会津豊川駅

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会津豊川駅
駅全景(2022年9月)
あいづとよかわ
Aizu-Toyokawa
姥堂 (2.0 km)
(1.7 km) 喜多方
地図
福島県喜多方市豊川町一井三百刈264[1]
北緯37度37分59.51秒 東経139度52分36.63秒 / 北緯37.6331972度 東経139.8768417度 / 37.6331972; 139.8768417座標: 北緯37度37分59.51秒 東経139度52分36.63秒 / 北緯37.6331972度 東経139.8768417度 / 37.6331972; 139.8768417
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 磐越西線
キロ程 79.5 km(郡山起点)
電報略号 アヨ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[2]
乗車人員
-統計年度-
8人/日(降車客含まず)
-2004年-
開業年月日 1934年(昭和9年)11月1日[1][3]
備考 無人駅[2]
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会津豊川駅(あいづとよかわえき)は、福島県喜多方市豊川町一井三百刈さんびゃくがりにある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線である[1]

朝夕の一部と日中1本を除き普通列車も通過し、利用可能列車は上下5往復のみである[2][注 1]

歴史[編集]

1934年昭和9年)、気動車会津地方へ投入されて短区間で運行されるようになり、これに伴ってバスへの対抗を兼ねて駅を増設することとなり、新設された駅である。この関係で長距離運行列車は通過し、区間列車のみ停車する駅である[注 1]。同様の駅は、戦時中の石油消費規制に伴い、気動車が一度廃止された際一緒に廃止となったり、存続したものでも戦後の運行形態変化に伴い全列車が停車する通常の駅に変化したりしたが、会津若松駅 - 喜多方駅間には当初の運行形態のまま、一部列車のみ停車する駅が残存している[注 1][4]

年表[編集]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線[2]を有する地上駅駅舎トイレは無いが、ホーム上に待合所が設置されている[2]

あいづ統括センター(会津若松駅)管理の無人駅[2]

利用状況[編集]

2004年度の1日平均乗車人員8人であった[6]。 豊川町集落内にあり、駅周辺に多数の民家があるものの、停車列車が少ないため乗車人員も少ない。

乗車人員推移
年度 1日平均乗車人員
2000 5
2001 5
2002 5
2003 5
2004 8

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
磐越西線(一部列車のみ停車)
姥堂駅 - 会津豊川駅 - 喜多方駅

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b c 当駅の他に会津若松駅 - 塩川駅間にある堂島駅笈川駅と塩川駅 - 当駅間にある姥堂駅の3駅も一部普通列車が通過となっている。

出典[編集]

  1. ^ a b c d JR東日本:各駅情報(会津豊川駅)”. 東日本旅客鉄道. 2014年10月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 『週刊JR全駅・全車両基地』第50号、朝日新聞出版、2013年8月4日、24頁、2014年10月23日閲覧 
  3. ^ a b c d 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、15頁
  4. ^ 岩成政和「みどりの中 キハ40系が行く 磐越西線各駅停車」『鉄道ジャーナル』第636号、2019年10月、20 - 35頁。 
  5. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、17頁
  6. ^ 第120回福島県統計年鑑
  7. ^ 「福島県喜多方市豊川町一井八百苅」付近地図(1/3000)”. 東日本旅客鉄道. 2014年10月23日閲覧。

参考文献[編集]

  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「磐越東線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]