サウリ・ニーニスト

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サウリ・ヴァイナモ・ニーニスト
Sauli Väinämö Niinistö
Sergio Mattarella and Finnish President Niinistö at the 16th Arraiolos meeting (4) (cropped).jpg
2021年

任期 2012年3月1日

任期 2007年4月24日2011年4月27日

 フィンランド
財務大臣
任期 1996年2月2日2003年4月16日

任期 1995年4月13日2001年8月30日

 フィンランド
法務大臣
任期 1995年4月13日1996年2月1日

出生 (1948-08-24) 1948年8月24日(74歳)
 フィンランドサロ
出身校 トゥルク大学
前職 弁護士
配偶者 マーヤ・リーナ・ニーニスト
イェンニ・ハウキオ
署名 Signature Sauli Niinistö.png

サウリ・ヴァイナモ・ニーニストフィンランド語: Sauli Väinämö Niinistö1948年8月24日 - )は、フィンランド政治家弁護士。第12代フィンランド大統領

経歴[編集]

フィンランド南部サロ出身。郷里のサロで弁護士事務所を開業後、1977年にサロ市議会議員となり、政界入り。1987年にはフィンランド議会議員に当選する。

1994年国民連合党議長に選出され、執行部入りする。1995年パーヴォ・リッポネン内閣の法務大臣として初入閣する。以後、財務大臣副首相などを経て、2006年に国民連合党から大統領選挙英語版に立候補し善戦した。2007年から2011年までフィンランド議会議長を務めた。2012年の大統領選挙英語版に再び立候補し、2012年2月に緑の同盟ペッカ・ハーヴィスト英語版元環境相を決選投票で破り、大統領に当選した。

2009年フィンランドサッカー協会会長に就任した。2016年3月に来日。

2018年1月28日に行われた大統領選挙英語版では62.7%の票を獲得し再選[1]

2019年10月21日に迎賓館赤坂離宮安倍晋三内閣総理大臣と会談を行い、翌22日の即位礼正殿の儀に参列した[2]

家族[編集]

1974年にマーヤ・リーナ・アランコと結婚。2男をもうけたが、マーヤ・リーナは1995年に自動車事故のため急逝した。

寡夫となったニーニストは、閣僚時期に、元ミス・フィンランドで国会議員のタニヤ・カルペラと交際するようになった。2003年に2人は婚約するが、2004年に破局している[3]

2005年、ニーニストはイェンニ・ハウキオ(1977年生)と出会った。彼女は当時国民連合党で働いており、雑誌Nykypäiväのためニーニストにインタビューしていた[4]。2人は後に交際するようになるが、2009年1月3日に結婚するまで関係は公にされなかった[5]。2011年、夫妻はレンヌというボストンテリア犬を飼い始め、以降レンヌはフィンランド・メディアのお気に入りとなった。2018年2月2日、夫妻には長男が誕生した[6]

2011年より緑の同盟代表を務めるヴィッレ・ニーニストの叔父に当たる。

脚注[編集]

外部リンク[編集]

公職
先代
タルヤ・ハロネン
フィンランドの旗 フィンランド共和国大統領
第12代:2012年 -
次代
(現職)
先代
リロ・ヴィーナネン英語版
フィンランドの旗 フィンランド共和国財務大臣
1996年 - 2003年
次代
アンティ・カリオマキ英語版
先代
ペルッティ・サロライネン
フィンランドの旗 フィンランド共和国副首相
1995年 - 2001年
次代
ヴィッレ・イタラ英語版
先代
アンネリ・ヤーテンマキ
フィンランドの旗 フィンランド共和国法務大臣
1995年 - 1996年
次代
カリ・ハカミエス
議会
先代
パーヴォ・リッポネン
フィンランドの旗 フィンランド議会議長
2007年 - 2011年
次代
ベン・ジスコヴィチ英語版
(代行)