ネクスト (ジャーニーのアルバム)
『ネクスト』 | ||||
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ジャーニー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1976年5月 - 10月 カリフォルニア州サンフランシスコのMaster's Wheels | |||
ジャンル | ハード・ロック、ロック、プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||
プロデュース | ジャーニー | |||
ジャーニー アルバム 年表 | ||||
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『ネクスト』収録のシングル | ||||
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『ネクスト』 (Next) は、ジャーニーによる1977年にリリースされた3枚目のスタジオアルバム。バンドは、1976年の『未来への招待状』と同じ方式をとっていたが、ファーストアルバムのプログレッシブ・ロックのスタイルも堅持している。本作は、リードヴォーカルをグレッグ・ローリーがとっている最後のアルバムである。
インストゥルメンタル「クッキー・ダスター」は、とても早くにアルバムでプレッシングするリストに加わっていたが、実際には行われず、カバーアートにも全く表記されていない。これは、後のコンピレーションアルバム『タイム3〜永遠の旅立ち』でリリースされている。
『ネクスト』は、Billboard 200アルバムチャートで85位に達した[1]。
『ネクスト』の制作には加わらなかったが、アルバムリリースの少し後にジャーニーに加入したリードヴォーカリストのロバート・フライシュマンは、ソングライター、そしてグループの最初の熱心なフロントマンとして、その後のライヴでグレッグとともにリードヴォーカルをとっている。
評判[編集]
専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
Allmusic | [2] |
『ネクスト』は、Allmusicで5中2の評価となった。スティーヴン・トーマス・アールワインは、「スティーヴ・ペリーのような影響力のあるリードヴォーカリストがいないこのグループは、中心やポップセンス、ストレートな挑戦に欠けており、結果としてかなり劣ったポップ/ロックになっている」と述べた[2]。しかし、多くの初期ジャーニーファンらは、当時のバンドメンバーは、ポップシーンにつけ込まず、より純粋な反響のあるひと味違うジャーニーであると考えている。
収録曲[編集]
- スペースマン - "Spaceman" - 4:01(エインズレー・ダンバー、グレッグ・ローリー)
- ピープル - "People" - 5:21(ダンバー、ローリー、ニール・ショーン)
- アイ・ウッド・ファインド・ユー - "I Would Find You" - 5:54(テナ・オースティン、ショーン)
- ヒアー・ウィ・アー - "Here We Are" - 4:18(ローリー)
- ハスラー - "Hustler" - 3:16(ダンバー、ローリー)
- 果てしなき挑戦 - "Next" - 5:28(ハイディ・コッジェル、ダンバー、ローリー)
- ニッケル・アンド・ダイム - "Nickel and Dime" - 4:13(ローリー、ショーン、ジョージ・ティックナー、ロス・ヴァロリー)
- カーマ - "Karma" - 5:07(ダンバー、ローリー、ショーン)
担当[編集]
バンド・メンバー[編集]
- グレッグ・ローリー - キーボード、リードヴォーカル、プロデューサー
- ニール・ショーン - アコースティックギター、エレクトリックギター、リードヴォーカル、プロデューサー
- ロス・ヴァロリー - ベースギター、バッキングヴォーカル、プロデューサー
- エインズレー・ダンバー - ドラム、パーカッション、プロデューサー
アディショナル・メンバー[編集]
- Smiggy - エンジニア、ミキシング
- ブルース・ボトニック - マスタリング
- ハービー・ハーバート - ディレクター
- ブルース・スタインバーグ - アートダイレクション、デザイン、フォトグラフィー、カバーデザイン
- エリー・オバージル - デザイン
- マンスフィールド - スリーヴアート
出典[編集]
- ^ Next results from Billboard Pop Albums chart - オールミュージック
- ^ a b Erlewine, Stephen Thomas. “Journey Next review”. Allmusic. Rovi Corporation. 2013年6月30日閲覧。