ネフライト (プロゲーマー)

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ネフライト(Nephrite)
人物
出生地 大阪府の旗 大阪府
職業 YouTuber
YouTube
チャンネル
活動期間 2018年 -
ジャンル ゲーム実況
登録者数 約98.6万人[1]
総再生回数 1,028,343,266回[1]
事務所(MCN DetonatioN FocusMe
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年1月14日時点。
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ネフライト(Nephrite、1995年5月28日 – )は、日本プロゲーマーYouTuberTwitch配信者。大阪府生まれ。DetonatioN FocusMe(DFM)、ぽみそしる所属[2]FortniteEpic Games)(TPS)プロゲーマー。元FPSOverwatch)プロ。

人物[編集]

1995年5月28日[3]大阪府に生まれる[4]

2017年、大学の経済学部在学中にDetonatioN Gaming Overwatchプロ部門に所属。同年12月の同部門の解散[5]によるOverwatchプロ引退後、Darwin Projectのプレイを経て[6] Fortnite World Cup(英語)開催を知り、Fortniteのプレイを開始する[7][8]2018年3月13日YouTubeチャンネルを開設。2019年1月、株式会社Gamewithに新設されたFortniteプロゲーマー部門に所属[9]。本人曰く、複数社を検討した結果、GameWith社の待遇が最も良かったために所属を決めたという[10]2019年1月9日にFortniteの初のプレイ動画を投稿[11]2020年3月、著名YouTuberであるHIKAKINとのコラボレーション[12](理由はこの人とプレイしたら楽しそうだったから[13])へFortniteを教授する動画を掲載して一躍有名となる[14]。2020年5月より総合学園ヒューマンアカデミー e-SportsカレッジのFortnite講師を務める[15]。また、自身の技術を生かしFortniteの攻略本制作にも携わっている。ちなみに、小学生の頃からPCのゲームをプレイしており、よくわくわくフィッシングをプレイしていた模様。Fortniteをプレイする前はペーパーマンオーバーウォッチをプレイしていた。

2022年3月31日にFortniteのプロゲーマーを引退。

同年12月13日付でGameWith eSportsDetonatioN Gaming が統合されたことにより、名称変更した DetonatioN FocusMe (DFM)所属選手となる。

成績(Fortnite)[編集]

PC版Fortniteでの成績

  • シーズン5 ソロ勝率77.4 世界1位
  • シーズン7 ソロ勝率100 %達成
  • ソロ31連勝 世界1位
  • マーベルノックアウト大会アジア1位
  • チャンピョンディビジョン ラウンド1セッション3 日本人初アジア1位
  • トリオsonycup第一試合Victory Royale(メンバー:ALBA ROCCA,ALBA 猫愛好家れん)

特徴(Fortnite)[編集]

Fortniteが日本語対応する前のチャプター1シーズン2よりプレイを始め、日本語が対応したチャプター1シーズン3から本格的にプレイする。

2018年から活動を続けてきたFortniteバトルロイヤルにおいて、プレイヤー100人のうち最後の1人まで残る「ビクトリーロイヤル(Victory Royale)」を獲得することを得意としている。

チャプター1シーズン7では世界記録であるソロ31連勝(ビクトリーロイヤル)を達成し、この記録は現在のチャプター4シーズン4時点でも破られていない。

Fortniteの目玉要素である、建築(壁・階段・床・屋根の四つで構成されている敵の攻撃の遮断や移動手段として使われるツール)の編集(建築物に窓を開けたり自由な形に変更したりすること)を得意とし、その建築や、他ゲームで培ったエイムを応用して数々のキルを量産してきた。バトルロイヤル開始時に上空からゲームフィールドに着陸するまでの間にラマ型アイテムボックスを発見する「ラマ(ダマ)降り」を得意とし、「空中からラマを見つける」ことや、「(バトルロイヤル開始前にプレイヤー100名が集まるまで待機する)待機島から(スコープ機能付きの)スナイパーなしでラマを見つける」ことが理論上可能である。当然ながらラマはプレイ中に偶然発見されることが想定されており、バトル前に「ラマを見つける」ことは想定されていなかったため、この特技はプロを含む多くのプレイヤーに驚きを持って迎えられている。あまりの遭遇率の高さに「向こうから会いにきてくれるほどの仲」というほどラマを愛しており、実況中に前人未到の「マップ上の5体のラマをすべて見つける」ミッションを達成した。視聴者や、他の実況者などにも「ダマ降り」などと呼ばれている。

