クラッシャブルゾーン

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クラッシャブルゾーンあるいはクランプルゾーンCrumple zone)とは、衝突時に潰れることでそのエネルギーを吸収し、荷物機械などを保護する働きを持つ空間や部分のこと[1]

クラッシャブルゾーンはその仕組み上、あえて潰れやすく造ってある。車両などで万が一の事故時に、衝突部がクラッシャブルゾーンの対象となる部分であれば、その部材が変形することで衝突時のエネルギーを効果的に吸収し、かつ、他の構造材へと伝えて分散する。

単に柔らかくされている訳ではなく、潰れる過程でのエネルギーの消費や、方向と分散の割合が計算されている。自動車などで軽度の衝突による変形をボディー修正(フレーム修正)や板金修理で修復した場合、外観的には元通りに見えても部分的に強度が変わって設計通りに潰れない可能性があるため[2]、例えば、事前に自動車メーカーによって組立られて一体構造となったフロントインナーフェンダーのように、ASSY単位での交換となることもある。

衝突時のエネルギーの大きさによって、クラッシャブルゾーンの変形度合いは変化し、衝突時のエネルギーが増すにつれて変形の度合いも大きくなる。それ以上の過大なエネルギーを受けた場合は、生存空間などの非クラッシャブルゾーンにまで変形が及ぶ。

具体例[編集]

自動車[編集]

など。

鉄道車両[編集]

JR東日本E217系電車
乗務員室の赤で図示した範囲がクラッシャブルゾーン。

など。

右の解説写真で、先頭部(右の青ライン上部付近)が乗務員室サバイバルゾーン、乗務員室扉部(中央の赤ライン上部付近)がクラッシャブルゾーン、客室部(左の青ライン上部付近)が客室サバイバルゾーンとなっている。

機械・道具類[編集]

など。

脚注[編集]

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  1. ^ クラッシャブルゾーンとは - kotobank.jp
  2. ^ 修復の方法により、強度が落ちる場合と高まる場合とがある。
  3. ^ http://www.youtube.com/watch?v=xatio7JupEQ 自動車アセスメント:日産セレナ:オフセット前面衝突試験
  4. ^ 詳しくは日本の鉄道事故 (2000年以降)#函館本線踏切事故を参照。]]
  5. ^ 名称の出典は47NEWS2010年5月17日付JR西、安全性高めた新車両公開 乗客の衝撃半減より。

関連項目[編集]