ヴァンヂャケット

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株式会社ヴァンヂャケット
VAN JACKET INC.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
111-0051
東京都台東区蔵前4-11-3
蔵前イシイビル 
業種 繊維製品
代表者 代表取締役社長 佐藤賢三
外部リンク http://www.van.co.jp/
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株式会社ヴァンヂャケットVAN Jacket inc.)は、かつて1960年代に一世を風靡した、日本のアパレル企業である。

1970年頃のブランドタグ(ステンカラーコートに縫製品)

概要[編集]

石津謙介大阪市南区で創業した企業である。ニュー・イングランド風のファッションを、アメリカ東海岸名門大学グループ「アイビーリーグ」にちなんで「アイビー」と呼んだが、このアイビー・ファッションをVANブランドとして打ち出し、急成長を遂げた。

アイビーは、1960年代に東京・みゆき通りに集まる流行に敏感な若者、総称して「みゆき族」の間にも流行した。 みゆき族の間では、ヴァンヂャケット社のブランド「VAN」の紙袋を持つことさえおしゃれであるとされ、「VAN」はその後、日本のファッションシーンの最先端を走り続けた。アイビーファッションの信望者の中では、神様的扱いのブランドであった。1970年代に至っても愛好者はいたようであり、また、1つのジャンルを形成していた。

青山に本社ビルを構え、企業内クラブとしてアメリカンフットボールのチーム「VANGUARDS」を持つなど、当時時代の最先端を行く企業として若者の間の人気は高かった。

沿革[編集]

  • 1965年 - 「TAKE IVY」キャンペーン実施。
  • 1969年10月1日 - 株式会社アルフレックス・ジャパン設立。
  • 1971年10月4日 - 株式会社ヴァンヂャケットが出資して、株式会社ラングラー・ジャパン設立。
  • 1978年4月 - (旧)株式会社ヴァンヂャケットは、会社更生法の適用を申請し、事実上の倒産。
  • 1978年10月12日 - (旧)株式会社ヴァンヂャケットは、東京地方裁判所より破産宣告を受ける。
  • 1978年4月 - 社員OB等で構成されたPX組合が、破産管財人の許可の下、在庫品の販売を継続する。
  • 1980年12月3日 - 株式会社ヴァンヂャケット新社を設立し、(旧)株式会社ヴァンヂャケットが保有する商標権などの知的財産権を承継。
  • 1981年3月25日 - 株式会社ヴァンヂャケット新社が(新)株式会社ヴァンヂャケットに商号変更。社員OB等の尽力により再建。但し創業者は経営に主力として携わらず。
  • 1984年2月10日 - (旧)株式会社ヴァンヂャケットは、東京地方裁判所より破産終結決定を受ける。
  • 2000年 - 新コンセプトにより再復活。
  • 2001年12月 - 伊藤忠商事バイスコーポレーションなどの出資により、株式会社ベルソンジャパンが設立される。
  • 2002年9月 - 株式会社ベルソンジャパンによる独自商品のライセンス生産及び「VANファミリーショップ」での販売開始。
  • 2006年5月23日 - ライセンス販売を行っていた株式会社ベルソンジャパンが、福岡地方裁判所自己破産を申請して倒産。「VANファミリーショップ」閉鎖。
  • 2007年現在、引き続き本体の株式会社ヴァンヂャケットは営業活動中である。

VAN99HALL[編集]

1972年9月9日オープン。ちょうどVANの絶頂期、「利益の還元」をうたい文句につくられた自主企画・自主運営の劇場。

当初は企業内の「講堂」の発想もあったが、宣伝部の中に専門の運営スタッフを置くことになり、自主企画・自主運営の道を歩き、短い期間ではあったが様々な文化的な実績を残すことになった。

石津謙介自身がホールの名前を命名、関連企業のアルフレックスの設計部が設計した。99席、入場料金が99円というのが当初のコンセプトであった。

VANファミリーショップ[編集]

かつて存在していた株式会社ベルソンジャパンが、株式会社ヴァンヂャケットのライセンス提供(タグの表記は「LICENSED BY KENT JAPAN INC.」)を受け、2001年12月より運営していたファミリー層向けのショップブランド。

一世を風靡していた当時は、価格が高くて手が届かないながらも憧れを抱き続けていた世代を狙って、ユニクロ並みの廉価な価格で、VANの定番商品のコピーや、そのテイストを残してデザインされた商品が提供されていた。

そのため、路面店は旗艦店である多の津店ほか数店のみで、基本的にはダイエーイオンイトーヨーカ堂などのGMS内のインショップ展開を中心に店舗数拡大を全国にて行っていた。

しかし、販売されていた商品のほとんどが、中国で生産され、適切な品質管理を行わなかったため、「安かろう悪かろう」の評判が広まってしまった。また、従業員教育も粗雑だったため、しだいに店舗ごとの売上高は減少していった。さらに、むやみな店舗数拡大が会社経営を圧迫し、2006年3月に、株式会社ベルソンジャパンは突然倒産した。そのため、全国の全49店舗は即日閉鎖に追い込まれた。

なお、ヴァンヂャケット公式サイトにおいて発表されたとおり、株式会社ベルソンジャパンは株式会社ヴァンヂャケットとライセンシー契約を結んでいただけであり、株式会社ヴァンヂャケットとは直接的な資本関係などはない

外部リンク[編集]