フォード・エッジ

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フォード・エッジ (Ford Edge) はフォード・モーターが製造・販売している中型クロスオーバーSUV (CUV) である。

概要[編集]

フォードのSUV/クロスオーバー群ではエスケープ/クーガエクスプローラーの中間に位置する車種である。初代モデルは北米ブラジル中東諸国、中国ロシアなどで販売されたが、2代目は新たに西欧諸国にも導入され、世界100ヵ国以上で販売されるグローバルモデルとなる。

製造はカナダオンタリオ州にあるオークビル組立工場にて行われている。

歴史[編集]

初代(U387型、2006年-2015年)[編集]

フォード・エッジ(初代)
後期型(フロント)
2011 Ford Edge -- 09-28-2011.jpg
後期型(リア)
2011 Ford Edge 03 CIAS 2010.jpg
製造国 カナダの旗 カナダ
販売期間 2006年-2015年
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアSUV
エンジン 前期型:V6 3.5L
後期型:V6 3.7L
直4 2.0L エコブースト
変速機 6速AT
駆動方式 FFAWD
全長 前期型:185.7 in (4,717 mm)
後期型:184.2 in (4,679 mm)
全幅 前期型:75.8 in (1,925 mm)
後期型:76.0 in (1,930 mm)
全高 67.0 in (1,702 mm)
ホイールベース 111.2 in (2,824 mm)
プラットフォーム フォード・CD3プラットフォーム
-自動車のスペック表-

初代エッジは2006年1月に開催された北米国際オートショーにて発表され、同年内に2007年モデルとして発売が開始された。

プラットフォームマツダ・アテンザフォード・フュージョンリンカーン・MKZなどと同じフォード・CD3プラットフォームであり、姉妹車リンカーン・MKXとはボディシェルも共有している。

搭載されるエンジンとトランスミッションはいずれも新開発で、「デュラテック35」3.5L V型6気筒DOHCゼネラルモーターズとの共同開発による6F 6速ATが組み合わせられた。

グレードは当初SE、SEL、リミテッド、そして2008年2月シカゴオートショーで2009年モデルとして発表された[1]「スポーツ」の4つが設定される。

2010年2月、シカゴオートショーにてフェイスリフトを受けた2011年モデルが発表された。SE、SEL、リミテッドはTi-VCTが付いたデュラテック35に加えて、エコブースト 直列4気筒 2.0L ターボも選択可能になった。エッジスポーツは3.7Lのデュラテック37に換装され、これにパドルシフト付きのセレクトシフト6速ATが組み合わせられた。

また、インフォテインメントシステムはタッチスクリーンUIを備えたMyFord Touchが導入された。エッジには4.2インチカラーLCDディスプレイ付きのものが装備される。

エッジはまた、中国でも2010年4月23日北京モーターショーにてお披露目され[2]2011年1月から同国市場での販売が開始された[3]

2代目(2015年 - 現在)[編集]

フォード・エッジ(2代目)
欧州仕様(フロント)
Ford Edge - Mondial de l'Automobile de Paris 2014 - 005.jpg
欧州仕様(リア)
Ford Edge - Mondial de l'Automobile de Paris 2014 - 006.jpg
製造国 カナダの旗 カナダ
中華人民共和国の旗 中国
販売期間 2015年 - 現在
乗車定員 国際版:5人
中国仕様:7人
ボディタイプ 5ドアSUV
エンジン 直4 2.0L エコブースト
V6 3.5L Ti-VCT
V6 2.7L エコブースト
直4 2.0L デュラトルク TDCi
変速機 6速AT
6速MT
6速DCT
駆動方式 FFAWD
サスペンション 前:マクファーソン・ストラット式
後:インテグラルリンク式
全長 国際版:4,779mm (188.1in)
中国仕様:4,878mm
全幅 国際版:1,928mm (75.9in)
中国仕様:1,925mm
全高 国際版:1,742mm (68.6in)
中国仕様:1,770mm
ホイールベース 国際版:2,849mm (112.2in)
中国仕様:2,850mm
プラットフォーム フォード・CD4プラットフォーム
-自動車のスペック表-

