モグラ〜ニャ

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モグラ〜ニャ
Mole Mania
ジャンル アクションパズル
対応機種 ゲームボーイ(GB)
開発元 任天堂情報開発本部
パックスソフトニカ
発売元 任天堂
プロデューサー 宮本茂
ディレクター 亀山雅之
プログラマー 星野義明
安間基夫
音楽 阪東太郎
美術 渡辺直樹
高橋英子
あおきのりこ
人数 1 - 2人
メディア 4メガビットロムカセット
発売日 GB
日本の旗 1996年7月21日
アメリカ合衆国の旗 1997年2月
欧州連合の旗 1997年
GB(ニンテンドウパワー)
日本の旗 2000年3月1日
ニンテンドー3DS(バーチャルコンソール)
アメリカ合衆国の旗 2012年7月26日
欧州連合の旗 2012年10月4日
日本の旗 2012年11月7日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI3
デバイス 通信ケーブル対応
スーパーゲームボーイ対応
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モグラ〜ニャ』(英題: Mole Mania)は、1996年7月21日任天堂から発売されたゲームボーイアクションパズルゲーム

概要[編集]

モグラの主人公「モグラ〜ニャ」を操作するトップビュー(正面見下ろし型視点)のアクションパズルゲーム。モグラ〜ニャは地面に穴を掘る能力を持っており、これを用いて地上と地下を行き来しながらゲームを進める。

2000年3月1日よりニンテンドウパワーでの書き換えサービスが行われ、2012年11月7日からはニンテンドー3DS用のバーチャルコンソールとして配信が開始された。なお、このバーチャルコンソール版では、後述の「VSモード」はプレイできない。

システム[編集]

クエストモード[編集]

全部で8つの「レベル」をクリアしていくモード。各レベルには複数のステージが含まれている。各ステージは一画面に収まる広さで、ステージ端の出口に到達するか出口をさえぎる壁を破壊するとクリアとなり、次のステージへ進める。最後のステージにいるボスを倒すとそのレベルのクリアとなる。クリア後には、レベル内で取得したアイテムやステージクリア状況などに応じて、100点満点中の点数が表示される。

ライフは4つで、敵などに触れてダメージを受けると画面右下のハートマークが4分の1ずつ欠けていき、ライフが全て無くなるとゲームオーバーとなる。ライフ残量はステージクリア後も引き継がれる。

VSモード[編集]

2台のゲームボーイ本体を通信ケーブルで接続して対戦できるモード。プレイヤーは、2体のキャラクター「モグラ〜ニャ」「じんべえ」のうちいずれか一方を選ぶ。モグラ〜ニャはステージ上の穴に野菜「キャビッジ」を全て入れること、じんべえはそれを阻止することを目指す。制限時間内にモグラ〜ニャが全てのキャビッジを穴に入れればモグラ〜ニャの勝ち、終了時に1つでもキャビッジが残っていればじんべえの勝ちとなる。

フィールド上の仕掛け[編集]

以降の項では「クエストモード」について記述する。

ハート
ライフが1つ回復する。触れた後は消滅する。
黒いたま
大きな黒い玉。押す、引く、投げるといったアクションが可能。地面に空いた穴に落とすと最初にあった場所へ戻る。敵にぶつけて倒せるほか、壁にぶつけると破壊できる。
キャビッジ
球体の葉物野菜。穴に5個落とすことでライフが1つ回復する。各レベルに20個ある(最終レベルを除く)。壁は破壊できないが黒いたまと同じように扱える。
タル
穴に落とすと穴を塞ぐことができる。壁は破壊できないが黒いたまと同じように扱える。
ふんどう
金属の重り。押すことはできるが、引いたり投げたりすることはできない。
エルボ
L字型の管。黒いたまとタルを投げ入れると軌道が変わる。ふんどうと同様、押すことで動かせる。
カタパルト
エルボと同様に投げた物の軌道を変えるパネル。エルボと違い、上を歩くことができる。
イガイガ
地上の障害物。上を歩くことはできないが、黒いたまなどを移動させる事は可能。
ボーナスステージ
五芒星が描かれた魔法陣。上に乗ると別の場所に転移し、ミニゲームに挑戦できる。

メニュー画面のアイテム[編集]

マップアイテム
現在地を把握できる。
GPSアイテム
ボス、ボーナスステージ、やたい(「ヒントじいさま」(後述)がいる場所)の位置情報がマップ上に表示される。
かいふくアイテム
使うとライフが全回復する。1回だけ使用できる。
こうさんアイテム
使うと現在のステージをクリアことになり次のステージへ進める。ただし、レベルクリア後の得点が100点にならなくなる。

ストーリー[編集]

