勅使河原弘晶

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勅使河原弘晶
基本情報
本名 勅使河原弘晶
通称 金色夜叉、Crush Boy
階級 スーパーバンタム級
身長 168cm
リーチ 165cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1990-06-03) 1990年6月3日(32歳)
出身地 群馬県佐波郡玉村町
スタイルボクサーファイター
プロボクシング戦績
総試合数 27
勝ち 22
KO勝ち 15
敗け 3
引き分け 2
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勅使河原 弘晶(てしがわら ひろあき、1990年6月3日 - )は、日本プロボクサー。元WBOアジアパシフィックバンタム級王者。第44代OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者。群馬県佐波郡玉村町出身。三迫ボクシングジム所属。かつては輪島功一スポーツジムに所属していた。

概要[編集]

中間距離での目の良さを活かしたディフェンスとガードをやや下げた状態からのスナッピーなジャブが持ち味。特徴的な金髪を靡かせ、「金色夜叉」の異名を持つ。

来歴[編集]

2011年7月28日、プロデビュー戦で田畑直門とバンタム級4回戦を行い、3回2分18秒TKO勝ちを収めた[1]。プロデビューから2020年までの26戦を全て東京後楽園ホールで試合をしている。

2012年11月4日、立川雄亮と東日本バンタム級決勝を行い、5回0-3(47-49が2者、46ー49)の判定負けを喫した[2][3]

2013年3月27日、小野良祐とバンタム級6回戦を行い、6回3-0(60-55、60-54が2者)の判定勝ちを収めた[4][5]

2013年8月12日、澤田京介と54.5 Kg契約6回戦を行い、4回2分58秒TKO勝ちを収めた[6]。この試合が評価されて東日本ボクシング協会の2013年8月度月間新鋭賞に選出された[7]

2013年11月1日、DANGANスペシャルA級トーナメントバンタム級準決勝で佐藤鋼太と対戦し、6回3-0(59-55が2者、59-54)の判定勝ちを収め決勝に進出した[8][9]

2014年1月17日、DANGANスペシャルA級トーナメントバンタム級決勝で中川雄太と対戦する予定だったが勅使河原が棄権したため試合は中止となり、規定により中川が優勝、勅使河原が準優勝になった[10][11]

2014年12月8日、相川学己とスーパーバンタム級8回戦を行い、8回3-0(79-72、80-71が2者)の判定勝ちを収めた[12][13]

2015年7月17日、坂本英生と54.0 Kg契約8回戦を行い、8回0-1(76-76が2者、74-77)の判定で引き分けた[14][15]

2015年12月14日、濱田修士とバンタム級8回戦を行い、7回17秒TKO勝ちを収めた[16][17]。同月24日に日本バンタム級11位にランクインした[18][19]

2016年3月18日、「DANGAN157」で渡辺健一とバンタム級8回戦を行い、初回1分22秒TKO勝ちを収めた[20][21]

2016年7月28日、「ダイヤモンドグローブ」で宇津見義広と54.5kg契約8回戦を行い、8回3-0(77-75、78-74が2者)の判定勝ちを収めた[22][23]

2016年10月11日、「ダイナマイトパンチ102」で赤穂亮と54.0 Kg契約10回戦を行い、10回1-2(95-94、94-95、94-97)の判定負けを喫した[24][25]

2017年4月10日、「DANGAN179」でジュニー・サロガオルとスーパーバンタム級8回戦を行い、2回46秒TKO勝ちを収めた[26][27]。5月8日、OPBF東洋太平洋バンタム級11位にランクインした[28][29]

2017年6月19日、「A-sign.Bee4」で栗原慶太とバンタム級8回戦を行い、5回2分6秒TKO勝ちを収めた[30][31]

2017年10月12日、WBOアジア太平洋バンタム級王者のジェトロ・パブスタンと対戦し、10回2分52秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[32][33][34]。11月11日、WBO世界バンタム級10位にランクインした[35][36]

2018年2月8日、ジェイソン・カノイ(フィリピン)と対戦し、12回3-0(115-113が2者、116-112)の判定勝ちを収めWBOアジア太平洋王座の初防衛に成功した[37]

2018年6月14日、同級4位帝里木下(千里馬神戸)と防衛戦を行い、5R2分41秒KO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[38]

2018年9月25日、WBOアジアパシフィックバンタム級王座を返上した[39]

2018年10月11日、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチを行い、同級9位グレン・サミンギット(フィリピン)に5回1分10秒KO勝ちを収め、王座を獲得した[40]

2019年2月14日、同級7位の入口裕基(エスペランサ)と対戦し、8回1分56秒TKO勝ちを収め王座の初防衛に成功した[41]

2019年8月8日、後楽園ホールで元日本バンタム級王者でWBC世界スーパーバンタム級15位・OPBF東洋太平洋同級3位の大森将平(Woz)と対戦し、12回2分36秒TKO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した[42]

2019年12月12日、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級15位の川島翔平(真正)と対戦し、5回3分9秒KO勝ちを収め、3度目の防衛に成功した[43]

