当駅から北へおよそ1kmほどの山下町にある港に因んで港横浜駅と名づけようという意見があった。しかし、地元住民の運動により石川町駅と命名された。

それまで寂しい町であった、石川町の特に一丁目付近は、この駅の開業により、当駅から山手や元町への通り道となったため、一転して賑やかとなった。また、この駅の建設にあたり、立ち退きなどに応じた元住民らは、石川町の永久名誉町内会員とされた。

以後永らく、山手や元町、中華街といった横浜の主要な観光スポットへの入り口の駅としての役割を果たしてきたが、2004年(平成16年)に横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街駅が開業したため、元町の最寄り駅の座を譲ることとなった。

年表[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する高架駅。構内中ほどで線路は中村川を渡っており、その上空を高速道路が横断する。

山手方の高架下に元町口(南口)、関内方の高架下に中華街口(北口)の駅舎が設けられ、各ホームからそれぞれの駅舎に階段が降りている。元町口および中華街口共にみどりの窓口(営業時間 7:00 - 20:00)が設置されていたが、中華街口については指定席券売機への置き換えに伴い、窓口を閉鎖している。自動券売機自動改札機は両方の駅舎に設置される。直営駅

2008年中頃には中華街口のバリアフリー工事がすべて終了し、上下エスカレーターの設置とエレベーターの設置、およびトイレの改装が行われた。なお、この工事以前からエスカレーターは上り専用のものが設置されていた。

売店は、元町口改札外正面のレッツキヨスク石川町1号店と、中華街口改札内正面のレッツキヨスク石川町2号店がある。

JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅である。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1 JK 根岸線 下り 山手磯子大船方面
2 上り 関内横浜東京大宮方面 JK 京浜東北線直通
JH 横浜線 - 新横浜町田八王子方面 朝晩のみ運転

利用状況[編集]

2016年度の1日平均乗車人員32,572人である。2003年度前は1日平均乗車人員が4万人を越えていたが、横浜高速鉄道みなとみらい線の開業以降は減少し、3.5万人程度で推移している。2015年度は根岸線で唯一、前年度よりも乗車人員が減少した駅である。

近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 41,358
1991年(平成03年) 42,476
1992年(平成04年) 43,301
1993年(平成05年) 43,899
1994年(平成06年) 43,742
1995年(平成07年) 43,558 [統計 2]
1996年(平成08年) 43,532
1997年(平成09年) 42,437
1998年(平成10年) 42,324 [* 1]
1999年(平成11年) [JR 1]41,662 [* 2]
2000年(平成12年) [JR 2]41,153 [* 2]
2001年(平成13年) [JR 3]41,628 [* 3]
2002年(平成14年) [JR 4]41,852 [* 4]
[3]2003年(平成15年) [JR 5]41,164 [* 5]
2004年(平成16年) [JR 6]36,010 [* 6]
2005年(平成17年) [JR 7]35,725 [* 7]
2006年(平成18年) [JR 8]35,887 [* 8]
2007年(平成19年) [JR 9]34,919 [* 9]
2008年(平成20年) [JR 10]34,804 [* 10]
2009年(平成21年) [JR 11]35,121 [* 11]
2010年(平成22年) [JR 12]34,286 [* 12]
2011年(平成23年) [JR 13]34,148 [* 13]
2012年(平成24年) [JR 14]34,571 [* 14]
2013年(平成25年) [JR 15]33,996 [* 15]
2014年(平成26年) [JR 16]32,719 [* 16]
2015年(平成27年) [JR 17]32,639 [* 17]
2016年(平成28年) [JR 18]32,572

駅周辺[編集]

当駅周辺地区(関内・関外地区)は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである「横浜都心」に指定されている[4]

元町や中華街が近くにあるが、みなとみらい線開通により、最近は元町・中華街駅に流れる傾向が顕著となっている。周辺には女子校が多く、女子中高生の利用が多いため「乙女駅」の異名がある[5]。北口の近くの寿町山谷釜ヶ崎と並ぶ3大ドヤ街簡易宿所の集積地)である。

