人間科学

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人間科学(にんげんかがく、: Human science)とは、人間とそれに関連する諸問題を社会における人間の行動分析を通して解決しようとする多面的な総合科学である[1]

研究対象[編集]

元来の科学の分類である自然科学は人間以外の物質生物などの科学、社会科学は人間社会の科学、人文科学は人間の文化の科学であり、人間そのものを対象とする科学がなかった。

現代社会では人々は何らかの形で科学技術の影響を受けておりそれに起因する問題も多い[1]。特に生産活動に従事する人々は急速な技術革新と直接的に接触する環境にあることから極めて多様で多面的な問題に直面することとなった[1]。そこで科学技術と人間との相関について、人間性の尊重や人間能力の新たな開発という見地から、従来の労働医学や労働衛生学、精神衛生学などの分野を超えた総合的な立場から研究が行われるようになった[1]

20世紀初頭からそうした方面への関心が、ヨーロッパを中心に芽生え、さまざまな試みがなされてきたが、学部として組織されるようになってきた。日本でも平成になり、各大学に新規に学部学科が作られ研究されている。

出典[編集]

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  1. ^ a b c d 科学技術庁『昭和39年度科学技術白書』79-81頁

関連項目[編集]

関連学問
大学の設置課程

()内は設置年度

外部リンク[編集]