ジュリアン・グラック

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ジュリアン・グラック(Julien Gracq、本名:ルイ・ポワリエ1910年7月27日 - 2007年12月22日)は、フランス作家

長く高校教師を務めつつ創作を続け、小説と批評、そしていくつかの詩を著した。アンドレ・ブルトンシュルレアリズムドイツロマン主義ノヴァーリスフリードリヒ・ヘルダーリンの深い影響を受け、幻想的な作風は彼が偏愛を公言したドイツのエルンスト・ユンガーに近いとも言われた。

1951年ゴンクール賞に選定されたが、受賞を拒否した[1]

2007年12月22日アンジェにて97歳で死去した。

作品[編集]

  • 『アルゴールの城にて』 - "Au château d'Argol"(小説、1938)
  • 『陰鬱な美青年』 - "Un beau ténébreux"(小説、1945)
  • 『大いなる自由』 - "Liberté grande"(散文詩集、1946)
  • 『アンドレ・ブルトン、作家の諸相』 - "André Breton, quelques aspects de l'écrivain"(エッセー、1948)
  • 漁夫王フランス語版』 - "Le Roi pêcheur"(戯曲、1948)
  • 『胃袋の文学』 - "La littérature à l'estomac "(パンフレット、1950)
  • 『シルトの岸辺』- "Le Rivage des Syrtes"(小説、1951)
  • 『森のバルコニー』 - "Un balcon en forêt"(小説、1958)
  • 『偏愛の文学』 - "Préférences"(エッセー、1961)
  • 『花文字』 - "Lettrines"(批評、1967)
  • 『半島』 - "La presque d'île"(小説、1970)
  • 『花文字2』 - "Lettrines 2"(批評、1974)
  • 『狭い水路』 - "Les Eaux étroites"(エッセー、1976)
  • 『読みながら書きながら』 - "En lisant en écrivant"(エッセー、1980)
  • 『ひとつの町のかたち』 - "La Forme d'une ville"(エッセー、1985)
  • 『七つの丘のまわりで』 - "Autour des sept collines"(エッセー、1988)
  • 『街道日誌』 - "Carnets du grand chemin"(エッセー、1992)
  • 『インタヴュー』 - "Entretiens"(インタヴュー、2002)

脚注[編集]

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  1. ^ "Julien Gracq, 97, Iconoclastic French Surrealist Writer". ニューヨークタイムズ 2007年12月24日

参考文献[編集]

関連資料[編集]

  • 森川龍志 「ジュリアン・グラック『シルトの岸辺』の地理学」 - 『神話・象徴・文化』(吉田敦彦オーギュスタン・ベルクほか著、篠田知和基編、楽浪書院、2005年8月。全国書誌番号:20863089NCID BA73420849)所収