エレベータークラブ

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ドイツにおける代表的なエレベータークラブであるアルミニア・ビーレフェルトの成績。約30年間で15回の昇降格を繰り返した。とりわけ、90年代後半からは約10年間での昇降格は7回。

エレベータークラブ(独:Fahrstuhlmannschaft、英:Yo-yo club)とは、主にサッカーにおいて、上部リーグと下部リーグの昇降格を繰り返すクラブを指す表現。ドイツ語では、日本語と同様にFahrstuhl(エレベーター)という語が用いられ、英語ではおもちゃのヨーヨーに喩えられる[1]

概要[編集]

イングランドのサッカーリーグ(プレミアリーグ)では、クリスタル・パレスFCレスター・シティミドルスブラFCサンダーランドAFCウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCなどがその代表格として挙げられる。また、ドイツのサッカーリーグ(ブンデスリーガ)では、アルミニア・ビーレフェルト1.FCニュルンベルク1.FCケルンMSVデュースブルクVfLボーフムなどが、その例とされる。キプロスのアリス・リマソルは1997年から10年連続で昇格と降格を繰り返し、これは世界記録となっている(2012年9月現在)[1]。日本のプロサッカーリーグ(Jリーグ)は、まだ欧州と比べてその歴史が浅いため、10回以上の昇降格を繰り返すようなクラブはない。しかし、徐々に京都サンガF.C.などが、エレベータークラブとしての印象を定着させつつある[1]

Jリーグにおける各クラブの昇降格回数[編集]

2部制が導入された1999年から2017年シーズン開始時点で5度以上の昇降格を経験したクラブのみ掲載。

No. クラブ 合計 J1⇔J2[2] J2⇔JFL・J3[3]
昇格 降格 昇格 降格
1 札幌 8 4 [4]4 0 0
2 京都 7 3 4 0 0
2 湘南 7 3 4 0 0
2 福岡 7 3 4 0 0
5 C大阪 6 3 3 0 0
5 大分 6 2 2 1 1
7 甲府 5 3 2 0 0

脚注[編集]

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  1. ^ a b c No.900 ヨーヨークラブ”. サッカーの話をしよう 大住良之オフィシャルアーカイブサイト (2012年9月26日). 2014年5月12日閲覧。
  2. ^ 1998年までの1カテゴリ時代における、旧JFLからJリーグへの昇格は除く。
  3. ^ 2012年までにおける、JFLからJ2リーグへの昇格は除く。
  4. ^ J1参入決定戦の結果による、旧Jリーグ(現在のJ1に相当)からJ2への降格を含む。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]