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天沢退二郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天沢 退二郎あまざわ たいじろう
人物情報
生誕 (1936-07-31) 1936年7月31日
日本の旗 日本東京都
死没 (2023-01-25) 2023年1月25日(86歳没)
国籍 日本の旗 日本
出身校 千葉県立千葉高等学校
東京大学文学部
東京大学大学院人文科学研究科
学問
研究分野 フランス文学
宮沢賢治
研究機関 明治学院大学
学会 宮沢賢治学会
主な受賞歴 高見順賞(1985年)
宮沢賢治賞(2001年)
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天沢 退二郎(あまざわ たいじろう、1936年7月31日[1] - 2023年1月25日)は、日本詩人仏文学者児童文学作家翻訳家宮沢賢治研究者。

東京大学文学部仏文科卒業。明治学院大学文学部フランス文学科教授を経て、同大名誉教授。息子に童夢レースエンジニア天澤天二郎[2]

年譜

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エピソード

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著作

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詩集

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  • 『道道』(舟唄叢書、1957)
  • 『朝の河』(國文社、1961)
  • 『夜中から朝まで』(新芸術社、1963)
  • 『時間錯誤』(思潮社、1966)
  • 『血と野菜』(思潮社、1970)
  • 『取経譚』(山梨シルクセンター出版部、1972)
  • 『譚海』(青土社、1972)
  • 『「評伝オルフェ」の試み』(書肆山田、1973)
  • 『夜々の旅』(河出書房新社、1974)
  • 『Les Invisibles 目に見えぬものたち』(思潮社、1976)
  • 『死者の砦』(書肆山田、1978)
  • 『乙姫様』(青土社、1980)
  • 『帰りなき者たち』(河出書房新社、1981)
  • 『眠りなき者たち』(中央公論社、1982)
  • 『《地獄》にて』(思潮社、1984)
  • 『ノマディスム』(青土社、1988)
  • 『欄外紀行』(思潮社、1991)
  • 『夜の戦い』(思潮社、1995)
  • 『胴乱詩篇』(思潮社、1997)
  • 『悪魔祓いのために』(思潮社、1999)
  • 『幽明偶輪歌』(思潮社、2001)
  • 『御身あるいは奇談紀聞集』(思潮社、2004)
  • 『人間の運命 - 黄変綺草集』(思潮社、2007)
  • 『Avision - 幻夢詩篇 』(書肆山田、2009)
  • 『アリス・アマテラス』(思潮社、2011)
  • 『南天お鶴の狩暮らし』(書肆山田、2013)
  • 『贋作・二都物語』(思潮社、2014)

選詩集

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  • 『天沢退二郎詩集』(思潮社 現代詩文庫、1968)
  • 『天澤退二郎詩集』(青土社、1972)
  • 『新選天沢退二郎詩集』(思潮社 現代詩文庫、1980)
  • 『天沢退二郎集』(「房総文芸選集」あさひふれんど千葉、1991)
  • 『続・天沢退二郎詩集』(思潮社 現代詩文庫、1993)
  • 『続続・天沢退二郎詩集』(思潮社 現代詩文庫、1993)

児童文学

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長編

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  • 『光車よ、まわれ!』(筑摩書房、1973/ちくま文庫、1987/ブッキング、2004/ポプラ文庫、2010)
  • 『《三つの魔法》その一・オレンジ党と黒い釜』(筑摩書房、1978)
  • 『《三つの魔法》その二・魔の沼』(筑摩書房、1982)
  • 『《三つの魔法》その三・オレンジ党、海へ』(筑摩書房、1983)
  • 『《三つの魔法》その四・オレンジ党 最後の歌』(復刊ドットコム、2011)

短編集

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  • 『夢でない夢』(大和書房、1973)
  • 『闇の中のオレンジ』(筑摩書房、1976)
  • 『水族譚 - 動物童話集』(大和書房、1978)
  • 『ねぎ坊主畑の妖精たちの物語』(筑摩書房、1994)