とある森の中でモグラの親子が暮らしていた。しかし、父モグラの「モグラ〜ニャ」が不在のある時、棲み処の巣穴にやってきた農夫「じんべえ」により、母モグラと7匹の子モグラがさらわれてしまう。帰宅して家族がいないことに気付いたモグラ〜ニャは、巣穴の前でじんべえからの置き手紙を発見する。モグラ〜ニャは家族を取り戻すべく、手紙に書かれていたじんべえの領地「じんべえランド」へと足を踏み入れる。

登場キャラクター[編集]

メインキャラクター[編集]

モグラ〜ニャ
主人公。サングラスをかけている。
モグリ〜ナ
モグラ〜ニャの妻。
子モグラ
モグラ〜ニャの7匹の子供。皆姿が瓜二つだが、首につけているスカーフの色がそれぞれ異なる。
ヒントじいさま
ステージ各所にアドバイス用の看板を立てているモグラ。各レベルの一角で、ライフが全回復するハートをやたいに乗せて待っている。ライフの回復後に5回連続で話しかけるとゲームオーバーになる。
じんべえ
モグラ〜ニャの妻と子をさらった農夫。最終ボスとして現れるほか、ボーナスステージにも登場する。

敵キャラクター[編集]

一般キャラクター[編集]

アジラ
恐竜のような姿。左右に往復する。
レベル1、2、6に登場。
ラビッピ
白いウサギのような姿。左右に往復する。
レベル3、5、7に登場。
フェイスネーク
大きい口をあけた二足歩行の生物。左右に往復する。
レベル2から登場。
モロQ
たらこ唇のついた黒い体の敵。上下に往復する。
レベル1から登場。
エンペラ
ペンギンのような姿。上下に往復する。
レベル5から登場。
ガジャ
饅頭形の生物。上下に往復する。
レベル2から登場。
子ネヂミ
ハリネズミのような姿。上下または左右に往復し、穴を通じて地上と地下を行き来する。穴から半身を出している時以外に触れるとダメージを受ける。
レベル5と7に登場するほか、レベル5と8のボス戦では親ネヂミと共に現れる。
アソン
半裸の人型の敵。フィールドの地形や仕掛けに沿って移動する。
レベル2から登場し、レベル6のボス戦にも現れる。
バル
フグのような姿。斜め方向に移動する。
レベル2から登場。
ウニチク
周囲に丸い刃物のようなものが付いたドーナツ型の黒い敵。上下または左右方向に往復する。通常の攻撃では倒せず、ステージクリア時に消滅する。
レベル3から登場。

ボスキャラクター[編集]

カンガルーン
レベル1のボス。カンガルーのような姿。大ジャンプによる踏みつけやお腹の袋から出したリンゴを投げつける攻撃を行う。
サンデス
レベル2のボス。太陽のような姿。力を溜めた後に光を放ち、地上全体を攻撃する。
フンドーン
レベル3のボス。「100t」と書かれた分銅に手足がついた姿。回転しながら体当たりするほか、大ジャンプ後の着地により地下全体を攻撃する。
スパナマン
レベル4のボス。配管工のような姿。じんべえの従兄弟。スパナや特大の爆弾を投げてくる。
親ネヂミ
レベル5のボス。子ネヂミを大きくしたような姿。子ネヂミと同様に地下を走る。4匹の子ネヂミもステージ上を移動する。
サムドン
レベル6のボス。アソンを大きくしたような姿。じんべえの息子。その体は、ステージ上の黒いたまと鎖で繋がれている。ステージ内ではアソンが動き続けている。
ユキだるマン
レベル7のボス。雪だるまのような姿。大ジャンプによる踏みつけ攻撃を行う。攻撃を加えるごとに分裂し、このとき体当たりしてくる。
じんべえ
レベル8のボス。これまで登場した7体のボスとの再戦後に戦うことになる。周囲を高速で回転したりモグラ〜ニャを追いかけたりしながらクワを投げつける。

スタッフ[編集]

  • エグゼクティブ・プロデューサー:山内溥
  • プロデューサー:宮本茂
  • ディレクター:亀山雅之
  • コーディネーター:菱田達也
  • プログラマー:星野義明、安間基夫
  • デザイナー:渡辺直樹、高橋英子、あおきのりこ
  • サウンド・コンポーザー:阪東太郎
  • スペシャル・サンクス:立本正博、橋下友茂、荒木泰介、前岩克知、桜井邦子、うめだけんじ、ながしまたかはる、えのきのりゆき

評価[編集]

ゲーム誌「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り22.1点(満30点)[1]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.9 3.6 3.6 3.6 3.9 3.6 22.1

関連作品[編集]

攻略本[編集]

漫画[編集]

コロコロコミック』(小学館)誌上にて、1996年10月号 - 11月号の間連載が行われた。作者はやましたたかひろ

また、エニックスよりアンソロジーコミック『モグラ〜ニャ 4コママンガ劇場』が発売された(1997年4月25日、ISBN 4-8702-5953-2)。

脚注[編集]

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  1. ^ 「超絶 大技林 '98年春版」、『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 535頁、 ISBN 雑誌26556-4/15

外部リンク[編集]