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ニール・ドグラース・タイソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニール・ドグラース・タイソン
2009年7月、ワシントンの国立航空宇宙博物館でのアポロ11号40周年記念式典でホストを務めるタイソン
生誕 (1958-10-05) 1958年10月5日(66歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン[1]
居住 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
研究分野 天体物理学
研究機関 ヘイデン・プラネタリウム惑星協会
出身校 ハーバード大学 (A.B.)
テキサス大学オースティン校 (M.A.)
コロンビア大学 (M.Phil., Ph.D.)
影響を
受けた人物
アイザック・ニュートンカール・セーガンリチャード・ファインマン, アルベルト・アインシュタイン
主な受賞歴 NASA Distinguished Public Service Medal
Klopsteg Memorial Award (2007)
プロジェクト:人物伝
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ニール・ドグラース・タイソン(Neil deGrasse Tyson、1958年10月5日 - )は、アメリカ天体物理学者作家俳優である。

概要

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2000年にはヘイデン・プラネタリウムの館長として館の改修に携わった。太陽系の仲間を紹介するコーナーでは、地球型惑星小惑星帯木星型惑星カイパーベルトオールトの雲など、共通項を持つ天体をグループごとに分けて展示した。その際、冥王星が他の8つの惑星と違う扱いを受けて展示されたことが、公開から1年近く経過した2001年1月にニューヨーク・タイムズによってセンセーショナルに採り上げられたことにより、全米で物議を醸した。

2014年、2020年に放映されたドキュメント番組『コスモス:時空と宇宙』『コスモス:いくつもの世界』では番組のホストを務めた。

出演

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邦題/原題 役割 備考
2006–2011 Nova ScienceNow 司会 連続テレビ番組
2010 NOVA 司会 エピソード:「The Pluto Files」
2012 The Inexplicable Universe: Unsolved Mysteries 本人 The Great Coursesの6部構成の講義シリーズ[2]
2014 コスモス:時空と宇宙
Cosmos: A Spacetime Odyssey
司会 ドキュメンタリー
2015– スター・トーク
StarTalk
司会 連続テレビ番組
2016 Food Evolution ナレーター ドキュメンタリー
2018 シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX
The Last Sharknado: It's About Time
マーリン テレビ映画
2020 コスモス:いくつもの世界
Cosmos: Possible Worlds
司会 ドキュメンタリー

その他

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邦題/原題 役割 備考
2008 スターゲイト アトランティス
Stargate Atlantis
本人 エピソード: "Brain Storm" [3]
2010
2018
ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則
The Big Bang Theory
本人 2エピソード:
「The Apology Insufficiency」
「The Conjugal Configuration」
2012 Martha Speaks 本人 エピソード:「Eyes on the Skies」
2014 怪奇ゾーン グラビティフォールズ
Gravity Falls
Waddles the pig エピソード:「Little Gift Shop of Horrors」[4]
2015 ブルックリン・ナイン-ナイン
Brooklyn Nine-Nine
本人 エピソード: "The Swedes" [5]
2016 ファミリー・ガイ
Family Guy
本人 エピソード:「Scammed Yankees」
2016 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
Batman v Superman: Dawn of Justice
本人 スーパーヒーロー映画
2016 Lazer Team 本人 コメディー映画
2016 アイス・エイジ5/止めろ! 惑星大衝突
Ice Age: Collision Course
ニール・ドバック・イタチ アニメ映画
2016 ズーランダー NO.2
Zoolander 2
本人 コメディー映画
2016 BoJack Horseman プラネタリウムナレーター エピソード:「That's Too Much, Man!」
2016 100 オトナになったらできないこと
100 Things to Do Before High School
本人 エピソード:「アイドルに会いたい」
2016 電脳ムシオヤジ
Future-Worm!
本人 エピソード:「Long Live Captain Cakerz!」
2016 The Jim Gaffigan Show 本人 エピソード:「Jim at the Museum」
2016 レギュラーSHOW〜コリない2人〜
Regular Show
本人 エピソード:「Terror Tales of The Park VI」
2016 Mars (2016 TV series) 本人 ミニTVシリーズ
2017 ザ・シンプソンズ
The Simpsons
本人 エピソード:「Caper Chase」
2017 Futurama: Worlds of Tomorrow 本人 モバイルアプリゲーム
2017 Super Science Friends 本人 Webシリーズ;エピソード3
2019 Scooby-Doo and Guess Who? 本人

受賞歴

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栄誉

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  • 2001年 - 小惑星(13123) がタイソンと命名される[6]

著書

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  • Death by Black Hole: And Other Cosmic Quandaries 吉田三知世 訳『ブラックホールで死んでみる - タイソン博士の説き語り宇宙論』早川書房、2008年10月23日。ISBN 978-4152089731 
  • The Pluto Files: The Rise and Fall of America's Favorite Planet 吉田三知世 訳『かくして冥王星は降格された - 太陽系第9番惑星をめぐる大論争のすべて』早川書房、2009年8月。ISBN 978-4152090645 

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ The Science Foundation (January 1, 2011). “Neil deGrasse Tyson - Called by the Universe”. YouTube. February 9, 2012閲覧。
  2. ^ The Inexplicable Universe: Unsolved Mysteries”. Thegreatcourses.com. March 12, 2014閲覧。
  3. ^ Neil deGrasse Tyson”. IMDb. January 27, 2016閲覧。
  4. ^ Joseph C. Lin. “First Look Of Neil deGrasse Tyson Voicing A Pig In Gravity Falls”. http://time.com/3432721/neil-degrasse-tyson-gravity-falls-pig 
  5. ^ Neil deGrasse Tyson will tutor Chelsea Peretti on 'Brooklyn Nine-Nine”. Mashable. December 7, 2015閲覧。
  6. ^ 13123 Tyson (1994 KA)”. JPL Small-Body Database Browser. ジェット推進研究所 (2013年3月29日). 2015年2月6日閲覧。