ラムバー

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ラムバー(右)

ラムバーRambha)は、インド神話に登場する有名なアプサラス乳海攪拌の際に生まれたとされる。クベーラ神の息子ナラクーバラの妻とされるが、その美貌ゆえにヴリトラ殺害などインドラ神の策略に利用された。大聖ヴィシュヴァーミトラを誘惑したアプサラスの1人でもあり、カッコウに変身したインドラに見守られて彼を誘惑しようとしたが、インドラの策略であることを見抜いたヴィシュヴァーミトラは彼女を1万年ものあいだ大理石に変えてしまった。

またラムバーは羅刹ラーヴァナに犯されたこともあった。ラムバーはこれを夫に話すと、ナラクーバラは怒ってラーヴァナを呪詛したため、ラーヴァナは嫌がる女性を無理やり犯すことができなくなり、そのためラーマ王子の妃シータを強奪しても、彼女が自分になびくよう努めなくてはならなくなった。

ラムバーは仏教にも取り入れられ、十羅刹女のひとつ藍婆となった。

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