トーキョー・メニュー
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この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2022年8月) |
『Tokyo Menu』 | ||||
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長山洋子 の カバー・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
ポップ・ミュージック ユーロビート | |||
レーベル | ビクター音楽産業 | |||
チャート最高順位 | ||||
長山洋子 アルバム 年表 | ||||
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『Tokyo Menu』収録のシングル | ||||
『Tokyo Menu』 (トーキョー・メニュー)は、日本の歌手長山洋子のアイドル歌手活動時に発売された2枚目の洋楽カバー・アルバム。発売日は1988年3月9日。規格品番はCD:VDR-1488,CT:VCH-10424[2]。
概要
[編集]1987年2月発売の『ヴィーナス』に続く1年ぶりの洋楽カバー・アルバム第2弾。
先行シングルの「反逆のヒーロー」が収録されたほか、カバー・ガールズ「Show Me」、スティング「Englishman in New York」、Bee Gees「You Win Again」のカバーなどを含む全9曲が収録(内2曲は過去アルバムからの再収録)されている。
M-1からM-5までと、M-7からM-9までは曲間が途切れることなく続くノン・ストップによる編集がなされている[3]。
本アルバムでは各曲がつながったヴァージョンで収録されていたが、2009年に発売された初のボックス・セット『25th ANNIVERSARY YOKO NAGAYAMA IDOL COMPLETE BOX〜LEGEND of VENUS〜』には、本アルバムには収録されていないアウトロ部分まである独立ヴァージョン(M-2からM-4)、SEが入っていない独立ヴァージョン(M-7)が初収録された。
ジャケット写真では長山がCDとカセット・テープがサンドされたハンバーガーを食べようとしてる写真であるが、本作は写真にはないレコード盤のみ未発売となった(前作『ニューヨーコ・タイムス』、次作『F-1』はレコードも発売されている)
収録曲
[編集]CD
[編集]- 反逆のヒーロー I Don't Want to be a Hero
- 作詞・作曲:Clark Datchler
- 日本語詞:篠原仁志 / 編曲:小林信吾
- 12枚目のシングルA面曲。イギリスのバンド、ジョニー・ヘイツ・ジャズ(Johnny Hates Jazz)が1987年に発表したシングル「I Don't Want to be a Hero」の日本語詞カヴァー[4]。
- 未表記であるが、フェードアウトするシングル・ヴァージョンとは違いアウトロまであるエンディング有ヴァージョンである(但し次曲「ショウ・ミー」とクロス・フェードし、1曲として独立していない)。独立したアウトロまであるヴァージョン「反逆のヒーロー(エンディング有バージョン)」はボックス・セット『25th ANNIVERSARY YOKO NAGAYAMA IDOL COMPLETE BOX〜LEGEND of VENUS〜』収録予定曲として告知されたが、未収録となった。
- ショウ・ミー Show Me
- 作詞・作曲:A.Tripoli, T.Moran, A.Cabrera, B.Khozouri
- 日本語詞:篠原仁志 / 編曲:鷺巣詩郎
- ニューヨークを拠点に活躍した女性グループ、カバー・ガールズ(The Cover Girls)が1987年に発表した同名のデビュー・シングルの日本語詞カヴァー[5]。
- トーイ・ボーイ Toy Boy
- 作詞・作曲:Stock, Aitken, Waterman
- 日本語詞:谷穂ちろる / 編曲:鷺巣詩郎
- ふたりの世界 I Think We're Alone Now
- 作詞・作曲:Ritchie Cordell
- 日本語詞:谷穂ちろる / 編曲:鷺巣詩郎
- ギヴ・ミー・アップ Give Me Up
- 作詞・作曲:Mario Nigro, Pierre Nigro, M. de San Antonio
- 日本語詞:さかたかずこ / 編曲:鷺巣詩郎
- イタリア出身の男性シンガーソングライター、マイケル・フォーチュナティ(Michael Fortunati)が1986年にリリースしたデビュー・シングル「Give Me Up」の日本語詞カヴァー。
- アルバム『ヴィーナス』に収録された楽曲を同一ヴァージョンで再収録[9]。
- ニュー・デイ・フォー・ユー New Day For You
- 作詞・作曲:Basia Trzetrzelewska, Danny White, Peter Ross
- 日本語詞:森田由美 / 編曲:井上ヨシマサ
- イングリッシュマン・イン・ニューヨーク Englishman in New York
- 作詞・作曲:Sting
- 日本語詞:南海子 / 編曲:井上ヨシマサ
- イングランド出身の男性シンガーソングライターで俳優のスティング(Sting)が、1987年にリリースしたアルバム『ナッシング・ライク・ザ・サン』(...Nothing Like the Sun) 収録曲で後にシングルカットされた「Englishman in New York」の日本語詞カヴァー[11]。
- ドミノ Domino
- 作詞・作曲:Robbie Nevil, Dick Eastman, Bobby Hart
- 日本語詞:さかたかずこ / 編曲:松本晃彦
- アメリカの男性シンガーソングライター、ロビー・ネビル(Robbie Nevil)が1986年に発表したファースト・アルバム収録曲で後にシングルカットされた「Dominoes」の日本語詞カヴァー。
- アルバム『オンディーヌ』に収録された楽曲を再収録[12]。基本的に同一ヴァージョンであるが再収録にあたり、イントロに前曲「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」と曲間をつなぐため、ヘリコプターのSEが被せられ、アウトロはフェードアウトする前のサビ途中で突如カットアウトし、次曲へつながる。
- ユー・ウィン・アゲイン You Win Again
- 作詞・作曲:Barry, Robin, & Maurice Gibb
- 日本語詞:篠原仁志 / 編曲:井上ヨシマサ
カセットテープ
[編集]Side 1
[編集]- 反逆のヒーロー I Don't Want to be a Hero
- ショウ・ミー Show Me
- トーイ・ボーイ Toy Boy
- ふたりの世界 I Think We're Alone Now
- ギヴ・ミー・アップ Give Me Up
Side 2
[編集]- ニュー・デイ・フォー・ユー New Day For You
- イングリッシュマン・イン・ニューヨーク Englishman in New York
- ドミノ Domino
- ユー・ウィン・アゲイン You Win Again
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “トーキョー・メニュー|長山洋子”. ORICON NEWS. oricon ME. 2023年10月8日閲覧。
- ^ “Yoko Nagayama – Tokyo Menu”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
- ^ “Yoko Nagayama – Tokyo Menu (1988, CD)”. Discogs. 2023年10月8日閲覧。
- ^ “Johnny Hates Jazz – I Don't Want To Be A Hero”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
- ^ “The Cover Girls – Show Me”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
- ^ “Sinitta – Toy Boy”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
- ^ “The Rubinoos – I Think We're Alone Now / As Long As I'm With You”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
- ^ “ふたりの世界(I Think We're Alone Now)”. 映画スクエア. 2023年10月8日閲覧。
- ^ “Michael Fortunati – Give Me Up”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
- ^ “Basia – New Day For You”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
- ^ “Sting – Englishman In New York”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
- ^ “Robbie Nevil – Dominoes”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。
- ^ “Bee Gees – You Win Again”. Discogs. 2022年8月27日閲覧。