ニール・ドグラース・タイソン
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ニール・ドグラース・タイソン | |
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生誕 |
1958年10月5日(66歳) アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン[1] |
居住 | アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン |
国籍 | アメリカ合衆国 |
研究分野 | 天体物理学 |
研究機関 | ヘイデン・プラネタリウム、惑星協会 |
出身校 |
ハーバード大学 (A.B.) テキサス大学オースティン校 (M.A.) コロンビア大学 (M.Phil., Ph.D.) |
影響を 受けた人物 | アイザック・ニュートン、カール・セーガン、リチャード・ファインマン, アルベルト・アインシュタイン |
主な受賞歴 |
NASA Distinguished Public Service Medal Klopsteg Memorial Award (2007) |
プロジェクト:人物伝 |
ニール・ドグラース・タイソン(Neil deGrasse Tyson、1958年10月5日 - )は、アメリカの天体物理学者、作家、俳優である。
概要
[編集]2000年にはヘイデン・プラネタリウムの館長として館の改修に携わった。太陽系の仲間を紹介するコーナーでは、地球型惑星、小惑星帯、木星型惑星、カイパーベルト、オールトの雲など、共通項を持つ天体をグループごとに分けて展示した。その際、冥王星が他の8つの惑星と違う扱いを受けて展示されたことが、公開から1年近く経過した2001年1月にニューヨーク・タイムズによってセンセーショナルに採り上げられたことにより、全米で物議を醸した。
2014年、2020年に放映されたドキュメント番組『コスモス:時空と宇宙』『コスモス:いくつもの世界』では番組のホストを務めた。
出演
[編集]年 | 邦題/原題 | 役割 | 備考 |
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2006–2011 | Nova ScienceNow | 司会 | 連続テレビ番組 |
2010 | NOVA | 司会 | エピソード:「The Pluto Files」 |
2012 | The Inexplicable Universe: Unsolved Mysteries | 本人 | The Great Coursesの6部構成の講義シリーズ[2] |
2014 | コスモス:時空と宇宙 Cosmos: A Spacetime Odyssey |
司会 | ドキュメンタリー |
2015– | スター・トーク StarTalk |
司会 | 連続テレビ番組 |
2016 | Food Evolution | ナレーター | ドキュメンタリー |
2018 | シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX The Last Sharknado: It's About Time |
マーリン | テレビ映画 |
2020 | コスモス:いくつもの世界 Cosmos: Possible Worlds |
司会 | ドキュメンタリー |
その他
[編集]年 | 邦題/原題 | 役割 | 備考 |
---|---|---|---|
2008 | スターゲイト アトランティス Stargate Atlantis |
本人 | エピソード: "Brain Storm" [3] |
2010 2018 |
ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則 The Big Bang Theory |
本人 | 2エピソード: 「The Apology Insufficiency」 「The Conjugal Configuration」 |
2012 | Martha Speaks | 本人 | エピソード:「Eyes on the Skies」 |
2014 | 怪奇ゾーン グラビティフォールズ Gravity Falls |
Waddles the pig | エピソード:「Little Gift Shop of Horrors」[4] |
2015 | ブルックリン・ナイン-ナイン Brooklyn Nine-Nine |
本人 | エピソード: "The Swedes" [5] |
2016 | ファミリー・ガイ Family Guy |
本人 | エピソード:「Scammed Yankees」 |
2016 | バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 Batman v Superman: Dawn of Justice |
本人 | スーパーヒーロー映画 |
2016 | Lazer Team | 本人 | コメディー映画 |
2016 | アイス・エイジ5/止めろ! 惑星大衝突 Ice Age: Collision Course |
ニール・ドバック・イタチ | アニメ映画 |
2016 | ズーランダー NO.2 Zoolander 2 |
本人 | コメディー映画 |
2016 | BoJack Horseman | プラネタリウムナレーター | エピソード:「That's Too Much, Man!」 |
2016 | 100 オトナになったらできないこと 100 Things to Do Before High School |
本人 | エピソード:「アイドルに会いたい」 |
2016 | 電脳ムシオヤジ Future-Worm! |
本人 | エピソード:「Long Live Captain Cakerz!」 |
2016 | The Jim Gaffigan Show | 本人 | エピソード:「Jim at the Museum」 |
2016 | レギュラーSHOW〜コリない2人〜 Regular Show |
本人 | エピソード:「Terror Tales of The Park VI」 |
2016 | Mars (2016 TV series) | 本人 | ミニTVシリーズ |
2017 | ザ・シンプソンズ The Simpsons |
本人 | エピソード:「Caper Chase」 |
2017 | Futurama: Worlds of Tomorrow | 本人 | モバイルアプリゲーム |
2017 | Super Science Friends | 本人 | Webシリーズ;エピソード3 |
2019 | Scooby-Doo and Guess Who? | 本人 |
受賞歴
[編集]- 2004年 - NASA Distinguished Public Service Medal
- 2007年 - Klopsteg Memorial Award
- 2009年 - アイザック・アシモフ賞 (American Humanist Association)
- 2015年 - 米国科学アカデミーより公共福祉メダル
栄誉
[編集]- 2001年 - 小惑星(13123) がタイソンと命名される[6]。
著書
[編集]- Death by Black Hole: And Other Cosmic Quandaries 吉田三知世 訳『ブラックホールで死んでみる - タイソン博士の説き語り宇宙論』早川書房、2008年10月23日。ISBN 978-4152089731。
- The Pluto Files: The Rise and Fall of America's Favorite Planet 吉田三知世 訳『かくして冥王星は降格された - 太陽系第9番惑星をめぐる大論争のすべて』早川書房、2009年8月。ISBN 978-4152090645。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ The Science Foundation (January 1, 2011). “Neil deGrasse Tyson - Called by the Universe”. YouTube. February 9, 2012閲覧。
- ^ “The Inexplicable Universe: Unsolved Mysteries”. Thegreatcourses.com. March 12, 2014閲覧。
- ^ “Neil deGrasse Tyson”. IMDb. January 27, 2016閲覧。
- ^ Joseph C. Lin. “First Look Of Neil deGrasse Tyson Voicing A Pig In Gravity Falls”
- ^ “Neil deGrasse Tyson will tutor Chelsea Peretti on 'Brooklyn Nine-Nine”. Mashable. December 7, 2015閲覧。
- ^ “13123 Tyson (1994 KA)”. JPL Small-Body Database Browser. ジェット推進研究所 (2013年3月29日). 2015年2月6日閲覧。