プラダン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

プラダンプラ段)あるいはダンプラ段プラ)は、プラスチックを素材として作られた段ボールシートである。

プラダンという呼称は、プラスチック製の段ボールということを意味する、プラスチックダンボールを省略したものである。

ダンプラという呼称は、段プラスチックの略、もしくは、段ボールのボール(ボール紙)をプラ(プラスチック)に置き換えた語である。

なお、日本国内にはプラダン製造メーカー数社があり、それぞれが異なる商標名を持つ。

住化プラステック「サンプライ」、東洋ユニコン「ダンプラ」、宇部エクシモ「ダンプレート」、酒井化学工業「ミナダン」、川上産業「プラパール」、ヨシザワ「プラフルート」など。

素材[編集]

ポリプロピレンが使われることが多いが、透明系はポリカーボネート製が多い。

使用[編集]

箱状に加工して流通や保管の容器として利用したり、養生シートとして使われることもある。

ボール紙製の段ボールに比べてプラスチック製のプラダンは強度と耐久性、耐水性に勝っており、繰り返しの利用に堪えるので、通常の段ボール箱の代りに、プラダンで製作した輸送箱を、何度も再利用する通い箱として使用する場合も増えてきた。ただし、通信販売のように一方通行の流通ではコストが高く付くので利用されない。

また、素材そのものをカラフルに着色できると同時に、無色・半透明にしてを透過させることも可能なので、見た目の面白さと軽量さを活かして、板(シート)状のプラダンを内装店舗ディスプレイの素材として、さらにはベロモービルのフェアリングに使用する事もある。


欠点[編集]

破れやすい紙製や薄手のテープを貼ってから剥がした場合、テープがちぎれやすい。そのためマジックテープを使用する例もある。ダンボールの場合、テープがダンボール表面ごと剥がれるため問題になりにくい。

紙ではないので通常の水性インクでは印刷できず、フェルトペン等も使えない。

プラスチック系なので熱には弱い。特に黒っぽいプラダンは直射日光で変形しやすい。

ポリカーボネート系の透明プラダンは、折り曲げなどの応力をかけると透明度が低下する。