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トーキョー・メニュー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『Tokyo Menu』
長山洋子カバー・アルバム
リリース
ジャンル ポップ・ミュージック
ユーロビート
レーベル ビクター音楽産業
チャート最高順位
長山洋子 アルバム 年表
ニューヨーコ・タイムス
(1988年)
トーキョー・メニュー
(1988年)
F-1
(1988年)
『Tokyo Menu』収録のシングル
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Tokyo Menu』 (トーキョー・メニュー)は、日本歌手長山洋子のアイドル歌手活動時に発売された2枚目の洋楽カバー・アルバム。発売日は1988年3月9日。規格品番はCD:VDR-1488,CT:VCH-10424[2]

概要

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1987年2月発売の『ヴィーナス』に続く1年ぶりの洋楽カバー・アルバム第2弾。

先行シングルの「反逆のヒーロー」が収録されたほか、カバー・ガールズShow Me」、スティングEnglishman in New York」、Bee Gees「You Win Again」のカバーなどを含む全9曲が収録(内2曲は過去アルバムからの再収録)されている。

M-1からM-5までと、M-7からM-9までは曲間が途切れることなく続くノン・ストップによる編集がなされている[3]

本アルバムでは各曲がつながったヴァージョンで収録されていたが、2009年に発売された初のボックス・セット25th ANNIVERSARY YOKO NAGAYAMA IDOL COMPLETE BOX〜LEGEND of VENUS〜』には、本アルバムには収録されていないアウトロ部分まである独立ヴァージョン(M-2からM-4)、SEが入っていない独立ヴァージョン(M-7)が初収録された。

ジャケット写真では長山がCDとカセット・テープがサンドされたハンバーガーを食べようとしてる写真であるが、本作は写真にはないレコード盤のみ未発売となった(前作『ニューヨーコ・タイムス』、次作『F-1』はレコードも発売されている)

収録曲

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CD

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  1. 反逆のヒーロー I Don't Want to be a Hero
    作詞・作曲:Clark Datchler
    日本語詞:篠原仁志 / 編曲:小林信吾
    • 12枚目のシングルA面曲。イギリスのバンド、ジョニー・ヘイツ・ジャズ(Johnny Hates Jazz)が1987年に発表したシングル「I Don't Want to be a Hero」の日本語詞カヴァー[4]
    • 未表記であるが、フェードアウトするシングル・ヴァージョンとは違いアウトロまであるエンディング有ヴァージョンである(但し次曲「ショウ・ミー」とクロス・フェードし、1曲として独立していない)。独立したアウトロまであるヴァージョン「反逆のヒーロー(エンディング有バージョン)」はボックス・セット『25th ANNIVERSARY YOKO NAGAYAMA IDOL COMPLETE BOX〜LEGEND of VENUS〜』収録予定曲として告知されたが、未収録となった。
  2. ショウ・ミー Show Me
    作詞・作曲:A.Tripoli, T.Moran, A.Cabrera, B.Khozouri
    日本語詞:篠原仁志 / 編曲:鷺巣詩郎
    • ニューヨークを拠点に活躍した女性グループ、カバー・ガールズ(The Cover Girls)が1987年に発表した同名のデビュー・シングルの日本語詞カヴァー[5]
  3. トーイ・ボーイ Toy Boy
    作詞・作曲:Stock, Aitken, Waterman
    日本語詞:谷穂ちろる / 編曲:鷺巣詩郎
  4. ふたりの世界 I Think We're Alone Now
    作詞・作曲:Ritchie Cordell
    日本語詞:谷穂ちろる / 編曲:鷺巣詩郎
  5. ギヴ・ミー・アップ Give Me Up
    作詞・作曲:Mario Nigro, Pierre Nigro, M. de San Antonio
    日本語詞:さかたかずこ / 編曲:鷺巣詩郎
  6. ニュー・デイ・フォー・ユー New Day For You
    作詞・作曲:Basia Trzetrzelewska, Danny White, Peter Ross
    日本語詞:森田由美 / 編曲:井上ヨシマサ
  7. イングリッシュマン・イン・ニューヨーク Englishman in New York
    作詞・作曲:Sting
    日本語詞:南海子 / 編曲:井上ヨシマサ
  8. ドミノ Domino
    作詞・作曲:Robbie Nevil, Dick Eastman, Bobby Hart
    日本語詞:さかたかずこ / 編曲:松本晃彦
    • アメリカの男性シンガーソングライター、ロビー・ネビル(Robbie Nevil)が1986年に発表したファースト・アルバム収録曲で後にシングルカットされた「Dominoes」の日本語詞カヴァー。
    • アルバム『オンディーヌ』に収録された楽曲を再収録[12]。基本的に同一ヴァージョンであるが再収録にあたり、イントロに前曲「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」と曲間をつなぐため、ヘリコプターのSEが被せられ、アウトロはフェードアウトする前のサビ途中で突如カットアウトし、次曲へつながる。
  9. ユー・ウィン・アゲイン You Win Again
    作詞・作曲:Barry, Robin, & Maurice Gibb
    日本語詞:篠原仁志 / 編曲:井上ヨシマサ
    • 1960年代前半よりオーストラリアアメリカで活躍した男性ボーカルグループ、ビージーズ(Bee Gees)が1987年に発表したアルバム『E.S.P.』収録曲で、後にシングルカットされた「You Win Again」の日本語詞カヴァー[13]

カセットテープ

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Side 1

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  1. 反逆のヒーロー I Don't Want to be a Hero
  2. ショウ・ミー Show Me
  3. トーイ・ボーイ Toy Boy
  4. ふたりの世界 I Think We're Alone Now
  5. ギヴ・ミー・アップ Give Me Up

Side 2

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  1. ニュー・デイ・フォー・ユー New Day For You
  2. イングリッシュマン・イン・ニューヨーク Englishman in New York
  3. ドミノ Domino
  4. ユー・ウィン・アゲイン You Win Again

脚注

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出典

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  1. ^ トーキョー・メニュー|長山洋子”. ORICON NEWS. oricon ME. 2023年10月8日閲覧。
  2. ^ Yoko Nagayama – Tokyo Menu”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
  3. ^ Yoko Nagayama – Tokyo Menu (1988, CD)”. Discogs. 2023年10月8日閲覧。
  4. ^ Johnny Hates Jazz – I Don't Want To Be A Hero”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
  5. ^ The Cover Girls – Show Me”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
  6. ^ Sinitta – Toy Boy”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
  7. ^ The Rubinoos – I Think We're Alone Now / As Long As I'm With You”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
  8. ^ ふたりの世界(I Think We're Alone Now)”. 映画スクエア. 2023年10月8日閲覧。
  9. ^ Michael Fortunati – Give Me Up”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
  10. ^ Basia – New Day For You”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
  11. ^ Sting – Englishman In New York”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
  12. ^ Robbie Nevil – Dominoes”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
  13. ^ Bee Gees – You Win Again”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。

外部リンク

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