副名称として「元町・中華街」と名乗っているが、みなとみらい線の元町・中華街駅からは1km弱離れているため注意が必要である。

バス路線[編集]

最寄停留所は、吉浜橋元町となる。以下の路線が乗り入れ、横浜市交通局により運行されている。

吉浜橋
元町
  • 〔21〕市電保存館行、桜木町駅前行
  • 〔99〕磯子車庫前、桜木町駅前行
  • 〔101〕根岸駅前行、保土ケ谷車庫前行
  • 〔105〕本牧車庫前行、横浜駅行
  • 〔106〕本牧車庫前、境木中学校前行、保土ケ谷駅東口行

両バス停とも横浜市電の本牧線の停留所として1905年(明治38年)に開業したが(元町は開業時は「西ノ橋」)、根岸線開業後の1970年(昭和45年)に廃止され、バスに転換された[6]

その他[編集]

  • かつて、ホーム壁面には、元町口寄りは青を基調に、中華街口寄りはオレンジを基調にした絵が描かれていた。どちらに向かえばいいかが分かりやすく表現されたデザインで、好評であった。絵はJR東日本からの依頼で日本デザイナー学院の生徒によって手がけられたもので製作に8ヶ月を要し、テレビや新聞でも話題になったが、古くなって劣化も激しかったことから副駅名使用開始と同時に刷新し、中華街側は紅色の、元町側はブルーを基調としたデザインとし、写真コーナーが設けられたギャラリー風なものとした。
  • 当駅構内は横浜方面に向かって下り勾配となっているため、停車列車の過走要注意箇所となっている。
  • 磯子大船行電車は当駅から終点までトンネル区間が連続するため、運転士は日中帯でも先頭車のカーテンを必ず閉じてから発車する。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JK 根岸線
快速・各駅停車(いずれも根岸線内は各駅に停車)
関内駅 (JK 10) - 石川町駅 (JK 09) - 山手駅 (JK 08)

脚注[編集]

記事本文の出典[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b “JR横浜支社 来月15日に石川町駅ホーム壁面を新装”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年8月17日) 
  2. ^ JR東日本:石川町駅長に女性の中村さん−−横浜管内初毎日jp神奈川 2012年6月19日
  3. ^ 2004年2月1日、横浜高速鉄道みなとみらい線が開業。
  4. ^ 横浜市都市計画マスタープラン(全体構想) (PDF) 平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。
  5. ^ テレビ東京「出没! アド街ック天国」2010年7月10日放送分 なお、JR東日本には乙女駅小海線長野県小諸市)に実在する。
  6. ^ 出典:『日本鉄道旅行地図帳4号 関東2』38ページ

利用状況の出典[編集]

JR東日本の統計データ
JR東日本の1999年度以降の乗車人員
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 平成12年 - 220ページ
  2. ^ a b 平成13年 (PDF) - 222ページ
  3. ^ 平成14年 (PDF) - 220ページ
  4. ^ 平成15年 (PDF) - 220ページ
  5. ^ 平成16年 (PDF) - 220ページ
  6. ^ 平成17年 (PDF) - 222ページ
  7. ^ 平成18年 (PDF) - 222ページ
  8. ^ 平成19年 (PDF) - 224ページ
  9. ^ 平成20年 (PDF) - 228ページ
  10. ^ 平成21年 (PDF) - 238ページ
  11. ^ 平成22年 (PDF) - 236ページ
  12. ^ 平成23年 (PDF) - 236ページ
  13. ^ 平成24年 (PDF) - 232ページ
  14. ^ 平成25年 (PDF) - 234ページ
  15. ^ 平成26年 (PDF) - 236ページ
  16. ^ 平成27年 (PDF) - 236ページ
  17. ^ 平成28年 (PDF) - 244ページ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]