ペンタケラトプス

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ペンタケラトプス
ペンタケラトプス
ペンタケラトプス想像図
地質時代
白亜紀
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 鳥盤目 Ornithischia
亜目 : 周飾頭亜目
下目 : 角竜下目 Ceratopia
: ケラトプス科 Ceratopidae
亜科 : カスモサウルス亜科 Chasmosaurinae
: ペンタケラトプス属 Pentaceratops
学名
Pentaceratops
Osborn1904
  • P. sternbergi

ペンタケラトプス Pentaceratops中生代白亜紀後期の北アメリカに生息した、角竜類に分類される恐竜である。

学名古代ギリシャ語で「五本角の顔」を意味する。その由来は、2本のよく発達した上眼窩角と短い一本の鼻角、そして比較的長い2本の頬骨突起である。

ペンタケラトプスは7500万 - 7300万年前の間に生き、発見されている標本の大部分は カートランド累層産出である。同時期・同地域にはパラサウロロフス・キルトクリスタトゥス装盾類ノドサウルス等に加え、肉食ではティラノサウルス科ダスプレトサウルスなどの恐竜が共存していた.

形態[編集]

全長は約8メートル、体重は約5,500キログラムと推定される。 頭部には特徴的な5本の角を具え、骨質のフリルも大型であった。このフリルを含めた頭骨長は3メートルに達する。フリル周囲は波打ち、三角形の突起が多数存在した[1]

発見と種[編集]

最初の発見はニューメキシコ州のサン・フアン層でのチャールズ・ヘイゼリアス・スタンバーグによるもので、ヘンリー・フェアフィールド・オズボーンによって1923年に記載された。オズボーンは発見者にちなんで種小名をステルンベルギ sternbergii とした。

ペンタケラトプスのフリルトリケラトプスのそれよりも巨大で、二つの大きな穴が開いている。

1930年に、カール・ワイマンが二つ目の種、P.フェネストラトゥスを記載したが、これは後の研究で模式種と同一の種であることがわかり、無効名となった。また、2006年コロラド州で発見された標本も、ペンタケラトプス属に分類されると考えられている。

2011年2月、1941年ニューメキシコ州で発見され、その後1995年に「ペンタケラトプスの『非常に大きな個体』の頭骨」と判定された骨格標本が、再調査の結果、20か所の相違点が発見され、トリケラトプスにも匹敵する体重約7トン弱の新種の大型恐竜である可能性がアメリカイェール大学所属の古生物学者ニコラス・ロングリッチによって指摘された。この角竜はトリケラトプスの祖先にあたる新種だとしてティタノケラトプスと命名されたが、クリーブランド自然史博物館英語版学芸員のマイケル・ライアンらは、この化石は角竜類の重要な分析の根拠となる縁後頭骨が欠けており、ペンタケラトプスと異種である根拠に乏しいとして現在のところ専門家間でも意見はわかれている[2]

系統上の位置[編集]

ペンタケラトプスは角竜類のなかで、アンキケラトプスや少し前の時代にいたカスモサウルスに非常に類縁が近いと考えられている。さらに、ペンタケラトプスはこれより数百万年後の白亜紀末期に生息していたトロサウルスの先祖である可能性もある。

脚注[編集]

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  1. ^ ヘーゼル・リチャードソン、デイビッド・ノーマン(監修) 『恐竜博物図鑑』 出田興生(訳)、新樹社〈ネイチャー・ハンドブック〉、2005年、129頁。ISBN 4-7875-8534-7
  2. ^ Christine Dell'Amore (2011年2月7日). “トリケラトプスの祖先を再調査で発見?”. ナショナルジオグラフィック. 2017年5月26日閲覧。

関連項目[編集]