2014年6月24日に概要が発表され[4]、同年10月のパリモーターショーで世界初公開された[5]。翌2015年2月26日からオークビル組立工場にて製造が開始され[6]、同年春から北米地域にて発売が開始される。

プラットフォームはモンデオ/フュージョンリンカーン・MKZなどと共通のCD4プラットフォームを採用する。エンジンは北米向けにはツインスクロールターボチャージャーを採用した直列4気筒 2.0Lエコブースト(最高出力245hp、最大トルク270lb.-ft)が標準で搭載され、オプションとしてV6 3.5L NAエンジンがラインナップされる。トランスミッションは「セレクトシフト」6速ATのみ。一方、欧州向けには2種類の2.0LデュラトルクTDCiディーゼルがラインナップされる。180ps版には6速MTが組み合わせられ、CO2排出量は149g/kmとなる。210ps版には「パワーシフト」6速DCTが組み合わせられ、CO2排出量は159g/kmとなる。また、アクティブノイズキャンセラレーションシステムが導入される。

グレードはSEとSELのほか、市場によっては豪華版の「タイタニアム」がラインナップされる。

エッジスポーツ[編集]

スポーツモデルにはツインターボを採用したV型6気筒 2.7Lエコブースト(最高出力315hp、最大トルク350lb.-ft)が搭載され、アクティブノイズキャンセラレーションシステムも装備する[7]。トランスミッションは「セレクトシフト」6速ATのみ。

中国仕様[編集]

中国仕様は2014年11月の広州国際モーターショーにて発表された[8]。グローバル版とは異なり、リアオーバーハングを延長して3列シート7人乗りとしている。エンジンは2種類のエコブースト(2.0Lまたは2.7L)が用意され、セレクトシフト6速ATが組み合わせられる。2015年から長安フォードにて製造が開始される予定である。


脚注[編集]

  1. ^ Jean Kevane (2008年2月5日). “New Ford Edge Sport Revealed”. WorldCarFans.com. 2012年9月18日閲覧。
  2. ^ FORD SHOWCASES NEW PRODUCTS AND TECHNOLOGIES AT LARGEST-EVER BEIJING AUTO SHOW EXHIBIT”. フォード・モーター (2010年4月23日). 2012年9月18日閲覧。
  3. ^ Ford Motor China January Sales Rise 20%”. フォード・モーター (2011年2月10日). 2012年9月18日閲覧。
  4. ^ ALL-NEW 2015 EDGE SHOWCASES FORD'S BEST TECHNOLOGY, MORE DRIVER-ASSIST FEATURES, IMPROVED PERFORMANCE, CRAFTSMANSHIP” (2014年6月24日). 2015年4月27日閲覧。
  5. ^ ALL-NEW 2015 EDGE SHOWCASES FORD'S BEST TECHNOLOGY, MORE DRIVER-ASSIST FEATURES, IMPROVED PERFORMANCE, CRAFTSMANSHIP” (2014年10月1日). 2015年4月27日閲覧。
  6. ^ PRODUCTION OF THE ALL-NEW 2015 FORD EDGE OFFICIALLY KICKS OFF WITH 400 NEW EMPLOYEES” (2015年2月26日). 2015年4月27日閲覧。
  7. ^ PERFORMANCE AND POWER: 2015 FORD EDGE SPORT CERTIFIED AS HIGHEST-PERFORMING EDGE YET” (2015年2月6日). 2015年4月27日閲覧。
  8. ^ NEW 3-ROW, 7-SEAT FORD EDGE MAKES GLOBAL DEBUT IN GUANGZHOU” (2014年11月18日). 2015年4月27日閲覧。

外部リンク[編集]