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マーロン・タパレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マーロン・タパレス
2023年 母国の政府行事にて
基本情報
本名 マーロン・タナン・タパレス
通称 Nightmare(悪夢)
階級 フェザー級
身長 163cm
リーチ 165cm
国籍 フィリピンの旗 フィリピン
誕生日 (1992-03-23) 1992年3月23日(34歳)
出身地 北ラナオ州トゥボッド
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 46
勝ち 41
KO勝ち 22
敗け 5
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マーロン・タパレスMarlon Tapales1992年3月23日 - )は、フィリピンプロボクサー北ラナオ州トゥボッド出身。元WBO世界バンタム級王者。元WBAスーパーIBF世界スーパーバンタム級統一王者世界2階級制覇王者

来歴

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2008年7月18日、北ラナオ州ララでプロデビュー戦ならびにライトフライ級4回戦を行い、初回54秒TKO勝ちを収めた。

2009年5月30日、北スリガオ州スリガオでフィリピンPBFフライ級王者ブリックス・レイとフィリピンPBF同級タイトルマッチを行うも、6回終了時に棄権した為プロ初黒星となり王座獲得に失敗した。

2010年4月9日、北ラナオ州トゥボッドワーリト・パレナスとフィリピンGABライトフライ級王座決定戦を行い、7回1分19秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2010年6月12日、南サンボアンガ州サンボアンガでチャーリー・カビラとフィリピンGABライトフライ級タイトルマッチを行い、12回3-0の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2013年2月23日、ソノラ州エルモシージョヒムナシオ・デル・エスタード・デ・ソノラデビッド・サンチェスWBC世界スーパーフライ級シルバー王座決定戦を行うも、12回0-2(113-115、112-116、114-114)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[1]

2013年5月26日、石川県産業展示館でルーベン・マナカネと117ポンド契約10回戦を行い、4回2分17秒TKO勝ちを収めた[2]

2013年8月1日、セブ市ウォーターフロント・セブシティ・ホテル&カジノでフレディレックス・ロドリゲスとWBOアジア太平洋バンタム級王座決定戦を行い、12回3-0(2者が119-108、117-110)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2014年4月13日、石川県産業展示館で木村隼人と119ポンド契約10回戦を行い、5回1分40秒2-0の負傷判定勝ちを収めた[3]

2014年6月28日、北ラナオ州トゥボッドでファディリ・マジハとWBOアジア太平洋バンタム級タイトルマッチを行い、12回3-0(119-108、117-110×2)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2015年12月16日、京都市島津アリーナ京都でWBO世界バンタム級2位の大森将平とWBO世界同級挑戦者決定戦を行い、2回1分35秒TKO勝ちを収め王者のプンルアン・ソー・シンユーへの挑戦権獲得に成功した[4][5]

2016年7月27日、アユタヤでWBO世界バンタム級王者のプンルアン・ソー・シンユーとWBO世界同級タイトルマッチを行い、11回37秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した[6]。8月15日、WBOの2016年8月度月間MVPに選出された[7][8]

2017年4月23日、大阪府立体育会館でWBO世界バンタム級6位の大森将平とWBO世界同級タイトルマッチを行う予定だったが、前日計量で54.3kgを計測し規定体重の53.52kgを800g超過し、2時間の猶予を与えられサウナに直行したものの、制限時間の15分前に臨んだ再計量でも規定体重を900g超過していたことによりタパレス陣営がギブアップして計量失格となり王座を剥奪された[9][10][11][12]。試合はタパレスが勝てば王座は空位となり、大森が勝てば大森が新王者となる条件で行われたが、タパレスが11回16秒TKO勝ちを収めたため王座は空位となった[13][14]

2019年12月7日、ニューヨークバークレイズ・センターでIBF世界スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマンの負傷に伴い元IBF世界同級正規王者でIBF世界同級1位の岩佐亮佑とIBF世界同級暫定王座決定戦を行い、試合は3回に岩佐の左ボディでタパレスがダウンし、直後にタパレスは偶然のバッティングによるダウンをアピールしたが、裁定はダウンのままだった。そして11回に岩佐の左ストレートでダウン。タパレスは休んでから立ち上がったものの、ふらついたところでレフェリーが試合を止め、レフェリーストップにより11回1分9秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗した[15]

2021年7月、妻子を母国に残し、拠点をアメリカに移す[16]

2021年12月11日、カリフォルニア州 ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク・テニスコートでIBF世界スーパーバンタム級10位の勅使河原弘晶とIBF世界同級挑戦者決定戦を行い、勅使河原から計3度のダウンを奪い、2回6秒のKO勝ちを収め王者のムロジョン・アフマダリエフへの挑戦権を獲得した[17][18]

2023年4月8日、テキサス州サンアントニオのボーイング・センター・アット・テックポートで、WBAスーパーIBF世界スーパーバンタム級統一王者のムロジョン・アフマダリエフとWBA・IBF世界同級タイトルマッチを行い、12回2-1の判定勝ちを収め両王座の獲得に成功、2階級制覇を達成した。