チャプター2シーズン2では1マッチで5つある、全てのラマを見つける功績を達成した。

だが、チャプター2シーズン7からはラマが動くようになり、描写距離の関係から「ラマ(ダマ)降り」や待機島からのラマ型アイテムボックスの発見ができなくなったことを検証している。

2022年3月31日に、Fortniteのプロゲーマーを引退することを発表。

2022年12月12日に、GameWith esports と統合した、DetonatioN FocusMe に所属することを発表。

著作[編集]

  • 『ゲーム攻略大全 Vol.15 フォートナイトがもっとうまくなる本』晋遊舎、2019年5月28日。ISBN 978-4801811607 
  • 『ゲーム攻略大全 Vol.18 フォートナイト 最強バトルテクニック』晋遊舎、2019年12月18日。ISBN 978-4801812963 
  • 『ゲーム攻略大全 Vol.19 フォートナイト 超爆速スキルアップブック』晋遊舎、2020年7月2日。ISBN 978-4801814240 
  • すいのこ『eスポーツ選手はなぜ勉強ができるのか: トッププロゲーマーの「賢くなる力」』小学館、2020年7月30日。ISBN 978-4098253777 

脚注[編集]

  1. ^ a b Nephrite【ネフライト】 - YouTube”. www.youtube.com. 20230920閲覧。
  2. ^ Nephrite【ネフライト】 – GameWith ラマ降りのプロ 立ち回りのプロでもある Creators”. 2020年7月27日閲覧。
  3. ^ Nephrite [@nephrite2] (2020年5月28日). "25歳になりました!". X(旧Twitter)より2022年11月30日閲覧
  4. ^ Nephrite [@nephrite2] (2019年4月7日). "大阪やで". X(旧Twitter)より2020年8月13日閲覧
  5. ^ 【DNG Overwatch部門】選手脱退発表及び、Overwatch部門解散のお知らせ”. DetonatioN Gaming. 2020年8月13日閲覧。
  6. ^ ねふねふ [@nefnef_2] (2019年12月30日). "オーバーウォッチのプロ引退後にダーウィンプロジェクトめちゃガチでやっててそのあとにフォートナイトのワールドカップ発表あって途中でやめちゃったけど、本当に面白かった。". X(旧Twitter)より2020年8月13日閲覧
  7. ^ eスポーツ選手はなぜ勉強ができるのか: トッププロゲーマーの「賢くなる力」』小学館、東京、2020年7月30日。ISBN 978-4-09-825377-7OCLC 1181965277https://www.worldcat.org/oclc/1181965277 
  8. ^ ねふねふ [@nefnef_2] (2019年1月21日). "オンラインゲームを始めたきっかけは兄がパソコンでゲームをしているのを見て自分もやってみたいとおもったのがきっかけです。". X(旧Twitter)より2020年8月13日閲覧
  9. ^ プロゲーミングチーム「GameWith」に新規選手の加入決定!新たに人気ゲームタイトル「スマブラ」「フォートナイト」部門発足”. gamewith.co.jp. 株式会社GameWith. 2020年10月14日閲覧。
  10. ^ ねふねふ [@nefnef_2] (2019年1月21日). "待遇。". X(旧Twitter)より2020年8月13日閲覧 |date=の値と|number=から計算された日付が2日以上異なります(解説
  11. ^ 【フォートナイト】勝率世界1位-ビクロイを取る方法-【FORTNITE/Fortnite/ネフライト】”. www.youtube.com. Nephrite【ネフライト】. 2020年7月13日閲覧。
  12. ^ 【フォートナイト】ヒカキン×ネフライトのデュオで初ビクロイ!? プロ×素人デコボココンビ!!【Fortnite】 =”. www.youtube.com. 2022年4月13日閲覧。
  13. ^ 【ネフライト】ヒカキンさんとの出会い、そして印象【Signater Shorts #8-1】”. www.youtube.com. 2022年4月13日閲覧。
  14. ^ 『フォートナイト』のプロ&ゲーム実況者「ネフライト」はなぜ人気? チャンネル登録者50万人突破を機に魅力を分析”. Real Sound|リアルサウンド テック. 2020年7月27日閲覧。
  15. ^ GameWith所属・ネフライト氏によるフォートナイト講師決定のお知らせ | NEWS&TOPICS | e-Sportsカレッジ | 総合学園ヒューマンアカデミー”. ha.athuman.com. 2020年8月13日閲覧。

外部リンク[編集]