2020年8月11日、師匠である輪島功一がかつて所属していた三迫ボクシングジムへの移籍が発表された[44]

2020年10月8日、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級15位の河村真吾を相手に防衛戦を行い、6回1分40秒TKO勝ちを収め、4度目の防衛に成功した[45]

2021年12月11日(日本時間12日)、米カリフォルニア州 ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク・テニスコートで行われたIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦で、同級10位の勅使河原が同級9位の元WBO世界バンタム級王者マーロン・タパレス(フィリピン)と対戦したが、タパレスから計3度のダウンを奪われ、2回6秒のKO負けを喫した[46][47]

2022年4月30日、現役引退を発表した[48]

戦績[編集]

  • プロボクシング - 27戦22勝(15KO)3敗2分
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考・会場
1 2011年7月28日 3R 2:18 TKO 田畑直門(角海老宝石 日本の旗 日本 プロデビュー戦
26戦目まで試合会場は全て東京後楽園ホール
2 2011年11月25日 2R 2:17 TKO 住友将吾(RK蒲田) 日本の旗 日本
3 2012年4月17日 4R 判定2-0 笹森雄人(青木) 日本の旗 日本 2012年東日本バンタム級新人王予選
4 2012年6月29日 4R 判定1-0 錨吉人(SRS) 日本の旗 日本 2012年東日本バンタム級新人王予選
優勢点で準々決勝進出
5 2012年8月7日 3R 1:31 TKO 中村量(野口 日本の旗 日本 2012年東日本バンタム級新人王準々決勝
6 2012年9月27日 4R 判定3-0 コラレス・カワシモ(レイスポーツ) 日本の旗 日本 2012年東日本バンタム級新人王準決勝
7 2012年11月4日 4R 判定0-3 立川雄亮 (ピューマ渡久地) 日本の旗 日本 2012年東日本バンタム級新人王決勝
8 2013年3月27日 6R 判定3-0 小野良祐(国際 日本の旗 日本
9 2013年8月12日 4R 2:58 TKO 澤田京介JBS 日本の旗 日本
10 2013年11月1日 6R 判定3-0 佐藤鋼太(協栄 日本の旗 日本 A級トーナメントバンタム級準決勝
11 2014年12月8日 8R 判定3-0 相川学己(三迫 日本の旗 日本
12 2015年7月17日 8R 判定1-0 坂本英生(フジタ) 日本の旗 日本
13 2015年12月14日 7R 0:17 TKO 濱田修士(REBOOT) 日本の旗 日本
14 2016年3月18日 1R 1:22 TKO 渡辺健一(ドリーム 日本の旗 日本
15 2016年7月28日 8R 判定3-0 宇津見義広(ヨネクラ 日本の旗 日本
16 2016年10月11日 10R 判定1-2 赤穂亮横浜光 日本の旗 日本
17 2017年4月10日 2R 0:46 TKO ジュニー・サロガオル フィリピンの旗 フィリピン
18 2017年6月19日 5R 2:06 TKO 栗原慶太(一力) 日本の旗 日本
19 2017年10月12日 10R 2:52 TKO ジェトロ・パブスタン フィリピンの旗 フィリピン WBOアジアパシフィックバンタム級王座獲得
20 2018年2月8日 12R 判定3-0 ジェイソン・カノイ フィリピンの旗 フィリピン WBOアジアパシフィック王座防衛1
21 2018年6月14日 5R 2:41 TKO 帝里木下千里馬神戸 日本の旗 日本 WBOアジアパシフィック王座防衛2
22 2018年10月11日 5R 1:10 KO グレン・サミンギット フィリピンの旗 フィリピン OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座獲得
23 2019年2月14日 8R 1:56 TKO 入口裕貴(エスペランサ) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋王座防衛1
24 2019年8月8日 12R 2:36 TKO 大森将平(Woz) 日本の旗 日本 OPBF王座防衛2
25 2019年12月12日 5R 3:09 KO 川島翔平(真正 日本の旗 日本 OPBF王座防衛3
26 2020年10月8日 6R 1:40 TKO 河村真吾(ミツキ) 日本の旗 日本 OPBF王座防衛4
27 2021年12月12日 2R 0:06 KO マーロン・タパレス フィリピンの旗 フィリピン IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦
アメリカ合衆国の旗ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク
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獲得タイトル[編集]

  • DANGANスペシャルA級トーナメントバンタム級準優勝
  • WBOアジア太平洋バンタム級王座(防衛2=返上)
  • OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座(防衛4)

出演[編集]