評論・評論集

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  • 『宮沢賢治の彼方へ』(思潮社、1968/ちくま学芸文庫、1993)
  • 『紙の鏡 - 言葉から作品へ作品から言葉へ』(洛神書房、1968)、新版・山梨シルクセンター出版部
  • 『作品行為論を求めて』(田畑書店、1970)
  • 『夢魔の構造 - 作品行為論の展開』(田畑書店、1972)
  • 『《宮澤賢治》論』(筑摩書房、1976)
  • 『フランス詩への招待 - 訳詩と鑑賞』(思潮社、1980)
  • 『幻想の解読』(筑摩書房、1981)
  • 『エッセー・オニリック - アーサー王・ボスコ・銀河鉄道の夜』(思潮社、1985)
  • 『《宮沢賢治》鑑』(筑摩書房、1986)
  • 『《中島みゆき》を求めて』(創樹社、1986/河出文庫、1992)
  • 『詩はどこに住んでいるか』(思潮社、1990)
  • 『丸善ライブラリー 謎解き・風の又三郎』(丸善、1991)
  • 『《宮沢賢治》注』(筑摩書房、1997)
  • 『《宮沢賢治》のさらなる彼方を求めて』(筑摩書房、2009)

共著

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  • 『「銀河鉄道の夜」とは何か 討議』(青土社、1979)
  • 『討議・「銀河鉄道の夜」とは何か 新装改訂版』(青土社、1979)

エッセー集

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  • 『雪から花へ 風俗から作品へ』(思潮社、1980)

編著

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  • 『宮沢賢治研究叢書「春と修羅」研究 1・2』(学藝書林、1975)
  • 『銀河鉄道の夜・風の又三郎・ポラーノの広場』(講談社、1979)
  • 『新編宮澤賢治詩集』(新潮社、1991)
  • 『宮澤賢治ハンドブック』(新書館、1996)
  • 『あまの川 - 宮沢賢治童謡集』(筑摩書房、2001)
  • 『宮沢賢治万華鏡』(新潮社、2001)

共編著

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  • 『校本宮澤賢治全集』(筑摩書房、1973-1977)
  • 『新修宮澤賢治全集』(筑摩書房、1980-1982)
  • 『文庫版宮澤賢治全集』(筑摩書房、1985-1995)
  • 『名詩渉猟 - わが名詩選』(思潮社、2005)
  • 『新校本 宮澤賢治全集』(筑摩書房、1995-2009)
  • 『図説 宮澤賢治』(筑摩書房<ちくま学芸文庫>、2011)

翻訳

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共訳

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百科事典

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  • 世界大百科事典』の項目「円卓物語」「騎士道物語」「宮廷風恋愛」「銀河鉄道の夜」「クレティアン・ド・トロア」「幻想文学」「聖杯文学」「春と修羅」「ブノア・ド・サント・モール」「宮沢賢治」「ランスロ物語」「ワース」の執筆。

脚注

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.441
  2. ^ https://twitter.com/tenjiroamazawa/status/1619550882416427008”. Twitter. 2023年1月30日閲覧。
  3. ^ 「「満州・幻のイーハトーヴ」(東北放送)を聴いて 」宮沢賢治学会イーハトーブセンター会報No.34、2007年
  4. ^ 秋の叙勲・褒章 大西・関大元理事長・学長に旭2、私学人多数受章”. 全私学新聞 (2002年11月3日). 2023年5月19日閲覧。
  5. ^ “詩人・天沢退二郎さんが死去「<地獄>にて」で高見順賞”. 毎日新聞. (2023年1月27日). https://mainichi.jp/articles/20230127/k00/00m/200/365000c 2023年1月27日閲覧。 
  6. ^ 詩人の天沢退二郎さん死去 宮沢賢治研究、バタイユ翻訳 - 共同通信 2023年1月27日
  7. ^ Macintosh、Pippin @、Windows、SONY PlayStation、SEGA SATURNなど各種プラットフォーム向けに発売。第2回AMD Awardにて優秀作品賞を受賞[1]
  8. ^ Macintosh、Windows向けに発売。

関連項目

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