スネクマ/チュルボメカ ラルザック

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SNECMA/チュルボメカ ラルザック

ラルザック(Larzac)とは、スネクマチュルボメカ合弁企業であるGRTSによって生産される軍用のターボファンエンジンである。

主な用途はダッソー/ドルニエ アルファジェットである。:

インドで開発されたHAL HJT-36練習機(ただし、アルファジェットが双発機なのに対して、当機は単発機である)の試作型にも搭載されていた。量産型には、より強力なロシアサトゥールン AL-55エンジンのライセンス生産品が採用されている。

仕様[編集]

一般的特性

  • 形式: 軸流式、2軸ターボファン, バイパス式ターボファン バイパス比: 1.13 (04C6), 1.04 (04C20))
  • 全長: 1,187 mm (46.73 in)
  • 直径: 吸気口: 452mm (17.79 in)
  • 乾燥重量: 635.5lb (04C6), 650lb (04C20)

構成要素

  • 圧縮機: 低圧2段、高圧4段
  • タービン: 低圧タービン: 1段, 高圧タービン: 1段

性能

  • 推力: 2,970 lbf (13.2 kN) (04C6), 3,200 lbf (14.2 kN) (04C20)
  • 推力重量比: 4.6:1 (04C60), 4.9:1 (04C20)

出典: [2][3]


脚注[編集]

  1. ^ Larzac 04”. Snecma. 2006年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年1月9日閲覧。
  2. ^ Vectors For September 2003”. 2008年1月9日閲覧。
  3. ^ Combat and training aircraft engines

外部リンク[編集]