バラエティー番組[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 2011年7月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2011年7月28日参照
  2. ^ 2012年11月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2012年11月4日参照
  3. ^ 東日本新人王決勝 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年11月4日
  4. ^ 2013年3月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2013年3月27日参照
  5. ^ 3.27後楽園ホール結果 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年3月27日
  6. ^ 2013年8月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2013年8月12日参照
  7. ^ 8月の月間賞、MVP中川、敢闘賞は湯場 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年9月9日
  8. ^ 2013年11月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2013年11月1日参照
  9. ^ A級トーナメント結果 名護は敗れる Boxing News(ボクシングニュース) 2013年11月1日
  10. ^ 2014年1月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2014年1月17日参照
  11. ^ 大平が新王者に、日本ミニマム級決定戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年1月17日
  12. ^ 2014年12月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2014年12月8日参照
  13. ^ 益田健太郎、3-0判定で日本バンタム級V2 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年12月8日
  14. ^ 2015年7月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2015年7月17日参照
  15. ^ 粉川拓也3-0判定勝ち、日本F級王座返り咲き Boxing News(ボクシングニュース) 2015年7月17日
  16. ^ 2015年12月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2015年12月14日参照
  17. ^ 伊藤雅雪が初防衛、江藤伸悟に大差判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2015年12月14日
  18. ^ 2015年12月度日本ランキング 日本ボクシングコミッション(JBC) 2015年12月24日
  19. ^ 勅使河原・大里ら日本ランク入り、バンタム級は空位に Boxing News(ボクシングニュース) 2015年12月24日
  20. ^ 2016年3月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2016年3月18日参照
  21. ^ 益田健太郎が日本王座返り咲き、田中裕士を8回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2016年3月18日
  22. ^ 2016年7月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2016年7月28日参照
  23. ^ 伊藤雅雪が11回TKO勝ちでV2、OPBF・S・フェザー級 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年7月28日
  24. ^ 2016年10月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2016年10月11日参照
  25. ^ 赤穂亮が2-1の辛勝、勅使河原弘晶は善戦及ばず Boxing News(ボクシングニュース) 2016年10月11日
  26. ^ 2017年4月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2017年4月10日参照
  27. ^ 内藤律樹が復帰戦勝利、中川とのランカー対決制す Boxing News(ボクシングニュース) 2017年4月10日
  28. ^ OPBF Male April Ratings 2017 OPBF公式サイト 2017年5月8日
  29. ^ OPBF4月度ランキング、協会がトレーナー賞設置要請 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年5月8日
  30. ^ 2017年6月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2017年6月19日参照
  31. ^ 天笠尚TKO勝ち、勅使河原弘晶はランカー対決制す Boxing News(ボクシングニュース) 2017年6月19日
  32. ^ 2017年10月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2017年10月12日参照
  33. ^ 勅使河原弘晶がWBO・AP王座獲得、輪島ジム初ベルト Boxing News(ボクシングニュース) 2017年10月12日
  34. ^ Teshigawara stops Pabustan for ASPAC 118lb belt Fightnews.com 2017年10月14日
  35. ^ WBO RANKING NOVEMBER 2017 WBO公式サイト 2017年11月11日
  36. ^ 勅使河原と井上岳がWBOランク入り、藤岡の相手来日 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年11月27日
  37. ^ 勅使河原弘晶が判定で初防衛、WBO・APバンタム級 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年2月8日
  38. ^ 勅使河原、5回KOでWBO・APバンタム級V2「気持ちいいっすね!かっこいいっすね!」 スポーツ報知 2018年6月15日
  39. ^ 勅使河原弘晶がバンタム級王座返上 ボクシングモバイル
  40. ^ 勅使河原弘晶が2階級制覇「現代の輪島功一になる」 日刊スポーツ 2018年10月11日
  41. ^ 勅使河原が8回TKO勝ち OPBF・S・バンタム級V1 Boxing News(ボクシングニュース)2019年2月14日
  42. ^ 勅使河原弘晶が12回TKO勝ち 大森将平を突き放す Boxing News(ボクシングニュース)2019年8月8日
  43. ^ 勅使河原弘晶が3連続KO防衛 OPBF・S・バンタム級 「来年は世界チャンピオンになります!」 Boxing News(ボクシングニュース)2019年12月12日
  44. ^ OPBF王者の勅使河原弘晶 勢いに乗る三迫に移籍 輪島功一会長の古巣で世界狙う Boxing News(ボクシングニュース)2020年8月11日
  45. ^ 勅使河原弘晶が圧勝 OPBF・S・バンタム級V4 世界ランク3位「進化した姿を見せられた」 Boxing News(ボクシングニュース)2020年10月8日
  46. ^ 勅使河原弘晶は無念、タパレスに2回KO負け IBF・S・バンタム級挑戦者決定戦 Boxing News(ボクシングニュース)2021年12月12日
  47. ^ Donaire-Gaballo undercard: Marlon Tapales stops Hiroaki Teshigawara in two rounds The Ring 2021年12月11日
  48. ^ 元東洋太平洋王者の勅使河原弘晶が引退表明 世界挑戦者決定戦でKO負け「これで終わり」”. スポニチ (2022年4月30日). 2022年6月14日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

前王者
ジェトロ・パブスタン
WBOアジア太平洋バンタム級王者

2017年10月12日 - 2018年9月25日(返上)

次王者
N/A
空位
前タイトル保持者
大竹秀典
第44代OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者

2018年10月11日 - 現在

次王者
N/A