2023年12月26日に有明アリーナにおいて、WBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥4団体統一戦を行い、10回1分2秒KO負けを喫しWBA・IBF王座の初防衛ならびに王座統一に失敗、両王座から陥落し井上の2階級4団体王座統一を許す形となった[19]

2024年5月10日、パサイのミダス・ホテル&カジノでナッタポン・ジャンケーウとABCO大陸スーパーバンタム級王座決定戦を行い、初回2分15秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2026年4月3日、後楽園ホールで元IBF世界スーパーバンタム級王者およびWBC世界同級33位の小國以載と56.02kg契約10回戦を行う予定だったが、前日計量でタパレスが1回目の計量で56.1kgと約80g超過し、2回目の計量でも56.05kgと約30g超過した。しかし10グラム単位の超過だったため小国陣営も即座に了承し再計量は中止、試合は通常通り行われ、10回0-3で判定負けを喫した[20]。 当初小國は元IBF世界同級王者でWBO世界同級7位およびIBF世界同級12位のジェルウィン・アンカハスと対戦する予定だったが、アンカハスの負傷により中止になりかけるも、同年2月9日にプライベートで偶然来日していたタパレス陣営と接触し、交渉した上でタパレスと対戦することとなった。

戦績

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  • プロボクシング:46戦 41勝 (22KO) 5敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
12008年7月18日1R 0:54TKOネストール・ガモロフィリピンの旗 フィリピンプロデビュー戦
22008年8月23日4R判定 2-0シェルウィン・マクドルンガイフィリピンの旗 フィリピン
32008年9月20日6R判定 3-0ジェロム・ツヨールフィリピンの旗 フィリピン
42008年11月19日6R判定 3-0フレディ・マルティネスフィリピンの旗 フィリピン
52008年12月27日1R 2:32TKOチャーリー・ラミラフィリピンの旗 フィリピン
62009年1月15日8R判定 3-0ライアン・タンパスフィリピンの旗 フィリピン
72009年3月25日10R判定 3-0ロデル・テハレスフィリピンの旗 フィリピン
82009年4月19日10R判定 3-0マイケル・ロドリゲスフィリピンの旗 フィリピン
92009年5月30日6R 終了TKOブリックス・レイフィリピンの旗 フィリピンPBF比国フライ級タイトルマッチ
102009年8月29日10R判定 3-0ヘルソン・マンシオフィリピンの旗 フィリピン
112009年11月8日10R判定 3-0アルマンド・デラクルスフィリピンの旗 フィリピン
122010年1月23日2R 2:50TKOランディ・ペタルコリンフィリピンの旗 フィリピン
132010年4月9日7R 1:19TKOワーリト・パレナスフィリピンの旗 フィリピンPBF比国フライ級王座決定戦
142010年6月12日12R判定 3-0チャーリー・カビジャフィリピンの旗 フィリピンPBF防衛1
152010年10月6日10R判定 3-0リチャード・オリサフィリピンの旗 フィリピン
162010年11月5日10R判定 3-0レイ・ミグリノフィリピンの旗 フィリピン
172011年2月6日1R 2:46KOチャーリー・カビジャフィリピンの旗 フィリピン
182011年5月6日6R判定 2-0アレハンドロ・ソロリオアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
192011年6月25日4R 1:50KOヨッピチャイ・シッサイトーンタイ王国の旗 タイ
202011年10月9日10R判定 3-0モービル・マーチンウガンダの旗 ウガンダ
212011年11月17日3R 1:41TKOレックス・オリサフィリピンの旗 フィリピン
222012年10月20日2R 1:10KOラス・マヌディンインドネシアの旗 インドネシア
232013年2月23日12R判定 0-2デビッド・サンチェスメキシコの旗 メキシコWBC世界スーパーフライ級シルバー王座決定戦
242013年5月26日4R 2:17TKOルーベン・マナカネインドネシアの旗 インドネシア
252013年8月1日12R判定 3-0フレディレックス・ロドリゲスフィリピンの旗 フィリピンWBOアジア太平洋バンタム級王座決定戦
262014年2月8日10R判定 3-0ガリー・スサントインドネシアの旗 インドネシア
272014年4月13日5R 終了負傷判定
2-0
木村隼人ワタナベ日本の旗 日本
282014年6月28日12R判定 3-0ファジーリ・マヒハタンザニアの旗 タンザニアWBOアジア太平洋防衛1
292015年1月31日2R 1:51KOジェッカー・ブハウェフィリピンの旗 フィリピン
302015年12月16日2R 1:35TKO大森将平(ウォズ)日本の旗 日本WBO世界バンタム級挑戦者決定戦
312016年7月27日11R 0:30KOプンルアン・ソー・シンユータイ王国の旗 タイWBO世界バンタム級タイトルマッチ
322017年4月23日11R 0:16TKO大森将平(ウォズ)日本の旗 日本体重超過により王座剥奪
332018年9月30日1R 2:10KOグッドラック・ムレマタンザニアの旗 タンザニア
342019年2月16日5R 終了TKOフェルナンド・バルガス・パーラメキシコの旗 メキシコ
352019年6月1日3R 1:37KOロベルト・カスタネダメキシコの旗 メキシコ
362019年12月7日11R 1:09TKO岩佐亮佑セレス日本の旗 日本IBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦
372020年11月21日2R 0:46TKOエデン・ソンソナフィリピンの旗 フィリピン
382021年12月11日2R 0:06KO勅使河原弘晶三迫日本の旗 日本IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦
392022年5月14日2R 1:39KOホセ・エストラーダメキシコの旗 メキシコ
402023年4月8日12R判定
2-1
ムロジョン・アフマダリエフウズベキスタンの旗 ウズベキスタンWBA・IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
412023年12月26日10R 1:02KO井上尚弥大橋日本の旗 日本WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦
WBA・IBF陥落
422024年5月10日1R 2:15KOナッタポン・ジャンケーウタイ王国の旗 タイABCO大陸スーパーバンタム級王座決定戦
432024年9月7日10R判定 3-0サウラブ・クマールインドの旗 インドWBCアジア大陸スーパーバンタム級タイトルマッチ
442025年4月27日3R 終了TKOジョンジョン・ジェットインドネシアの旗 インドネシアWBCインターナショナルスーパーバンタム級シルバー王座決定戦
452025年10月29日6R 2:24KOフェルナンド・トロベネズエラの旗 ベネズエラ
462026年4月3日10R判定
0-3
小國以載(角海老)日本の旗 日本
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獲得タイトル

