大森彌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大森 彌(おおもり わたる、1940年3月24日[1] - 2023年9月18日)は、日本政治学者(自治体行政学・地方自治論)。東京大学名誉教授東京都出身。

人物[編集]

  • 日本の介護保険制度の生みの親のひとり。1990年代、「厚生省 高齢者介護・自立支援システム研究会」座長を務め、後の介護保険制度の骨格を作った。
  • 内閣府・独立行政法人評価委員会委員長
  • 厚労省社会保障審議会委員、同審議会介護給付費分科会「介護施設等のあり方に関する委員会」委員長
  • 社会保障国民会議(平成20年1月閣議決定)委員(福田内閣)

略歴[編集]

主な著書[編集]

単著[編集]

  • 『現代日本の地方自治』(放送大学教育振興会, 1995年)
  • 『分権改革と地方議会』(ぎょうせい, 1998年/新版, 2002年)
  • 『行政学叢書(4)官のシステム』(東京大学出版会, 2006年)
  • 『変化に挑戦する自治体―希望の自治体行政学』(第一法規, 2008年)
  • 『政権交代と自治の潮流 続・希望の自治体行政学』第一法規 2011

共著[編集]

編著[編集]

  • 『自治体の経営と効率(3)職員とリーダーシップ』(学陽書房, 1982年)
  • 『21世紀の地方自治戦略(3)自治体の首長――その資質と手腕』(ぎょうせい, 1993年)
  • 『21世紀の地方自治戦略(9)行政管理と人材開発』(ぎょうせい, 1993年)
  • 『分権時代の自治体職員(1)地方分権推進と自治体職員』(ぎょうせい, 1998年)
  • 『分権型社会を創る(3)分権時代の首長と議会――優勝劣敗の代表機関』(ぎょうせい, 2000年)
  • 『権型社会を創る(11)分権改革と地域福祉社会の形成』(ぎょうせい, 2000年)
  • 『地域福祉を拓く(4)地域福祉と自治体行政』(ぎょうせい, 2002年)
  • 『高齢者介護と自立支援――介護保険のめざすもの』(ミネルヴァ書房, 2002年)

共編著[編集]

  • 佐藤誠三郎)『日本の地方政府』(東京大学出版会, 1986年)
  • 西尾勝)『地方公務員のための法律講座(3)自治行政要論』(第一法規出版, 1986年)
  • 伊部英男)『明日の福祉(5)福祉における国と地方』(中央法規出版, 1988年)
  • 清原慶子)『21世紀の地方自治戦略(12)ネットワーク型社会の構築』(ぎょうせい, 1993年)
  • 村川浩一)『長寿社会総合講座(3)保健福祉計画とまちづくり』(第一法規出版, 1993年)
  • 上田紘士)『分権時代の自治体職員(10)組織の開発と活性化』(ぎょうせい, 1998年)
  • 菅原弘子)『市町村が挑む高齢者ケア――未来モデル事例集』(ぎょうせい, 2001年)
  • 松村祥子)『福祉社会の政策課題』(放送大学教育振興会, 2002年)
  • (松村祥子)『福祉政策の形成と実施』(放送大学教育振興会, 改訂版, 2006年)
  • (大杉覚)『これからの地方自治の教科書』(第一法規、2019年)

脚注[編集]

  1. ^ a b 『駒場1991』東大教養学部
  2. ^ 博士論文書誌データベース
  3. ^ 国立国会図書館. “博士論文『行政における機能的責任「グラス・ルーツ」参加 : 米国水資源開発行政の一研究』”. 2023年4月1日閲覧。
  4. ^ 以上につき加藤淳子「大森彌先生を送る言葉」『社會科學紀要 (49)』東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻 編, p1-16, 1999
  5. ^ 社会保障審議会、吉川財制審会長が委員に 会長は大森氏日本経済新聞2011/2/10付
  6. ^ “大森弥氏が死去 東大名誉教授”. 日本経済新聞. (2023年10月20日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF20A1I0Q3A021C2000000/ 2023年10月20日閲覧。 

外部リンク[編集]


先代
貝塚啓明
厚生労働省社会保障審議会会長
2011年 - 2013年
次代
西村周三