円福寺 (銚子市)

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円福寺
Choshi-Enpukuji-kannondo.jpg
本堂 (2007年3月3日)
所在地 千葉県銚子市馬場町293
位置 北緯35度43分55秒
東経140度50分26.2秒
座標: 北緯35度43分55秒 東経140度50分26.2秒
山号 飯沼山
宗派 真言宗系単立
本尊 十一面観世音菩薩
創建年 伝・弘仁年間(810年 - 824年
開基 伝・空海
別称 飯沼観音
札所等 坂東三十三観音霊場27番
文化財 鐃(国の重要文化財・奈良国立博物館寄託)
梵鐘・釈迦涅槃図(県文化財)
飯沼水準原標石(土木学会選奨土木遺産)
法人番号 9040005012490
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本堂と五重塔

円福寺(えんぷくじ)は、千葉県銚子市にある真言宗単立の寺院。山号は飯沼山。本尊は十一面観世音菩薩坂東三十三観音霊場の第27番札所となっており、飯沼観音(いいぬまかんのん)とも称される。

歴史[編集]

寺伝によれば、神亀元年(724年)、漁師が十一面観世音菩薩を網ですくい上げ、その後、弘仁年間(810年 - 824年)この地を訪れた空海(弘法大師)が開眼したという。鎌倉時代以降はこの地を治めた海上氏の帰依を受け、寺運は興隆した。天正19年(1591年)に徳川家康に朱印を賜わり諸堂を整備。

天正6年(1578年)には8間4方の観音堂を建てた。元禄15年(1702年)鐘楼多宝塔を焼失。安永2年(1773年)には観音堂を10間4方に改築、ほかには仁王門・鐘楼・多宝塔などの諸堂を整備したが、昭和20年(1945年)に空襲で多宝塔以下観音堂、仁王門、鐘楼、太子堂、馬頭観音堂、二十三夜堂、荼枳尼天堂、龍蔵大権現堂(現・銚港神社)など諸堂を焼失した[1]

銚港神社と観音堂の間に古碑があり、慶長年間に近郷に住んでいた「早器居士」の墓と呼ばれていた[2]

2009年(平成21年)に五重塔を建立、高さ33.55m[3]

文化財[編集]

飯沼水準原標石
重要文化財
千葉県指定有形文化財
  • 梵鐘(享徳十一年在銘)
  • 釈迦涅槃図 附 釈迦涅槃図由来書3巻
土木学会選奨土木遺産

交通アクセス[編集]

前後の札所[編集]

坂東三十三箇所
26 清滝寺 (土浦市) -- 27 円福寺 -- 28 龍正院

脚注[編集]

  1. ^ 空色Walk
  2. ^ 文港堂・編集 『極東の美銚子』 文港堂、1926年、7p。
  3. ^ a b 境内案内(飯沼観音エリア) - 円福寺
  4. ^ a b 飯沼水準原標石 - 利根川下流河川事務所
  5. ^ 飯沼水準原標石 - 土木学会
  6. ^ リンドと飯沼水準原標石 - 犬吠埼灯台大百科

関連項目[編集]

外部リンク[編集]