カッラーラ
カッラーラ Carrara | |
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行政 | |
国 |
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州 |
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県/大都市 | マッサ=カッラーラ |
CAP(郵便番号) | 54033 |
市外局番 | 0585 |
ISTATコード | 045003 |
識別コード | B832 |
分離集落 | #分離集落参照 |
隣接コムーネ | #隣接コムーネ参照 |
公式サイト | リンク |
人口 | |
人口 | 62737 [1] 人 (2017-01-01) |
人口密度 | 880 人/km2 |
文化 | |
住民の呼称 | carraresi |
守護聖人 | San Ceccardo |
祝祭日 | 6月16日 |
地理 | |
座標 | 北緯44度5分0秒 東経10度6分0秒 / 北緯44.08333度 東経10.10000度座標: 北緯44度5分0秒 東経10度6分0秒 / 北緯44.08333度 東経10.10000度 |
標高 | 100 (0 - 1610) [2] m |
面積 | 71.29 [3] km2 |
![]() マッサ=カッラーラ県におけるコムーネの領域 | |
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カッラーラ(イタリア語: Carrara)は、イタリア共和国トスカーナ州マッサ=カッラーラ県にある都市で、その周辺地域を含む人口6万3000人の基礎自治体(コムーネ)。
古来大理石の生産地として知られる。とくにカッラーラ・ビアンコと呼ばれる白大理石で著名であり、ミケランジェロのダビデ像などに用いられている。
名称[編集]
日本語文献では、カラーラ[4]、カルラーラ[5]とカタカナ表記されることもある。
地理[編集]
位置・広がり[編集]
隣接コムーネ[編集]
隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のSPはラ・スペツィア県所属を示す。
歴史[編集]
マッサとは15世紀から19世紀までマッサとカッラーラで公国を構成していた。
経済・産業[編集]
大理石の生産で最も重要な中心で、有名な白大理石はアプアーネ・アルプス近辺から産出する。
古代ローマの神殿やルネッサンス期の彫刻(ミケランジェロのダビデ像)、近年ではロンドンのマーブル・アーチや2007年に完成したアブダビのシェイク・ザーイド・モスクに石材を提供してきた。
分離集落のひとつコロンナータでは、大理石の桶を使用して製造されるラルド・ディ・コロンナータというラルド(豚の背脂の加工品)が名産。
文化[編集]
街の記念碑としては12世紀の大聖堂と現在は「美術アカデミー」なっている16世紀のドゥカーレ宮殿などがある。
スポーツ[編集]
サッカー[編集]
プロサッカークラブであるカッラレーゼ・カルチョが本拠を置く。2017-18シーズンはセリエC(3部リーグ)に属する。
行政[編集]
分離集落[編集]
カッラーラには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。
Codena, Bedizzano, Bergiola, コロンナータ, Miseglia, Torano, Sorgnano, Avenza, Marina di Carrara, Castelpoggio, Fontia, Gragnana, Noceto
姉妹都市[編集]
カッラーラ出身の人物[編集]
- クリスティアーノ・ザネッティ - サッカー選手
- ジョルジョ・キナーリャ - サッカー選手
- ジャンルイジ・ブッフォン - サッカー選手
- フェデリコ・ベルナルデスキ - サッカー選手
ゆかりのある人物[編集]
脚注[編集]
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Total Resident Population on 1st January 2017 by sex and marital status” (英語). 2017年10月20日閲覧。
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Massa-Carrara (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2017年10月22日閲覧。
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Massa-Carrara (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2017年10月22日閲覧。
- ^ 『現代地図帳 2006-2007』二宮書店、2006年、60頁。
- ^ “ジャンルイジ ブッフォン”. 現代外国人名録2012(コトバンク所収). 2017年6月13日閲覧。
外部リンク[編集]
- Town Hall Official Site
- デジタル大辞泉 ほか『カッラーラ』 - コトバンク
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 ほか『カラーラ』 - コトバンク