[編集]

脚注

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  1. セグラ 14ヵ月ぶりに再起 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年2月24日
  2. 5.26金沢&熊本試合結果 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年5月27日
  3. 松本、ユースタイトル獲得ならず 金沢 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年4月14日
  4. 大森将平が2回TKO負け、WBO挑戦権獲得ならず Boxing News(ボクシングニュース) 2015年12月16日
  5. #2 Tapales demolishes #1 Omori in WBO 118lb eliminator Fightnews.com 2015年12月17日
  6. 元日本王者の芹江匡晋が引退、プンルアン王座陥落 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年7月27日
  7. WBO RANKING AUGUST 2016 WBO公式サイト 2016年8月15日
  8. 翁長吾央が沖縄でOPBF戦、WBOランキング Boxing News(ボクシングニュース) 2016年8月21日
  9. Tapales forfeits WBO 118lb belt on scale Fightnews.com 2017年4月22日
  10. “タパレス、王座はく奪 調印式すっぽかして減量…再計量もギブアップ”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2017年4月22日) 2017年4月22日閲覧。{{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  11. 王者タパレス王座剥奪 再計量にも失敗し王座空位 日刊スポーツ 2017年4月22日
  12. WBO王者タパレスが計量失格、大森将平は勝てば王者 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年4月22日
  13. Overweight ex-WBO champ Tapaples stops Omori in eleven Fightnews.com 2017年4月23日
  14. 大森将平11回TKO負け、中盤チャンス作るも及ばず Boxing News(ボクシングニュース) 2017年4月23日
  15. 岩佐亮佑がニューヨークでIBF暫定王座獲得 当日計量失格のタパレスに11回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2019年12月8日
  16. “井上尚弥の対戦相手タパレスとは? 悪夢与える愛称「ナイトメア」フィリピン初4団体統一狙う”. 日刊スポーツ. (2022年12月26日)
  17. 勅使河原弘晶は無念、タパレスに2回KO負け IBF・S・バンタム級挑戦者決定戦 Boxing News(ボクシングニュース)2021年12月12日
  18. Donaire-Gaballo undercard: Marlon Tapales stops Hiroaki Teshigawara in two rounds The Ring 2021年12月11日
  19. 井上尚弥が10回KO勝ち 2階級で4団体統一の偉業達成 奮闘のタパレスにも拍手 Boxing News(ボクシングニュース) 2023年12月26日
  20. 小國以載お見事、タパレス下す ボディー攻撃奏功 Boxing News(ボクシングニュース) 2026年4月3日

関連項目

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外部リンク

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前王者
プンルアン・ソー・シンユー
WBO世界バンタム級王者

2016年7月27日 - 2017年4月22日(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
ゾラニ・テテ
前スーパー王者
ムロジョン・アフマダリエフ
WBA世界スーパーバンタム級スーパー王者
2023年4月8日 - 2023年12月26日
次スーパー王者
井上尚弥
前王者
ムロジョン・アフマダリエフ
IBF世界スーパーバンタム級王者

2023年4月8日 - 2023年12月26日

次王者
井上尚弥