グラース
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| Grasse | |
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| 行政 | |
| 国 |
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| 地域圏 (Région) | プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏 |
| 県 (département) | アルプ=マリティーム県 |
| 郡 (arrondissement) | Arrondissement of Bourges |
| 小郡 (canton) | 2 |
| INSEEコード | 06069 |
| 郵便番号 | 06130 |
| 市長(任期) |
ジャン=ピエール・ルルー (2008年 - 2014年) |
| 自治体間連合 (fr) | Pôle Azur Provence |
| 人口動態 | |
| 人口 |
市: 49,100人 (2005年) |
| 人口密度 | ?人/km2 |
| 地理 | |
| 座標 | 北緯43度40分00秒 東経6度55分00秒 / 北緯43.6667度 東経6.9167度座標: 北緯43度40分00秒 東経6度55分00秒 / 北緯43.6667度 東経6.9167度 |
| 標高 |
平均:333 m 最低:80 m 最高:1061 m |
| 面積 | 市: 44.44km2 (4 444ha) |
グラース(Grasse)は、フランスの南東部に位置する都市で、アルプ=マリティーム県にある都市である。2019年、ユネスコの世界遺産に登録された。
香水産業
[編集]数々の伝説的な香水が生まれた「香水の都」として知られている。18世紀終わりから香水産業が盛んで、現在ではフランスの香水・香料の2/3がグラースで作られ、年間600億ユーロの売上がある。パリで活躍する調香師の大半はグラース出身といわれる。
シャネルNo.5を開発したエルネスト・ボーは、グラース近郊に家を構え、グラース産のジャスミンとローズ ドゥ メ、合成香料アルデヒドを用い、1921年にN°5を完成させた[1]。No.5は、現在もグラース産のジャスミンとローズ ドゥ メを用いて作られている[2]。そのほか、グラースベルトラン・デュショフール(ジバンシィ、アムアージュ[3]、クリスチャン・ディオールの香水をデザインした人物)、フランソワ・コティ、オリヴィエ・ポルジュなど、多くの調香師を輩出した。
地理
[編集]カンヌ(Cannes)からTER(電車)で約30分、ニース(Nice)からTERで約1時間ほどの距離にある。 町の中心地は駅からおよそ2kmほど登った丘陵地にある。 フランスの連続テレビ映画『美しき花の香り』 (Dans un grand vent de fleurs) の舞台となった。
出身者
[編集]→詳細は「Category:グラース出身の人物」を参照
- シャルル・パスクワ - 政治家、実業家
- オリヴィエ・ピィ - 劇作家、演出家、映画監督、俳優
- ジャン・オノレ・フラゴナール - 画家
- ルイ・ラロック - 地質学者
- ヴァンサン・コジエロ - サッカー選手
- ミシェル・ムートン - レーシングドライバー
- シャルル・ネグレ - 写真家
姉妹都市
[編集]ギャラリー
[編集]-
SNCFグラース駅。鉄道は地中海沿岸を走る。
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香水のモリナール家
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香水の歴史博物館、フラゴナール香水歴史工場。
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オノレ=クレスプ広場。メリーゴーランドが常設されている。
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国際香水博物館(画像左の黄色の建物。)とノートルダム・デュ・ピュイ大聖堂(画像中央)
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旧市街に建つノートルダム・デュ・ピュイ大聖堂。
脚注
[編集]- ^ “N°5と調香師たちのストーリー”. 日本経済新聞 (2021年10月15日). 2025年6月9日閲覧。
- ^ “「N˚5の中には、シャネルのすべてがある」4代目調香師が語る“伝説の香り”の秘密”. 家庭画報.com. 世界文化社 (2021年7月30日). 2025年6月9日閲覧。
- ^ “Parfum-Product интернет-магазин элитной парфюмерии”. www.parfum-product.ru. 2025年2月5日閲覧。
外部リンク
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ウィキトラベルには、グラースに関する旅行ガイドがあります。- Touriste office
- Grasse city council website (in French)
- Grasse 香水の都グラース 世界に誇る香水産業 - Ma Côte d’Azur