土佐市バイパス

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一般国道
国道56号標識
土佐市バイパス
国道56号バイパス
路線延長 約 4.3 km
開通年 2000年 - 2014年
起点 高知県高知市春野町弘岡上
終点 高知県土佐市蓮池
接続する
主な道路
記法
高知自動車道高知自動車道
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

土佐市バイパス(とさしバイパス)は、高知県高知市から仁淀川を越えて土佐市に至る、延長4.3kmの国道56号バイパスである。

概要[編集]

概説[編集]

慢性的な交通渋滞の解消や交通事故の減少や四国横断自動車道高知自動車道)の土佐ICへのアクセス強化を主な目的として計画された。

道路整備は高知市春野町弘岡上から土佐市高岡町芝までの1工区(L=1.9km)と土佐市高岡町芝から同市蓮池までの2工区(L=2.4km)とに分けて進められ、2000年3月に最初の区間が暫定2車線で供用して以降、開通や4車線化拡幅が順次進められて2014年11月迄に全線が4車線で供用した。

国道56号の隣接区域では春野拡幅事業土佐道路が整備されており、当バイパスはこれらと一体的に高知市-土佐市間を連続4車線通行可能な広域ネットワークを構築している。

沿革[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 合併により2008年1月1日から高知市の一部。
  2. ^ 新仁淀川橋の2本目となる下り線では当初幅員12.75mで計画されたが、コスト削減の一環として上部工の幅員が12.2mに変更された。縮減の内訳は歩道部(3.5m→3.2m)および路肩部(0.75m→0.5m)で、これにより約3.6億円の事業費圧縮をした。また擁壁の構造変更や部材のプレキャスト化などによって、事業全体で20億円の事業費圧縮が図られている[2]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 土佐市バイパスパンフレット、国土交通省四国地方整備局高知河川国道事務所2007年3月作成
  2. ^ 事業評価監視委員会 道路事業説明資料 -一般国道56号土佐市バイパス-(国土交通省四国地方整備局)2011年9月28日 (PDF, 3.90 MiB)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]