タルヤ・ハロネン
タルヤ・ハロネン Tarja Kaarina Halonen | |
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生年月日 | 1943年12月24日(78歳) |
出生地 |
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出身校 | ヘルシンキ大学 |
所属政党 | フィンランド社会民主党 |
配偶者 | ペンッティ・アラヤルヴィ |
サイン |
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在任期間 | 2000年3月1日 - 2012年3月1日 |
タルヤ・カーリナ・ハロネン(Tarja Kaarina Halonen [tɑrjɑ kɑːrinɑ hɑlonen] ( 音声ファイル)、1943年12月24日 - )は、フィンランド共和国の政治家。2000年より12年間、同国初の女性大統領(2期)を務めた。「ムーミンママ」のあだ名がある。
経歴[編集]
- 1968年にヘルシンキ大学を卒業し、法学修士を取得
- 1979年に国会(エドゥスクンタ)議員に初当選。
- 1987年に社会・保健大臣( - 1990年)
- 1990年に法務大臣に就任( - 1991年)
- 1995年に外務大臣に就任( - 2000年、リッポネン内閣)
- 2000年に行われた大統領選挙では社会民主党から立候補し、外務大臣としての実績を生かし、同年2月6日に行われた決選投票の結果、中央党エスコ・アホ前首相を破りフィンランド初の女性大統領となった。
- 2004年10月、来日。
- 2006年1月15日7人が立候補した大統領選挙第1回投票が行われたが、過半数を獲得できず、29日の決選投票でサウリ・ニーニスト(右派、国民連合)を破り再選を決めた。ハロネンは軍事同盟の北大西洋条約機構(NATO)に非加盟を主張していた。
- 2012年3月1日、大統領を退任[1]。
左からフィンランドのマリ・キビニエミ首相、ロシアのドミートリー・メドヴェージェフ首相、ハロネン(2010年7月21日)
アイルランドのメアリー・ロビンソン元大統領と(2012年4月23日)
その他[編集]
- アメリカ合衆国の人気テレビ司会者コナン・オブライエンは、ハロネンに風貌が似ていることをしばしばネタにしている(コナンの番組『レイト・ナイト・ウィズ・コナン・オブライエン』はフィンランド国内でも放送され、非常に人気が高い)。コナンがこのことを番組内でネタにし始めてまもなく、2006年1月にハロネンは大統領に再選された。コナンはあくまでネタとして、番組内でハロネンを支持したが、再選への影響は不明である。その後、コナンがトリノ冬季五輪による番組休止期間中の2006年2月にフィンランドを訪れ、大統領と15分間会談を行った。その際、ハロネンもコナンと似ていることを認め、コナンの子供のためにムーミン人形をプレゼントした。これらの模様も後日(2006年3月10日)『レイト・ナイト〜』の中で放送された[2]。
- 日本では、お笑いコンビのハリセンボンの近藤春菜に似ていることが駐日フィンランド大使館のツイッターで指摘された[3]。2012年11月23日放送の『なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付』で取材を受け[4]、近藤の写真を見せられると「オーストラリアで日本人観光客が私を見て騒いでいたのは彼女のせいね」と答え、ハリセンボンの漫才(2人の片言なフィンランド語で)をビデオで見た後に、近藤へのメッセージとして同じく片言な日本語で「ハルナ、ジャネエヨ!」と近藤の持ちネタのフレーズで応じ、VTRを見た近藤を感動させた。
脚注・出典[編集]
- ^ “フィンランド大統領選、親EU派のニーニスト元財務相が勝利”. ロイター (2012年2月6日). 2018年5月4日閲覧。
- ^ “Conan O'Brien in Finland”. conan-obrien.net (2006年2月16日). 2006年2月16日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年2月13日閲覧。
- ^ finembtokyoのツイート(202626695902150657) 駐日フィンランド大使館 (2012年5月15日). 2016年2月13日閲覧。
- ^ この時のリポーターは小島よしおであったが取材に先立ち、フィンランド外務省職員らは「私たちも前大統領にあったことはありませんし、大統領官邸に行ったこともありません」と説明していた。
外部リンク[編集]
- Tarja Halonen (@tarjahalonen) - Twitter
- フィンランド大統領府によるプロフィール (英語)
- 「同性愛団体の代表経験があるハロネン氏が大統領に当選」
公職 | ||
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先代: マルッティ・アハティサーリ |
![]() 第11代:2000年 - 2012年 |
次代: サウリ・ニーニスト |
先代: パーヴォ・ランタネン |
![]() 1995年 - 2000年 |
次代: エルッキ・トゥオミオヤ |
先代: マッティ・ロウエコスキ |
![]() 1990年 - 1991年 |
次代: ハンネレ・ポッカ |