ポリエチレンテレフタラート

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ポリエチレンテレフタラート
ポリエチレンテレフタレート
別名 PET
PETE
融点 260 °C
PETの識別表示マーク(米国プラスチック工業協会による)

ポリエチレンテレフタラート: polyethylene terephthalate)は、ポリエステルの一種である。ポリエチレンテレフタレートとも呼ばれる。

略称は頭字語PETと綴り、日本語では「ペット」、英語では「ピーイーティー」と読む。ペットボトルの名称はこれに由来する。

アメリカ合衆国では「ダクロン」(デュポン商標)、日本では「テトロン」(帝人東レの共同商標)、イギリスでは「テリレン」とも言う。

概要[編集]

下式のようにエチレングリコール(HO-CH2-CH2-OH)とテレフタル酸の脱水縮合により作られ、エステル結合が連なっているポリエステルとなる。このエステル結合の、生成は、テレフタル酸ジメチルとのエステル交換反応でも可能である。

PETの合成法

芳香環を有するとともに分子鎖が直線になりやすいことから、分子鎖が流動性をもつ温度では、芳香環や分子鎖の配向が起こりやすく、結晶部分を作りやすい。

このような結晶性樹脂としての特性を生かした各種用途に用いられている。 非晶部分が流動性をもち軟化するガラス転移温度が約80℃、結晶部分も流動する融点が約264℃である。

利用[編集]

飲料容器として知られるペットボトルのほか、フィルム磁気テープの基材、衣料用の繊維など(フリースなど)に用いられる。

熱可塑性の合成繊維の中では、その結晶性から比較的熱に強く、生産量も最も多い。そのため、ペットボトルから繊維へといったリサイクルが比較的普及している樹脂でもある。

近年、ポリエチレンテレフタラートを分解する細菌が見つかった[1]生分解性がない欠点の解消に繋がる可能性がある。

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  1. ^ 安藤健二ペットボトルの樹脂を食べる細菌、日本の研究チームが発見Huffpost(2016).